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Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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組立てをしながら次の塗装の準備です

2020-01-22 19:48:57 | Ferrari 312T Monaco GP No.2
本日の山陰は曇りで寒い一日でした。
雨が降る様な事は無かったですが気温は低かったですね。
定休日の二日目ですが今日は厄払いに行って来ました。
余り信心深い方じゃないのですけどね〜
周りが何時行くのかと急き立てるので・・・仕方なく。
本当は面倒なんですけどね(笑)
行ったのは地元では厄払いと言えばここです・・・
清水寺!
あの京都の清水寺と同じ名前なんですね〜関係は全く知りませんが・・・
携帯の写真なのでちょっと暗いですが御勘弁下さい。
少し高い山の上に有りますのでとにかく寒いのです。
同級生は昨年のお正月に皆で参って厄払いをして頂いたのですが私は当日所用がありましてお参りしていなかったのです。

さて本日は312Tのエンジンを組み立てたいですね
どこから組立てるか一瞬迷いましたが・・・
インダクションボックスにファンネルを取付ける所からやってみましょう。
最初に接着剤を付けずに並べてみましたが・・・
どうもファンネルがあちこちを向いてしまいます・・・最初はよくわからなかったのですが
どうもファンネルの挽き物を作った時に微小なバリが付いている様でしてそれが邪魔をしている様です。
ほとんど見えないのですけどね〜??
と言う事で爪楊枝の先に刺しておきまして接着部分をペーパーがけして置きましょう。
斜めに削らなければ何も問題が無いはずです。

全部ペーパーをかけて綺麗にしたらやっと接着します
綺麗に掃除をしてやればこの様に綺麗に向きが揃いますね〜。

次はエンジンのクランクケースの上に付くイグニッションコイルを加工します
普通はプラグコードが中心に差し込まれていますがキットの物には差し込む穴が無いのです
仕方が無いので中央の細い部分を一旦削って落とします
中心に0.6mmの穴を開けましょう

まずは中心の部分にポンチを打ちたいのですがなかなかセンターにピッタリとポンチを打つのは難しいので・・・
旋盤に付けておいて0.5mmのセンタードリルで穴を開けました
それを0.6mmのドリルで拡大してやりましょう

その穴に外径0.6mm内径0.2mmのアルミパイプを差し込んで接着します
とうぜんですが0.2mmではコードを接着して固定出来ないので0.3mmまで拡大してコードを刺し込める様にしておきます
小さな穴が良く見えますよね〜。

次はエンジンではなく・・・メーターですね
メーターはタメオの場合はアルミの挽き物が付属していますがメーターの文字板が付く部分は凹みが無くて平らなんですね〜
ちょっと見た目が良く無いのでピンバイスにメーターの部品をくわえて固定しておきましょう

ピンバイスに固定したメーターの部品を旋盤にピンバイスごと固定します
そしてエンドミルで0.15mm程掘り込んで段を付けておきました
この深さで十分かどうかは?ですが何も無いよりは良いのではないかと思っています。

次はアッパーパネルの点検口の蓋の加工ですね
スーペリアではこの部品は作り直しましたがタメオでは真鍮のエッチング部品で準備されています
プレスする台やプレス用のポンチも有りましてなかなか便利です
ポンチを打つ部分はエッチング板でして余計な部分は変形しない様になっています。

次は点検口ではなくアッパーパネルの本体に加工を施します
と言うのも・・・点検口を開けた時に中身が一枚のエッチング板ではちょっと残念ですからね。
奥行きが出る様にステーをハンダ付けします。

問題は寸法に余裕が無い左後の点検口ですね
1.0mmの角線をハンダ付けする余裕が無いので横側に幅1.0mmの真鍮板をハンダ付けしてこちらで支えようかと言う作戦です

先ほどの真鍮板を避ける為にシャーシの一部を削っておきました
ここはサイドパネルの為に見えなくなりますから穴が空いていても大丈夫ですね


さて明日は塗装からでしょうかね〜
あすも頑張りますよ〜!!


エンジン/ミッションの組立て

2020-01-20 20:13:33 | Ferrari 312T Monaco GP No.2
本日の山陰は曇りでした
途中雨がパラパラしていましたがとても雨が降ったと言えるほどのものではないですね。
今朝はちょっと早めの起床で通院の予定の母を病院に連れて行ってから出勤しました。
起床した時は空が暗かったので時間を間違えたのかとちょっと驚きましたがいつもよりも15分くらいしか早く無いのに何故こんなに空が暗かったんでしょうかね〜??
夕方は少し日が暮れるのが遅くなった様な気がしますが・・・朝は余り日の出が早くなっていない様な気がします。
とは言え病院と出勤の方向が同じなのでこんな場合は助かりますね。
普通の仕事と親孝行が一緒に出来るというのは自営業の特権か?(笑)

さて続いて前置き第二弾です
先日テスタロッッサのウインドウを修理しかけていましたが・・・あれから仕事が忙しく(今でも忙しいですが)そのままになっていました。
部品皿の上にワイパーとFウインドウが乗っているのを見つけて一瞬「何だコレ??」って思ってしまいましたが思い出して接着しておきました。
自分のなので途中で忘れちゃうんですよね〜
ウインドウ関係は外したら早めに付けておかないと室内にゴミが入ったりしますから十分注意が必要なんですよね。
お預かりしている物でこんな事は無いのですけどね・・・自分のはどうしても後回しになってしまいます。
まさに「紺屋の白袴」状態です。

さてここからは本業ですね
今日はエンジンの下側にエキゾーストパイプを取付ける所から始めました
まあこの辺りはインストの順番に沿った作業なのですが大事なのはミッションを付ける前にエキパイを取付けておかないとロアアームの上側に通してありますので後では入らなくなる可能性が大きいですね。

ここにきてインダクションボックスを削っています
ほんの少しだけなんですけどね・・・
このインダクションボックスはタメオの312T2から型取りした物なんですがファンネルの下に有るスロットルプレート部分のエッチングが大きさが違うんです
インダクションボックスの中に収まれば言う事は無いのですが
ほんの僅かに大きくて入らないのです。
スロットルプレートを僅かに削れば良いと思われるかもしれませんがこの上に付くファンネルも上部が開いていますから干渉しますでしょうし・・・ボックスの厚みに余裕が有ればボックスを削っておいた方が良いはずです。

続いてミッションを組立てています
リアのアップライトを付けてアッパーアームを接着します
組立てを進めてゆきますと少しずつですが緻密な感じが出てきまして・・・気分が盛り上がります(笑)

リアのこの部分にリアウイングのステーが付いてオイル等の配管が付くと一層良くなるんですよね〜
次はリアウイングのステーとかを作らなければなりませんね

その前に確認事項が有りました
今でないと出来ない事です
エキパイはエポキシ系の接着剤で取付けてありますので今の状態で半硬化です
この状態でミッションと組み合わせてエキパイの位置関係を確認しておきましょう
仮組では一回組み付けていますけど接着剤が完全硬化してしまいますと調整が出来なくなってしまうからです
何の問題も無く収まりました・・・
さすがに精度がいいですね〜。

エンジン側はディティールが不足している部分が有りましてまだまだ部品を付け足す必要が有ります。
その一つがプラグキャップですね
外径0.8mmのアルミパイプをカットしてプラグキャップを作ります
12個あれば良いのですが予備を含めて15個準備しておきましょう・・・これなら3個くらい飛ばしてしまっても大丈夫そうですね(笑)

プラグキャップはこんな感じで両面テープで貼付けて塗装します
長短色々有りますがエンジンブロックの奥の寸法が余裕が無い物は短い物を使いますし余裕が有れば長い物を使います
後でプラグコードを刺し込みますので長い方が余裕が有って良いのですけどね。

次は同じプラグ関連ですが・・・
デストリビューターのキャップを作ります
キットの物はこんな感じでホワイトメタルの一体整形です
タメオキットのデスビの場合はホワイトメタルのキャストに使うゴム型が新しいうちはピンバイスで穴を開ける事が出来るくらい綺麗に穴の位置がわかるのですが・・・残念ながらコレだと正確な穴を開ける事が出来ません。

よって先日作ったデスキャップをカットして流用します
コレだって作り置をして有るのでカットしただけで使えますが最初から作ろうと思えば半日コースですよね〜(笑)

この角度では見えませんがミッションのアッパーアームの取付け部分の補強等を付けておきました
ミッションはコレで一段落かな〜


明日はウイングステーなどの塗装をして組立てを進めましょう
あ〜そういえば明日は午後から薪をもらいに友人のところに行かなければならなかったですね〜。

一部組立開始しました

2020-01-19 20:24:57 | Ferrari 312T Monaco GP No.2
本日の山陰は曇りでした、午後からは雨の予報でした
案の定午後から少し降ってきました
まあしっとりと濡れる程度ですけどね

今日はまず畑の仕事からですね〜
気になっていたタマネギの肥料をやりました。
今年からタマネギ専用の肥料を使いますので一寸結果が楽しみですね・・・大きな物が出来たら嬉しいですが・・・。
ついでにラッキョウにも同じ肥料をしましたがこちららはほどほどの大きさでお願いしたいものです(笑)
大きいのはお店で使えなくて・・・自宅用になっちゃいます。
終わったのはまだ全体量の1/3くらいですかね〜ニンニク/ラッキョウ/タマネギを合わせたそれ位しか終わっていません。
暖かいので雑草も多いから草を取りながら肥料をしますと時間もかかるのです。

さて本日も本業を進めます。
あ〜厨房係では無いですよ(笑)
さて組立て中のエンジンパーツなど一部の部品の塗装が終わりましたので少しずつ組立てに進みます。
Tameoのキットが凄いのは精度がいいのでボディなどの一部を除いては塗装しながら組立てを出来る部分ですね。
勿論全てがそうでは有りませんが・・・大体一度組んだ事が有る物はどこで苦労したのか覚えていますので大丈夫なんですよ。
今日はまずブレーキディスクを組立てます
この時代の物は大体がスリット付きのベンチレーティッドディスクブレーキになっておりますのでタメオのキットも律儀にエッチングの部品が準備されています
但し部品の組み合わせを間違えるとローターのスリットの向きが変わってしまいますので写真の様にカットしたらひとまとめに積み上げておく事をお勧めします。
私の場合はこの後バリを落としましてハンダ付けで組立てます。
接着剤よりも強力ですし後でディスク面にパッドが当たった傷を入れる時に分解する恐れも無くなりますから。

随分いい加減なやり方だと思われるかもしれませんがリューターに爪楊枝をくわえておきましてそれをディスクの差し込んで回しながらペーパーを当てますとこの様な一定方向の傷が付きます
まあ後で余り見えなくなるかもしれませんが・・・見えた時にはその効果は大きいと・・・信じます(笑)

ドライブシャフトのブーツを塗りました
塗装自体は筆塗り出十分ですが先にミッチャクロンを塗ってラッカーの密着性を上げておきましょう。
ただでさえアルミは剥げ易いですからね〜
この部分のカラーはブラックに少しグレーを混ぜて調色したものですがこの部品に塗りますとブラックにしか見えません・・・これも一種の思い込みなんでしょうね。
塗る前に瓶を開けますとグレーにしか見えないのですけどね〜

塗装が乾きましたら先にブレーキダクトを通しておきましょう
忘れますと分解が大変困難ですからね。
この時点ではまだディスクは接着しておりません
と言うのもキャリパーの隙間に入れてからドライブシャフトを差し込まないと入らなくなるのです・・・
以前に経験済ですね〜(笑)

ミッションに取付けて組立てました
この様になるまでにも組立て順を考えておかないと接着剤が硬化してしまいますともう分解出来なかったりしますからね
まあ仮組はしていますからどの部分に問題が有るのかはしっかり頭の中に入れてあります。

次はエンジンの組立てを進めますがまだ部品が全部準備してなかった事に気が付きました
塗って組立てれば良いという物でもないのです、中には塗ってからデカールを貼ってクリアーコートを必要とする部品も有ります
その一つがこのオイルフィルターですね
オイルフィルターは通常のカートリッジタイプでしてその周囲には注意書きとかメーカーの名前とか入れられています、また水平対向エンジンの場合は真上についていますから完成後にも良く見えます。
なのでここにデカールを貼る様になっています
312Tのタメオキットで心配なのは例の弾きの問題ですね。
幸いにもお客様に送って頂いたキットは古いキットでしてまだ弾きが出る前の時期に作られた物でした。
良かった〜と思うのは束の間です
このデカールは固くてソフターを付けても曲がらないのです・・・(笑)

まあ古いデカールにはよく有る事なのでそんなに驚きませんが・・・
ソフターをアクリルシンナーを水で薄めた物に交換して塗ってやればこの通りで一発で馴染みます。
このソフターを塗った後は触ってはいけません・・・
余り付け過ぎますと溶かしてしまいますからマネされる方は気を付けて・・・あくまでも自己責任でお願いしますよ。

次はシャーシですね
シャーシにはアッパーパネルを仮組する時に瞬間接着剤を使っていますのでこれを解く場合にはアセトンに浸ける必要が有ります。
アセトンに浸けますとシャーシの洋白板に曇りが出る場合があります
クレンザーとかで水洗いしても落ちない事も多いのでここは磨きますが全体を同じ様にしたいので私はボンスターというスチールウールをちぎって小さな玉状にしたものを使います
ピンセットにつかんでゴシゴシ磨きますと目の細かな磨き傷でヘアライン仕上げになります。
向きを揃えて磨きますと感じが良いので良くこの方法を使います。

そして酸化防止に塗装をします
と言ってもウレタン系の塗料では膜厚が厚めになりますので最終組立ての時に誤差が大きく生じてしまいます・・・よって今回はミッチャクロンを薄く塗布しておいてからクリアーラッカーで仕上げてみました
これなら膜厚は最小限なので誤差は少なくなるはずですね〜。


明日も組み立てを続行しましょう。

排気管の小加工とバッテリー

2020-01-17 20:53:39 | Ferrari 312T Monaco GP No.2
本日の山陰は、良い天気でした。
朝は少し雲が有りましたがお昼前頃から雲が晴れて来まして日が当たって外でも過ごしやすかったのではないかと思います。
そんな中ですが平日にもかかわらず隣りの鳥取県からAさんとS木さんが年始のご挨拶にご訪問下さいました。
私も年始のご挨拶に伺わなければならない所が有りますが・・・お昼の厨房係が有りますのでそんなにオチオチと遊びに出られません(笑)

それにもう一つ忙しい事が有ります
と言うのも模型業界では関係のない事なのですが飲食店でお客様にテイクアウトで物販をする場合に3月31日以降に賞味期限が切れる物は商品の成分表示を変えなければなりません。
今回は文字の大きさが8ポイント以上である事や添加物を全て書かなければならない事(ベースになる物には入っていてもです・・・)例えばラスクの場合買って来たフランスパンで作っていますがそのフランスパンには入っているものを全て網羅しないといけなくなります。今までですと原材料:フランスパンで良かったのですけどね。
そしてメインになる物が国産なのか外国産なのかという表示、例えば小麦粉なんですが海外の小麦を買ってきて小麦粉に加工したのが国内なら国産らしいです・・・そんな表示をして何の意味が有るんでしょう??
そしてアレルギー物質の表示ですね。
いや〜なかなか面倒です、今までですとラベル1枚で終わっていたのですが2枚以上貼らないと表示が出来ませんね(笑)
当方には野菜の加工品を収めて頂いている方がいらっしゃいますのでその方の物もラベルを用意する必要が有りますからなかなか大変なんですね。
この方はもう歳なのでPCとか使えないですからね〜
私が代わりにしなければ仕事を続けてゆく事が出来ませんよね〜一方で定年延長していつまでも働けと言うし・・・どうなっているのでしょう?
下はラベルのデータを作っている所です

印刷して微調整をしなければなりません。
そう言えば・・・包装紙のリサイクル表示も義務化らしいのでどこかに入れなければなりませんね〜

昼間の厨房係が終わってから10数種類のラベルを作り替えるのに夕方までかかってしまいましたよ。
しかも半日PCの画面を見ていたら目が疲れてしまいました・・・まだ細かな部品の製作をしていた方が楽ですね(笑)


さてラベルを作っていて疲れちゃいましたが制作は進めなければなりません
タメオの312Tの排気管はこんな形状の挽き物が付属しています
素材はアルミですね
スーペリアですとエンドの部分に強度を上げる為の折り返しが再現されているのですがタメオはパイプだけですね。

このままですと少し寂しいので金属リングを接着します
この金属リングはいつも使う金属線をドリルのキリに巻付けてカットした物です
丁度良いサイズになる様にキリを選びますとピッタリに仕上げる事が出来ます

次はバッテリーの押さえですね
スーペリアには付いていなかったのですがさすがにタメオのキットにはエッチング製の物が付属しています。
これを少し加工します
と言うのもこの押さえはバッテリーの上側に取付けられますのでこのままでは電極の端子を付ける部分が無いのです・・・
ヤスリを使って電極を避ける様に削ってゆきましょう。

バッテリーのステーに凹みを付けたらそれに合わせてバッテリーの方にも0.5mmの穴を開けておきましょう。
この穴には最終組立て時にバッテリーの端子を取付ける事になります。
このバッテリーですが洋白のエッチング製なのでなかなか穴が空け難いですね〜。
油断しますとズレて指をケガしちゃいますね〜。
幸いにも怪我はしなかったですけどキリが刺さると後々痛いのです・・・経験者は語ります(笑)

次はボディのパテを付けます
気になっていたサイドパネルの後側はかなり多めに盛りました
と言うのも表面張力で玉状になりたがりますから・・・多めに盛っておいて一度で済ませたい・・・。
上側の面もサイドパネルが少し足らないので盛りましたがアッパーパネルにはパテが付かない様にマスキングテープを貼って有ります。
ここはテープの厚み分多く盛れるはずなので削ってもパテが足らない事は無いでしょう。

乾燥器に入れて硬化を促進しますと1時間程でパテを削る事が出来ます。
アッパーパネルの部分は余分なパテを削りますとたったのこれだけになります。
本当にパテは一本の糸くらいなのですが・・・それでもやるべき事はやっておかないと精神衛生上良く無いですからね〜。

リアホイールの前側はこんな感じになります。
この部分はスーペリアに比べるとボリュームが少なめですね。
どちらが良いかは好みも有りますが・・・個人的には部分はスーペリアが好きですね。
そのスーペリアに少しでも近づける様に少し盛ります(笑)

次に問題になったのはこの部分です・・・
コクピットのカウルの前の方に左右に一つずつ小さなインテークがありますがタメオのキットではこのインテークがないのですよ、無いものは作らなければ・・・
と言う事でなんとかしましょう。

リューターで削って凹みをつけましょう
位置関係はデカールを頼りに決めましょう
ずれますとデカールが貼れ無くなってしまいますから責任重大でしょう!
真鍮板で蓋をしてメタルを盛ります
カウルの縁に近い部分なので溶けてしまうと修正が面倒になりますから気をつけないとね

余分なメタルを削りました。
真鍮を使いますとスッキリ仕上がりますね

サフを塗りました
今回はグレーでは無くホワイトです
理由は下地が問題ないと言うこともありますしエキゾーストをフラットホワイトで塗らなければならなかったのでホワイトサフにいたしました。

インダクションボックスやブレーキダクトなどをクリアー系の塗料で塗りました
色が整ったら最後にフラットクリアーを塗って仕上げです
クリアー系の塗料は重ねますと徐々に濃くなってきますのでちょうど良い加減で終わりにします、この塩梅が難しいんだな〜。

エンジンはゴールドの指定ですが実際には模型用の塗料のゴールドでは無くシャンパンゴールドの様な色なのでスーペリアの時に塗った塗料を使って塗りました
ミッションは少しシルバーに近い色合いにしています。


この辺りで時間になってしまいました
続きはまた明日になります。
明日はシャーシやボディを塗れると良いですね。

ボディ加工&エンジンの仮組

2020-01-16 21:07:49 | Ferrari 312T Monaco GP No.2
本日の山陰は曇り時々雨、気温は低めでした。
と書きますと一行で終わってしまいます(笑)
まあそれでは余りにも味気ないですよね〜

ではもうちょっと前置きをプラスしておきましょう・・・
今日は朝一番で大学のクラブの同級生だったK君から電話を頂きました。
ラインをしたけど返事が無いので心配して連絡をくれた様です・・・
私の携帯はガラホなので(契約はスマホなのですが携帯はガラケー)当初はラインが使えましたが新しいラインのアップデートが出来ずラインでのメッセージのやり取りが不可能な状態になっています。
でも不思議な事にライン電話はつながりますのでお困りの折はどうぞライン電話でご連絡を下さい。
今年は皆さん仕事が一段落したのでどこかで会おうかと言う事になっておりますので楽しみですね。
その話しになりますと残念なのは同級生の林君の事です・・・連絡がつかないんだよね〜
どうか元気で居て欲しいのだけど・・・

さて先日FBのタイムラインにアイドロンのテスタロッサの修理の件で書き込みが有りましてね。
部品の取付け場所がわからないので教えて欲しいと言う事だったのですが・・・僕も文章で説明するのが難しかったので丁度自分の物で修理が必要な物が有りましたからエンジンフードのカバーを外して説明しておきました。
ウインドウやエンジンフードの部品を外したままにして有ったのでついでに元通りにしておく方が良いかな〜と思いまして修理開始です。
エンジンフードは既に元通りです
ウインドウの周囲をタッチアップしておきました。

そしてサイドウインドウから接着してゆきます
硬化するまではマスキングテープで押さえておきましょう・・・

フロントウインドウはまだ装着していません・・・時間が無いのでこれは後日です。
他にもCafeの方の食品の成分表示等3月までにやっておかなければならないものが山の様に有りますからね〜結構忙しいのですよ。

さて312Tのエンジンの組立てを進めます
水平対向の12気筒エンジンのカムカバーは冷却の為のフィンが沢山有りますがこの部分は真鍮のエッチング板が準備されています。
貼付ければ表現が出来るのですけどプラグの表現は無いのでここは追加しなくてはなりません
このフィンの部品を貼付ける前が良いのか貼ってからが良いのか難しい所ですが今回は貼ってから穴を開けてプラグを付ける事にしました。
多分その方が穴の位置がズレ無くていいと思うのです。

次はエキゾーストパイプの取付け穴を開けました
サイズは0.9mmですね
モールドが有りますので位置は間違え様が無いのですが・・・

次はプラグホールですね
これもエッチングの穴に沿って開ければ良いのですがズレてしまうとエッチング板をドリルのキリが押してしまいますからエッチング板自体が外れてしまう恐れが有るので慎重に開けています。
手荒な作業はNGですね
でもこんな事も有ろうかと言う事でエポキシ系の接着剤で接着していますから瞬間接着剤の様にパリッと取れてしまう事は有りません。

次はどうしても気になる部品を取付けています
気になる部品というのは・・・このミッションのすぐ前側の部品です
この部品の上側両端に小さな穴が有りますがこの穴が非常に重要な部品なのです
この穴からシャーシのリアバルクヘッドに向けて斜めに補強が付きますが追加したインダクションボックスと微妙な位置関係になります。
またミッション側からこの部品の同じ穴の部分に補強が延びますので位置関係を変更するのは得策ではないのです。

インストに依りますと・・・こんな感じになります
インストにはインダクションボックスが無いので簡単に書いていますが・・・

インダクションボックスと先程取付けたステーとシャーシの後側のバルクヘッドの部分の位置関係はこんな感じになります
インダクションボックスがかなり内側なのでもっと外側に移動させないと補強に干渉しますね

斜めの補強を取付けてみました
インダクションボックスは外側と内側の斜めに入る補強パイプが干渉する部分を削って収めました
まあちょっと厳しい状態ですがこれでバランスを取りましょう。

この位置関係ならシャーシに付いたオイルタンクにも当たりはしますが納まりますね。
右側のタンクはまだ付けてないのですがシャーシと一体では無いのでまだ調整は対処出来ると思います

エンジンの関係が一段落したので次はサイドカウルとアッパーカウルの取り合いを調整します
大きく隙間が有ったりアッパーパネルの厚みの部分が無かったりで隙間が見えてしまっていた部分ですね。
厚みの部分とサイドカウルの間に有った隙間を埋める為に真鍮線をハンダ付けしています。
この様な繊細な部分にメタルを盛る場合は必ず真鍮線のガイドをハンダ付けして置きますとたとえメタルが溶けてしまっても位置関係がわかりますので修復が簡単になります。
また熱を逃がす部分が出来ますので溶かしてしまう事も少なくなります。

アッパーカウルの左後の複雑な形状の部分ですがアッパーパネルとの隙間も無くなりましたしサイドパネルとの隙間も小さくなりましたね。
これ位は隙間が無いと塗装後にパネルが干渉してしまいますからね。

ついでにコクピットの後側に有るインテークを取付けておきます
ここはホワイトメタルで別部品になっていますがスーペリアと違って中を抜く事は考えていない・・・つまり外観を優先してキットを作っている事がわかりますね

メタルで埋めた部分を削って一体化します
ホワイトとレッドの塗り分け部分に細いスジ彫りが有るのに御注目ください
塗り分けがやり易い様にという配慮ですね・・・
この筋彫りは実車には無いので深くする必要は有りません塗り分けする時まで見えていれば良いのですから。

どうしても抜いておきたいのはこちらですかね〜(病気ですね〜)
コクピット前方に有るNACAダクト(NASAダクトと呼ばれる事も有ります)はやはり穴が必要ですよね〜ドライバーが暑いですからね。

真鍮板を当ててメタルを盛ります
ちょっと盛り過ぎましたが・・・まあ削れば良いので(笑)

丁寧に削ります
最初は金属製のヤスリ、8割方削ったら木片に付いたペーパーで削ります。
最後は細かな目の物に変えて仕上げます。
簡単ですよね〜。


明日も続けて仮組をします〜
もう一部は塗装を初めても良いかもしれませんね〜