Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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この隙を狙ってLF-Aですね

2012-12-10 18:38:56 | LEXUS LF-A 1/18 No1
先日実車の天井の色に付いて写真を送って頂く様にお願いをしておりましたらわざわざ現物の所に行って写真を撮って送って下さいました。大変お手間をかけて申し訳有りませんでした。
せっかく実車と同じ様に塗るのですから天井を想像で塗る訳にはいきません・・・お忙しいのにご無理をお願いしてしまいました。
資料が揃いましたのでここはクリスマス頃を目処に進めてゆきましょう。

まず床のカーペットですがこのカーペットはミニカー純正では赤い起毛の塗装!?が施されていましてどうもそのままでは巧く塗れそうにないのです、しかし全部剥がしてから塗るのはこれもまた大変ですしせっかくの起毛した質感が無くなってしまいます。
そこで何とか赤の色を生かしたまま実車に近づける方法を模索致しました・・・まあそんなに対した事じゃないですが・・・。
赤のカーペットにウレタンのオレンジをシンナーで薄めて遠くから塗ってみました、オレンジと赤の中間くらいになりました。

実車画像では一番濃いオレンジ色はシート、次がリアのクォーターの内装や天井で足元のカーペットは起毛のせいも有り一番薄く見えるのです。
まだ現行の色では濃過ぎますね~。
そこでホワイトにイエローを混ぜたクリーム色を同じ様に塗ってみました。
今度はなかなか良い感じになりました。起毛の質感も申し分有りません。

内装の一部と組み合わせて確認致しましたがなかなか良い質感ですね。

床のカーペットより内装が濃く見えます。
なかなか良い感じですね。
サンバイザーもフラットブラックでは無くオレンジ色である事がわかりました、ただ色は天井のオレンジよりも少し濃い感じですので天井の色に少しオレンジを足して濃くした物に致しました。
細かな事ですがパネルごとに少しずつトーンや艶を変えて塗っています。

ダッシュボードはサフによる確認が終了しましたのでカーボンデカールに備えてグロスブラックを塗っています。
明日はWR-5のウレタンが硬化するまでにカーボンデカールを貼ることが出来ますね。

デカールの修正を行なっています

2012-12-10 17:47:07 | Wolf-Ford WR5 1978
本日の山陰もまた寒い一日になりました。
夕方にはまた中庭の一面が白くなっています、天気予報によると明日もまだ寒気が流れ込んで来る様でして寒い日が続きそうですね。

本日の制作はタイトルにも有りますがデカールの修正を行なっています。
大きさやバランスが良くない物の大きさを変更しています、昨日の最後の画像を思い出して頂くと良いのですがコクピットサイドのドライバーネームが少し上下方向に大きくて最大限許容出来る部分までずらしても上側の出角か下側の入り角にかかってしまいます。
今回運が悪いのは「J』の文字が結構下側に飛び出してしまう事でして他の名前なら大丈夫かもしれませんが・・・そう言う訳にもいかないでしょう(笑)
また国旗の前のウィルターウルフの文字は少し小さかったので8%程大きく致しました。
バランスを考えると5%じゃまだ小さいですし10%では少々大きくなってしまいます、かなり微妙ですね。
ボディが少し汚れているのはデカールを糊を拭き取っていなかったからです、この後拭き取りましたのでご安心ください(笑)

KONIのダンパーのデカールはやはり線が細すぎまして見え難いのでキットのデカールのダンパーの下半分を切ってリタッチ致します。
かなり細かな作業ですのでご来店無い午前中の仕事にはもってこいですね。

デカールの修正が終わりましたので乾燥機で乾燥させます。
最低限一晩はこのまま乾燥させておきます、上にクリアーを塗りますので水分が残っているとデカールが膨れる事が有ります。
デカールにトラブルが多い方は乾燥を疑ってみると良いかもしれませんね。

デカールが乾くまで時間が空いてしまいますが仕事で制作をする場合に空き時間を有効に使わなければなりませんね。
こんな時はタイヤの仕上げを行なってしまいます。
タイヤはウィリアムズとWR-5のキットの物が有りますがタイヤのサイドウォールをテンプレートで仕上げたいので何も印刷の無いWR-5のタイヤを使用します。
まずはドレッド面の皮むきです、中央にパーティングラインが有りますので簡易旋盤に取り付けておいて回しながらこの部分を削ってゆきます。
リューターでこれを行ないますと負荷がかかり過ぎてリューターのモーターを傷める恐れが有りますので注意をして下さい。

画像が暗くて良く見えないかもしれませんがこれくらい削れば良いのではないでしょうか?
削る場合は私の場合中性洗剤を数滴垂らした水を準備してペーパーに付けて削っております。
手の力加減も有りますがささくれてしまわない程度に押し付けて下さい。

次はタイヤのマーキングです。
最近のキットにはタイヤレターをタンポ印刷で済ませた物が同梱されている事が多くなりましたね、昔はタイヤのサイドにデカールを貼っていましたが今ではそんな事をすることも無くなってしまいました。
しかしそのどちらの方法も文字の輪郭が余りにもはっきり出過ぎてしまい余り実車通りと言う様な物ではない事も事実です。
そこで最近は私もテンプレートを使ってエアブラシて吹き付ける事にしております。
持っていない字は仕方有りませんがこれですとかなり実車に近い雰囲気が出ます。

テンプレートは半円の物でして丸い物ならいいのですがセンターが出ずになかなか大変なのです、塗って見るとこんな感じになります。

このテンプレートですが当たり外れが有るのをご存知でしょうか?
たまたま私は2セット持っていまして比べてみるとこんな感じです。
下側の物はGOODのOの部分がエッチングの時間が長かったのか真ん中の部分が無くなっています。
それに全体に文字が太い感じがします。
文字の部分がサイドエッチングで穴が大きくなったんですね~。買う時に良く見て買わないといけませんね~?