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Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

シートや内装の塗装です

2021-12-12 21:07:05 | 1/18 S15シルビア

本日の山陰は曇りでした、時々晴れ間があありましたが長くは続かず時々雨まで降っていました・・・気温は低めかな〜。

出勤してすぐに白菜の収穫です・・・自宅で食べてみる為に2個だけ収穫ですよ。
しょぼい収穫ですがそんなにいっぱい有っても食べきれません・・・現在4人家族ですからね。
私以外は全員女性だし・・・ちょっと肩身が狭い(笑)

そして昨日の続きでモデルアートのキット、250LMを新入荷商品のお知らせ」にアップロードしました。
価格は前回より2000円安くなりました。
と言うのもバラバラで梱包も十分で無いしインストも無かったので少し安く入手しましたのでその分はお客様に還元致します。
興味の有る方は覗いてみて頂けたらと思います、元々数もそんなに有りませんから収縮の無いメタルキットで新しいキットを手にする最後のチャンスかもしれません・・・。

そして本日は色々なご報告が有りまして・・・
次はメイクアップから新入荷商品が入荷しております。
実は少し前に入荷していましたがなかなかブログに書く余裕が無く(毎日色々有り過ぎますから・・・笑)今日になってしまいました。
ポルシェ911(997)のGT3 RSです
一時期実車のGT3が欲しくて探していた事が有りましたが・・・懐の方と相談しますとダメ!!って答えだったので・・・買いませんでした。
懐の方は996のGT3とかGT2ならお許しが出ていたかもしれませんが、996は水冷になってすぐだったので何かしら問題を抱えていそうだったので止めておいたのです。

で・・・メイクアップから997のGT3が出ると情報が有った時に当店の在庫として注文したのがこちらです。
997のGT3と言いますと一般的にはグリーンやオレンジが一般的なのかもしれませんが、ポルシェはシルバーと言うのがイメージでして50個の限定品でもあるこちらを選んでみました。
勿論ショーケースの上に並んでおりますのでお買い求め頂く事も可能です。

そして昨日は・・・また1/43キットをお譲り頂きました。
全部が大好物のメタルキットでしてで40個程です・・・在庫が増えました(笑)
「もういい加減にしたら」と言う声が関東方面から聞こえます・・・・

さてS15シルビアを進めましょう・・・大好物のメタルキットを大量にお譲り頂いてもゆっくり見ている時間が有りません(笑)

今日は昨日に続いて塗装を進めます。
昨日塗ったサフを少し研ぎましてグロスブラックを塗ります。
シートならフラットブラックでは無いの?とお叱りの声が・・・先ほどの関東方面からの声とか幻聴が多くなった様な気がします。

リアシートは予定通りフラットブラックに近いダークグレーです。
黒いからと言ってフラットブラックに塗りますと床も壁もシートも全部ブラックになってしまいますから質感を考えてここはダークグレーです。

ドアの内装もオットーのミニカーでは一部が派手なオレンジに塗られていまして・・・実車もオレンジ色なのかどうかは未確認ですが、とにかくお客様の車とは違うので塗ります。
まずはダークグレーです。

塗装が乾きましたらダークグレーの部分をマスキングします
さゆうで取手の形状が違うんですね〜
ドライバーのステアリング操作時に当たるからと言う配慮でしょうか?
助手席側はマスキングがちょっとだけ面倒になりますね。

そしてセミグロスブラックを塗ります。
最終的にはクリアーにフラットベースを混ぜた物をエアブラシで塗って艶の調整をして質感を上げて行きます。
少しザラッとした様な艶があるようでない様な・・・「樹脂で出来てます」という感じを狙っています。

塗装が乾いたらマスキングテープを外します。
グレーとブラックの部分の質感の違いがよくわかりますね。
でもまあ開閉モデルではないので完成後には見えないかもしれませんが・・・完全に作り手の自己満足ですね。

次にデカールを作ります。
皆さん良くご存知のレカロシートのヘッドレスト部分に付いているロゴを作ります。
ネットで探せばいくらでもロゴが出て来ますのでダウンロードしてイラストレーターでトレースしましょう。
まずはフォトショップで加工した所です。

WinPCをせっかく立ち上げましたので他のも作ります
これは何でしょう?

印刷しますとこちらです・・・何かわかったら偉いです(笑)

デカールを貼る作業は明日の予定です。
お楽しみにお待ち下さいね。

 


シートのキャストから仮組・・・そしてサフまで

2021-12-11 21:06:01 | 1/18 S15シルビア

本日の山陰は曇りです、途中お昼頃には日が当たっていたみたいですが厨房にいたので恩恵に預かれず・・・(笑)
昨夜は雨が降っていたらしく畑はビショビショで中に入れず、仕方が無いので今日もガレージで耕耘機の修理から始めました。

少し前にヤフオクで買った耕耘機はそれまでに使っていた物と全く同じ機種だったのですがアクセルワイヤーが固着して動かなかったのです。
今まで使っていた耕耘機からアクセルワイヤーを外して付け替えてやっと普通に使える様になりました。
今修理中の古い方の耕耘機にはアクセルワイヤーが無くなってしまったのでJAさんから三菱農機さんに注文を入れてもらって部品を入手しました。

今日はそのアクセルワイヤーを取付けようと言う事になりまして・・・
ワイヤーを取付けましたが肝心のキャブレター側のワイヤーの留め金具が行方不明になっていました・・・
(下の写真は今修理中の物)ワイヤーがつながってないのがわかりますよね!?

下の写真はヤフオクで買った今使っている耕耘機の同じ部分の写真です。
ワイヤーがきちんと取り付けられていますよね〜!!

円筒形の筒の部品の中央の穴にワイヤーを入れて小さな十字ビスでワイヤーの長さを調節しながら固定する様になっています。
無くなった部品は皆さんならどうされますか?
また三菱農機さんに注文しますか?

私は違います
無くなってしまった部品を外しました。
外して修理中の物に取付ける・・・と思った人は間違いなんだな〜。
耕耘機が2台使えなくなるのでそう言うのは修理したって言え無いのです(笑)

私なら同じ部品を自分で作ります。
円筒形の部品は既に完成していますよね・・・右側ね!!
模型と同じなのです
旋盤で真鍮素材を削り出して作れば良いのです・・・旋盤が使えれば容易い事です。

次はフライスを使って横に穴を開けます
きちんと90度に穴を開ける為にフライスを使っています。
おもちゃの様なフライスですが・・・意外と使えます!!

続いてネジキリですが・・・4Mのビスを使っているのですが規格では4Mのビスの山は2種類存在します。
ネジ山の間隔が0.7mmと0.75mmの物なんですね。
私が持っているネジが0.7mmの方だったのでねじ切り用のタップは0.7mmを使います。

それでも心配なのでネジとタップを合わせて確認すればすぐにわかります(笑)
実際に確認しているのが実に素人臭いですよね・・・・

フライスから外して小型バイスに固定しましてネジを切ります。

でビスを同じ長さに切って取付ければ部品の完成です。
この間15分程かな・・・・
部品を注文するよりも早くて安いですよね(笑)
角を面取りしてあるのでワイヤーを入れるのも、本体に取付けるのも楽です。

作った部品は右側です、左側は寸法取りに外して来た部品です。

自分で作った部品を耕耘機に取り付けてみました、ビスが新しいので私の作った部品だと言う事はご理解頂けるでしょう。
エンジンが多少ハンチングしますが・・・(キャブの掃除が必要かもしれません)・・・エンジンもかかって大丈夫そうですね。


まあ作ろうと思えば作れるのです・・・。

さて本業ですね。
本業はまずここからです・・・
モデルアート111のFerrari250LM LM No.21のキットが準備完了です。
箱の中にインストとデカールを追加して外側にラベルを貼付けて完成です。
価格が決まり次第数日中に「新入荷商品のお知らせ」として再登場させます。

全部で21個・・・まるでカーナンバーと合わせた様に見えますね・・・。
シリアルは80番台から90番台が多いので最後の商品である事がわかります。

少し前に作ったシリコン型ですが、分解しています。
型枠を外しますとこんな具合に半透明のシリコンの塊が出て来ます。

後で部品を抜き出す事を考えてどこを切れば良いのか考えながらカットして行きます。
まあシリコンですから部品を抜き出す時は多少変形しますので無理は利きます。
深く考えないと後で困る事になったします・・・(苦笑)

下の写真は原型を全て抜き出した所です。
原型と同じ形状に空洞が出来ているのです

シリコン型の上側の周囲に透明なP.Pテープを貼って壁を作ります。
真空注型装置にいれてから上側にレジンを流し込みます。
そして真空を解除して取り出してから上に残っている余分なレジンを捨てた所ですね。

ここからの作業はレジンが硬化する時に独特のガスを発生させるのでレジン臭いんですよね〜
たまたま、キャストを始めた途端にお客様が3人も入れ替わり立ち替わり・・・
一応換気扇は回しっぱなしにしていますが、申し訳有りません。

20分程で完全に硬化します
硬化したら脱型します
時間が早くて完全硬化前ですと変形して使い物にならない事になってしまいますから焦りは禁物ですね。

シリコンが机に付きますと後でとんでもない事になりますから古新聞を敷いて作業をしています。
気をつけなければならない事が結構有るのですよね〜。

細かな気泡が残ってしまったのでナイフでえぐっておいてからグレージングパテを盛っておきます。
このパテは普通のポリパテと違って流動性が良いので気泡を埋めるには重宝しますね。

今日の午後から時々中断しながらこれだけキャストしました。
2.5台分位はレカロシートの付いた車両が注文有っても大丈夫そうです。

でもね準備しておきますと来ないんだよね・・・注文!(笑)

問題はボディの内側に上手く収まるのか・・・と言う事になりますがドアの内装を仮に組み付けましてシートを納めますと何とかギリギリで収まります。
シートの作り方が良いのかたまたま偶然なのか・・・よくわからないですけどこれで内装の塗装にはいれますね〜。

シートはサフを塗っておきましょう。
使ったサフはウレタンです。

明日は何を進めようか迷うところですが、S15シルビアの内装が一段落しないとまた忘れてしまいそうで怖いですよね(笑)
区切りがつくまで内装を続けます。

 


あ〜雑用が多々ありまして・・・ボディの研磨をしました

2021-12-10 20:59:02 | 1/18 S15シルビア

本日の山陰もよく晴れて良い天気でした、気温は昨日と同じ位か少し高い感じがしましたが・・・何度有ったのかはよくわかりません。
屋外でもそんなに寒く無いので15度くらいかな〜!?

12月になって10日を過ぎました今年も後20日程ですね〜実に早いものです。
皆さん忘年会はしましたか?
私は1回だけです、厨房係がコロナに感染したら冗談では済みませんからね、気をつけています。

でこの時期になりますと年末年始のお休みのスケジュールを決めなければなりません。
本日は朝一番の仕事として店頭に貼っておく案内を作りました。

・・・と思っていたらフランスから荷物が到着です
モデルアート111のFerrari250LMのキットを残り全部購入したのです
当方では既に入荷と共に販売終了したキットです。
全部で21個です

箱の大きさはタメオのキットくらいかな〜
インストとデカール以外は全部入っています。
ロングノーズ仕様のボディでワイヤーホイール仕様なんですよね。
確かデイトナ仕様ではアルミホイール仕様だったような気がするのですが・・・

そして22個目の箱に入っていたのは予備のホイールやエッチング・デカールなどですね。
そして・・・税金の請求書!!
地方消費税とか色々の税金や手数料なんですよね(笑)

インストはどこにも無かったのでデータを送っていただこうか・・・とも思いましたがこのキットは予備を1個持っていますのでそれからコピーして作りましょう。

箱に貼るラベルも無いので元々の箱からスキャンして作りました。
キットは買いましたが自分の名前で売るわけにはゆきませんからね。
あくまでもモデルアート111さんのキットなのでオリジナルは尊重しないといけないのです。

外箱が小さいので箱に貼るラベルは小さく加工して使います。
デカールとインストは箱に同梱することになりますがデカールは湿度に弱いのでビニール袋に入れてからになりますが・・・
湿度を防ぐためにはやはりジップの袋を使った方が良いのかな〜
少し高くつきますが・・・お客様のご自宅での保管を考えますとやはり万全の準備をしておいた方が良いと思いまして買ってきました。

今日は厨房係が比較的暇だったので・・・
こんな雑用が出来ました。

 

続いて本業を始めましょう。
まずはボディの研磨ですね。
1/18となればボディの大きさも結構大きいので塗っていると多少はゴミもつきます。
ゴミの付いた部分だけを研磨します

このままではペーパー傷が残りますからラプロスの8000番で研磨して削り傷を消しましょう

その後は3Mのハード・1で磨きます

ボディの磨きに思わぬ時間がかかってしまいまして・・・まあボディのあちこちに埃がついていますからね。
一つ一つの埃は小さいのですが結局周囲も研磨しますからね、結構面積的には広くなってしまうのです

明日こそはシートのキャスティングをしましょう。


シートのシリコン型を作ります

2021-12-09 21:21:12 | 1/18 S15シルビア

本日の山陰は大変良い天気になりました。
朝はちょっと寒かったけど・・・青い空が一日中続きまして日中は暖かくて過ごしやすかった。
当方は今日からまた新しい一週間が始まるのですがこんなに天気の良い日から始まりますと気持ち良くスタートが切れる様な気がします。

昨日の耕耘機の修理ですがスマホで写真を撮っていたのですが・・・間違えて消去してしまいまして・・・文章だけのブログでわかり難かったかもしれませんね。
それに本当に農機まで修理しているのか・・・!?って思われるかもしれません(笑)
で・・・スマホの方を色々調べていましたら「最近削除した画像」っていう中に保管されている事が判明しました・・・知らんかったわ〜!!
でデータを復活させました。
昨夜わかっていたら昨夜やっていたんですが・・・スマホ初心者な物でカメラと電話位しか使ってないんですよね。

で・・・改めて昨日のを書き直します。
この中央の部分が壊れたベアリングなのです。
左側はエンジンからの駆動用のチェーンが入っているチェーンケースです、このチェーンケースは耕耘用のロータリーを支えている部分にもなります。
こう言う場合は普通ベアリングプーラーを使ってベアリングを外すのですがケースからベアリングまで距離がないのでプーラーの爪が引っ掛からないのです。

なのでこのベアリングをサンダーと呼ばれる手で持って金属を削るグラインダーで切って外しました。
手がグリスだらけになってしまったのでスマホを持つ事が出来ず・・・ここは写真が無いのです(笑)

ベアリングをホルダーにセットして取付けました。
シャフトの周囲のボルトで止まっている部分がベアリングホルダーです
どうやらボールベアリングには向きは無いみたいですね、向きが指定されている場合は文字の書いてある面がどちらになっているのかで向きを類推します。
マニュアルが有ればこんな苦労はしませんが、無い場合は外した部品がどうなっているのかよく観察する事が必要ですね。
他にも注意点が有ります。
このベアリングホルダーですがチェーンケースとの間にパッキンが付けられていません、車だと紙製のパッキンが入っていたりします。
なぜかと言いますと隙間から水分や土が入って中に錆を生じさせるからです。
パッキンが無い場合は液体のガスケットを使います。
シリコン系のコーキングの様なパッキンを当たり面に塗っておきましてそれからボルトを締め付けます。
ベアリングホルダーの上側の入り隅に白い物が見えますね・・・それがシリコン系の液体パッキンです。
最後にオイルシールを取付けます
このオイルシールですがシャフトの周囲の黒い部分がそれでしてこのシャフト部分から水分が入るのを防ぎます。
この部分はシャフトが回転しますので回転部分から水が入るのを防ぐ様に取付けられているのです。
このシールがダメになりますと中のベアリングが壊れます、今回もベアリングがダメになったのはこのシールが傷んだからなのかもしれません。

このシールですが取付ける前はこんな感じになっています。
少し特殊でして内側の金属リングと外側の金属リングの2重構造になっています。
中のオイルが出ない様にするタイプであればこの辺り面に線状の突起が渦巻きの様に付いていまして回る事でオイルが内側に戻る様になっていますがこのタイプではその突起が有りません・・・と言う事はオイルシールに回転方向の指定が無いと言う事ですね。

部品番号は2つ共同じですね
まあ指定が有る場合は部品番号が右と左で変えてある場合が多いのでよくわかります。
今回は念のためにチェックをしておきます。

農機の部品と言えども奥が深いんですよね(笑)
やっとここまで元に戻りました・・・

残るは耕耘用のロータリーの爪の取り付けですが・・・今まで酷使して来ましたので爪が減っているんですよ。
特に下の右側の爪は細く減っておりまして今にも折れそうなんです。
この爪も新しい物を注文して交換しておきましょう。
ベアリングが修理完了してから注文しようと思っていましたので今日は朝一番で農協に行って注文しておきました。
この爪は種類が有りますので外した物を持って行きますと話しが早いですよ(笑)
全部の部品を注文して治らなかったら・・・全部無駄になりますからね〜
自信がなかったので同時に注文しなかったんですよね〜!!

さて今日は前置きが長かったわ〜!!
やっと本業の方のご紹介です・・・。

シルビアの方はシートの整形が終了しましたので今度はその複製に移ります。
と言うのもこのレカロシートが左右に付けられていますので当初は2個とも3Dプリントした物を整形しようかと思っていましたが・・・結構大変でして・・・樹脂は硬くて削り難いし・・・。
1個削って整形して複製を取る事にしました。
何個か作って置けばまた他の方から注文が来た時に対応が早くなりますからね(笑)
でも・・・準備が良い時程注文が来ないのだよね・・・(爆笑!!)

シリコン型用の取り付けの足を付けました。3.0mmのプラ角棒が無かったので2.0mmを2本並べてみました。

ベースになるプラ板に接着しました。
瞬間接着剤ならではの芸当ですね〜(笑)
エポキシで5分間持っていてくれと言われても嫌だな〜。

周囲をプラ板で囲ってテーピングします。
この場合使い回したプラ板は一旦クレオスのシンナーで脱脂しておきましょう。
そのまま使うとテープの粘着が悪いので型枠として機能しなくなりますよ。

そしてシリコンを流します
この画像は真空注型装置の中側なのでガラスに反射して見え難いですが、ご容赦を・・・

シリコンが固まるまで一晩かかりますからそれを待たないと次の作業にかかる事が出来ません。
よって続きは明日ですね。
明日はシートのベースがキャスト出来ると良いな〜。

 


ボディを研いだら・・・

2021-12-07 20:26:57 | 1/18 S15シルビア

本日の山陰は午前中は雲が多いながらも晴れていましたが午後からは雨です。
まあ山陰の冬と言うのはこんな天気ばかりですね。
これで運が悪ければ雪が降ってしまうと言うのが定番の天気なのです。

今日から2日間は定休日なのですが特に予定もないので仕事をしにアトリエに通勤ですね。

朝から仕事ですが途中で隣町の松江市まで塗料を買いに行って来ました。
この所のS木さんのエキゾースト攻撃でクリアー系の塗料やゴールドなどの塗料が軒並み無くなっちゃいました。
やはりラッカー系の塗料じゃないとダメな部分も有りますしね・・・通販も有るのでしょうけど塗料の場合は実際に色を見て買いたいですよね。
明日は模型屋さんもお休み(のはず)ですので今日がチャンスなんです。
近くに模型屋さんが無くなったら通販に頼るしかないですが・・・

さて昨日削ってパテ盛りをしてサフを入れた所まで進んでいたシートです
やはりサフを入れますと凹凸が目立って来ますね。
と言うのも3Dプリントした素材はパテよりも硬い(アクリルか?)のでペーパーで削りますとパテの部分が先に削れてしまう様な傾向が有ります。
まあこれは仕方が無い事なので手加減で調整するしかないのです。
またシコシコと凹凸が無くなる様に削っています。
有る程度柔らかいラインが出ないとね〜シートに座っても痛いでしょうから、なるべく優しいラインで仕上げたい・・・。
有る程度磨いたら・・・何故か座面の右側の一番高い部分に気泡が有るのを発見しました。
最初は削ったパテの粉が入っていて気が付かなかったのですが3Dプリンターが盛り忘れたのでしょうか??
仕方が無いので周囲をナイフでえぐっておいてグレージングパテを入れておきました。

パテを削ればこれで元通りですが1工程余分にかかってしまいました(笑)
なぜグレーギングパテを使ったのか・・・小さな気泡だったしグレージングパテの方が粒が小さくて流動性が良い事、また硬化も早いので勝負が早いのです(笑)
まあもっと早いのは光硬化パテですがこの様な穴状の部分に使いますと光が届き難く硬化不良であとでポロリと外れる事も有るのです。
何度か経験していますので・・・ね。

グレージングパテを出したついでに・・・
サイドブレーキの左側側面の凹みも埋めておきましょう
何故か知らないけど最初からこんな感じで穴が空いています・・・
プラスチックのインジェクションパーツなのに・・・?

まあ組立てたら見えなくなってしまう様な部分ですが・・・実際分解するまで全く気が付かなかったのです。
ここに赤いステッチのデカールを貼りたいので凹みは修理しておく方が良いですね。

そしてボディの研磨に移りましょう。
この作業は地味で見せ場の無い部分なんですね・・・(笑)
2000番のペーパーで水研ぎしています。
今までは空研ぎしていましたが水研ぎの方がペーパーの切削力が長持ちする様な気がしますし、削りカスが舞い上がる事も有りません。
大げさに言えば作業環境や自分の体の事も有りますから水研ぎの方が良いかもしれないですね。

研いだ後水洗いをしまして、次は3Mのコンパウンドのエフ・1で磨きます・・・
が・・・

う〜ん、気になる部分が出て来ました。

コンパウンドを水洗いしまして中性洗剤で洗いまして乾かします。
間が磨き足りない部分が有りましてね、再びペーパーで研磨します。
良くなる事を願ってね・・・

どこがダメなのか・・・
このボディカラーですが実車のタッチアップペイントを塗っていますので色は間違いないのです・・・
ですがなんとも言い難い位メタリック粒が荒いのですよね。
それで全体の雰囲気を損なっている様に見えるのです。
ボディ全体が・・・と言うのでは有りませんが例えば一番よく目立つボンネットです
こんな感じなのです。

かなり荒い感じがしていまして・・・実車の色目とはかなり違う様な気がします。
下は全体で見た所なのですが・・・全体で見ますとそんな感じでも無い様な気もしますね。

なかなか難しいのですが、実車用の塗料を使った場合に結構有るのです。

実車用のメタリックベースが100としたら1/18の模型に塗っているのですから当然ながらメタリックベースが荒く見えますよね。
なので・・・
塗料を一度フィルターで濾します。
本来は塗料に混入しているゴミなどを取る物なのですが・・・
荒いメタリックベースを濾して細かな物だけにしようかと思ったのです。
このフィルターは塗料屋さんで買って来たマイクロストレーナーと言う商品名の物です

メッシュの荒さは色々有るみたいですので実際に濾した物を塗って検証してみる必要が有ると思いますが、今回はこれで濾した塗料を使ってみました。

濾した塗料はこんな感じ・・・と言っても全くわからないかもしれません。

実際に塗ってみないとね塗料の良し悪しは判断がつかないのです。

一応プラ板に塗ってみましたが写真を取り忘れていましたのでご覧頂く事が出来ません・・・。
なのでボディに塗ってみた所の写真です・・・
最初の物と比べますと目が細かな感じがしませんか?
実物を見ますとかなり変わった印象なんですね。
これなら良いですね。

加温して乾燥させて続いてウレタンクリアーを塗りました。
クリアーを塗っても良い感じは変わらないですね。
これなら合格でしょう(笑)

やり直しをしましたが自分が満足した物が出来るはずなのでこれで良しとします。
これで明日は心置きなくオースチンを進められるはずです。