Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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バイクの件はどうなったのか??

2012-12-24 13:13:12 | その他
少し前にバイクの件で色々書いておりましたが最近は少しも出て来ませんね~。
気になっていた方も・・・いないかな(笑)
実は本体の方はアイドリングがどうしても決まらないので地元のバイク屋さんに入院させました。
そこでKSR-2のキャブ(マグナムとほとんど同じ物)に交換(勿論パーツの手配は私です)しましたが全く改善されず・・・
ピストンを新品と交換、これは割れやすいサクラピストンと言うヤツが入っていた為に転ばぬ先の杖と言う事です。
まあ2サイクルはピストンスカートの形状で微妙にポートタイミングが変わって来ますのでノーマルに戻す意味も有ったのかもしれませんが・・・それでもダメでして。
残るはエンジンの腰下の継ぎ目かオイルシールからエアを吸っているのではないかと言う事になりまして現在オーバーホールを依頼しております。
ついにエンジン本体を分解する程大げさな物になってしまいました。

でもまだ諦めた訳じゃなく路上復帰を目指して部品を収集しております。
まずはコレです!

マグナム80の標準メーターです。
私のバイクのは敷地内テストをした時にスピードメーターが動かなかったので取り敢えずメーター本体を疑って購入しておきました。
ケーブルも前回入手しておりますので後はギアが壊れていない事を祈るだけ・・・(笑)

そしてタンクコックです。
いくつかガソリンタンクを持っていますがどれもタンクコックが硬く、また少しガソリンが滲んで来ていますので新品を入手しておきました。
古い物をオーバーホールしても良いのですがそれでも新品には叶わないでしょうから・・・。

ただしこの部品ヤフオクで入手しましたが発送元はタイでしてまさしくタイカワサキの物かもしれません。
いまだに新品が有るんですね~。
でも袋をよく見るとメイドイン台湾の文字が・・・この部品はどこで作られているのでしょうか??
後はガソリンが漏れない事を祈るだけです(笑)

新しい試みです

2012-12-24 10:19:34 | Wolf-Ford WR5 1978
本日の山陰は積雪が有りました。
今までにも何度か雪が降って屋根の上が白くなったりしましたが本日は道路に雪が有りまして少し圧雪状態でしてこの冬になってから一番降ったんじゃないでしょうか??
先ほどまでアトリエの入り口付近の雪を片付けていました。
自家用車のアルトはこの冬からガレージのミニのタイヤだけを(アルトとミニはPCDが僅かに違います)付け替えて雪に備えていましたので少し古いタイヤですが新品なので使い古したアルトの物よりも随分グリップが違います。
余談ですアルトはPCDが100mmミニは確か98mmでその違いが僅か2mm!ホイールをアルトに装着する事は出来ますがそのままナットを締め込むとボルトが折れたりナットが緩んだりと危険な事になります。
今までミニの12インチアルミホイールやスチールホイールと軽自動車用のホイールと間違えて装着した例をいくつか見ましたが中古の場合わかり難いですからね~。
ヤフオクとか知人から中古を購入の方は特に気をつけて下さいね~!
簡単な事ですからノギスできちんと計って下さいね(笑)

さてさて、WR-5の方ですが・・・
確かまだ公開していなかったと思いますがプラグのカバーって皆さんはどうしていらっしゃいますか?
そうですDFVエンジンのカムカバーでプラグコードが差し込まれている部分です。
私も今まではアルミパイプをダークグレーに塗ってから差し込んで接着しそのセンターの部分にコードを差し込んでいましたがどうも気に入らなかったんですね。
と言うのもこのキャップは蓋になる部分が小判型の形状をしておりますしコードが入る部分は少しパイプが出っ張った形状が正しいのです。
実物は見た事がないのですがこのカバーの内側はプラグまでパイプ形状の物が伸びていてプラブの頭に差し込まれるはずです。
理由はDFVの場合4バルブでDOHCですからそのプラグはヘッドのかなり深い所に配置しないと燃焼室が深くなり過ぎるはずなのです。
話が少し飛躍しましたが
この小判型のキャップを少し前から再現したくてエッチングを何種類か作っておりました。
一つは中央部のコードの差し込み部分を0.2mmの板でまわりをエッチングのハーフで表現したものです。しかしこの方法ですと0.1mmの段差は部品が小さな事も有って塗料の厚みで存在感のない物になってしまいました。
今回作った物は小判型のカバーのみ厚さが0.2mmのエッチングで再現し穴に外径が0.6mmのパイプを差し込んでハンダ付けして丁寧に削り合わせると言う物です。

中央のパイプはランナーに留めたままハンダ付けをして接合後に切り離しております。
先に取り外してしまうと整形は楽ですがカバーとパイプの垂直が奇麗に決まりません。

この後に0.6mmパイプの穴を0.4mmに拡大しておきます。
これはこの部品に塗装をした後でコードを通す為に余裕を持った寸法にしたかったからです。
私が使っている真鍮パイプは内径が0.2mm外径が0.6mmでその上にサイズは内径0.4mmと外径0.8mmになりますのでもうワンサイズ大きな物を使えば内径0.4mmの穴はそのままで使えるので楽になりそうですが外径が0.8mmと大きくなりますのでスケール感の問題からその方法は使えないのです。
整形した物をエンジンに乗せてみました・・・。

8個同じ物を作って塗装致します、塗装は細かなペーパーでなるべく傷を付けない様に研磨してウレタンサフを省略致します。
強度の点からはウレタンサフが有った方が良いのですが細かなディティールがぽってりとしてしまいますのでこの部分はプライマー(ミッチャクロン)の下塗りとラッッカー系のダークグレーでゴムの質感を出したいと思います。