Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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クリアーを塗りました

2012-09-03 10:55:50 | Heinkelキャビンクルーザー
今日は午前中は晴れていましたが、お昼頃から雲行きが怪しくなりましてつい先ほどから雨が降って来ました。
昨日はニンニクを半分だけ植えましたので丁度良い雨になったかもしれません。
少し前に秋植えのジャガイモを植えましたがまだ芽が出て来ませんのでこれにも雨が必要だったはずですから恵みの雨です。

さて数日前にハインケルキャビンクルーザーはクリアーを塗ってみました。
最近はウレタンクリアーと言えども一度に厚塗りをする事は無くなりました、希釈するシンナーを少し多めにしてミストから始めて調子を見ながら少しずつ何度も塗ります。


少し硬化しましたのでさらに調子を見てみますがホコリも付かずに良い感じに塗れています。
エンジンの冷却用のスリットの部分も潰れずに塗れておりますがその部品の分割ラインが余りにも鮮明に出過ぎている感じが有ります。
どうしようかな~!?
実車では多分ボディパネルをプレスする時にボディ一体でプレスする為にここに分割ラインは無いのです。


中研ぎを入れます。
フロントのドアにも中研ぎを入れました。
特に問題になる事は無い様ですね。


まだクリアーが薄いので沢山研磨すれば下地が出ますから沢山研磨する事は出来ませんが注意深く研磨して塗膜の表面を整えてゆきます。
今まですと最初の一回目のウレタンクリアーを塗る場合は結構厚めに塗っていましたが筋彫り部の塗膜の盛り上がりやこの最初のウレタンクリアーが一発勝負になる様な気がしてどうも面白く有りませんでした。
ですから考え方を変えて塗り方も変えてみました。
但しウレタンクリアーと言えども最小限の膜厚は必要になりますので完成時には全体に同じ厚みで最小限の厚みになる様な塗り方をしたいと考えております。


艶がないと仕上がりがよくわかりませんので薄いクリアーを磨いてみる事に致しました。
まずはイサムのミラノ2Kです


続いて3Mのハード1・・・全て仕上げ時と同じ工程を踏んでおきます。
これで仕上げという事ではないので回り道のたぐいの作業ですが、急がば回れと言うことわざも有ります。
十分に回り道をしておきましょう(笑)



さて、ボディの艶が出た時に例のスリットの継ぎ目がどの程度見えるのか!?と言うのが問題になって来ます。
全然継ぎ目がなくノッペリとすると言うのはちょっと消え過ぎですし僅かにその痕跡が残ると言うのが私の理想なんです。
がしかし、艶が戻るとその僅かなクリアランスさえももっと気になる様になりまして・・・その修正をしてクリアーを塗り直しました。
さてこれでどうかな?