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Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

この更新は昨日の仕事です~!

2014-11-09 11:14:00 | Benz Tropfenwagen
今日は11月9日ですので今頃は横浜の大桟橋埠頭はホビーフォーラムで盛り上がっている事と思います。
この所出かけてゆく事が多かったのでホビーフォーラムは自粛しました、昨日のラリー日本でさえもかなり考えての見学でしたからほぼ2日間を要する横浜は・・・ちょっと難しいですね。
Lさんやおささん、デモドリさんなどなどともお会いしたかったのですが・・・ここは我慢です。
代わりに息子が会場に行っているはずだから何か有れば連絡が来るでしょう・・・(笑)特派委員はちゃんと仕事をする様に!・・・(大爆笑!)

さて今日の一発目の更新は昨日の制作ですね。
ラリー日本の事を書いたら昼間の疲れが出てしまいまして寝てしまいました・・・。
沢山の方とお話をするとやっぱり疲れますね、普段は寡黙に仕事をしていますからね~環境が変わると疲れる物です、歳のせいか??

さてご紹介を出来なかった制作編ですが、ウインドスクリーンのフレームを作りました。
まず実車の画像をよく見ると細長いガラス板を2枚使って比較的簡単な構造の様に見えますが・・・

しかしボディの上側のスクリーンが付く部分は3次曲面を持っていますから下側が真っすぐに切ってあるガラスではボディに沿って取付ける事は出来ません。
そこで他の画像を見てみると・・・

スクリーンの下側のフレームの下に陰が写っていますね・・・つまり中央部分はボディに密着していますが両端はボディから浮いているという事ですね。
これなら構造上無理は無いですね。
早速洋白線や帯金を使ってフレームを作ってみました。
まだ片側なんですけどね・・・・

両側付きました・・・
後は角度調整用の丸いダイヤルを付ける事を考えなければなりません。


昨日のラリー日本の見学で時間が少なくなった制作ですが・・・
理由はまだありましてここからが昨日のメインイベントなんです~。
私が行っていたのはイベントの昼食会場でしてその間だけゆっくりと車が止まっている訳でしてその間ゆっくりと観察出来るのです。
ですから2時にはもう車が出発してしまいますのでそれから温泉に入り・・・確か2時半過ぎにはアトリエに帰ったのですが・・・それなら制作時間には余り食い込まないはずでしょ?
ここからが縁は異な物!と言う物でして・・・
実は参加車の1台がリアサスペンション辺りから異音が出るという事で応急修理をされていたんですね。
僕のガレージの隣を貸しているS君はアルファロメオ乗りでして「どうしたんですか?」と声をかけた所からドラマが始まります。
緊急的に出雲大社の方面のCPをパスしてショートカットして私のアトリエの横に有るS君のガレージに入院して確認する事になったのです。
ジャッキで上げてリアサスペンションやデフオイルの交換ブレーキまで確認しました(S君がやったんですが・・・僕は何もしていないですよ)
S君は自分のアルファロメオを全バラしてレストアした強者ですので淡々と作業をしていましたね、さすが安心して見ていられますね~。
さすがに時間が無くてデフの中身までは見る事が出来ないですがその他の部分は異常が無かった様です、それでも確認してから走行するのと確認無しで走行するというのは安心感が違いますからね~。
修理確認をしている間に友人が私のアトリエにご案内をして頂きまして名刺交換をしてびっくりです。
以前ポルシェ935を、また1989年には962Cをルマンで走らせて3位入賞(ちなみにプロバンスからキットが出ています・・・笑)した会社の社長さんでして・・・
実に気さくな方でした、この後も何とか楽しみながら無事にゴールをして頂きたいと思っております。

縁結びの出雲大社には行けなかったけどしっかりとご縁を結んで頂けました。

ここはぐっと我慢ね!(笑)

2014-11-07 22:05:02 | Benz Tropfenwagen
今日は久々に何も雑用が無く一日制作に励む事が出来ました、ここ最近こんな事は少ないので何となく特をした気分ですね。
そんな所にまた悪魔の囁きが・・・
明日アトリエから4~50分の所にラリー日本に参加している車たちがやってくるらしい友人からメールが来ました。
何でも食事会場が有りまして比較的ゆっくり車が見れるらしい・・・ウ~!!行こうか行くまいかまだ迷っています。
多分、会場付近の駐車場は混雑するでしょうしね~混雑したら呼び出しが有ってもそうすぐに帰る事が出来ないはず・・・ベントレーやブガッティが頭の中を走馬灯の様に駆け巡っています。
こんな仕事をしていますと実車を見るチャンスはゼロじゃないけど・・・走っている所や音を聞く匂いを嗅ぐ(なんか表現が変ですが・・・笑)事が出来るチャンスはそう多くない。
しかも向こうからやって来る訳でして・・・。
どうしましょう!?

トロップフェンワーゲンも仮組最終段階でバランス的にちょっと難しい所にさしかかっていますし、本来なら昨日カテゴリーを追加したフェラーリF2008も手をつけたい所だけど・・・もう少し資料を漁ってからの方が良いのかな(笑)
ここはラリー日本もF2008も我慢かな・・・
それにしても我慢しないといけない事が多過ぎますね、1/43キットを買うのも我慢していますしね~。
我慢大会だよ・・・本当に!

さて微調整をしながらの仮組をしております。
ステアリングのシャフトの角度を再度調整致しましたこれで最終調整ですね。
現在のボディで最良の角度ですね。
これであの抱え込む様なスタイルで運転が出来ると思われます。
それとセンターモチーフ!?と言うかステアリングシャフトとステアリングホイールを結合するセンターの押さえを旋盤で削りました。
これもまたいくつか種類が有る様な気がします・・・実車画像が不鮮明な物が多い(昔のモノクロですから仕方が有りません)ので判断が難しい(笑)

ここに来て難しい部分の連続ですが・・・(笑)
今度はボディ内側に見えるはずの軽め穴を開けたフレームを作ってみましょう。
取合えず見える部分だけですが今のままですと余りにもあっさりしていましてね、少しメカニカルな感じにしょうかと・・・実車の画像では古い割りには軽め穴がかなり空いていてメカニカルな感じが強いですね。
1.5mm幅の真鍮帯金を2枚重ねてハンダ付けしそれをL型に曲げた真鍮板にさらにハンダ付けします。

フライスにバイスを固定して1.0mmの穴を空けてゆきます
旋盤の送りを使って正確に一列に空けられますから楽ですよね~。

ハンダを溶かして分解しまして余分なハンダを削り落とします。
そして上下に補強の真鍮板をハンダ付けしましてコの字型の断面を持つフレームを再現致します。
シートの両サイドにこれを接着する事でフレームがチラッと見えるのを再現出来たら良いですね。

0.8mmの洋白線をピンバイスにくわえてそれをさらに旋盤のチャックに固定します、これは0.8mmの洋白線は細すぎて旋盤のチャックに直接くわえる事が出来ないのですよ。
そして中央に0.4mm程度の凸部分が出来る様に削ります・・・何になるかはこの後のお楽しみです。

直径が4.8mm程の洋白リングを旋盤で削りまして片側を0.3mm程ザグりまして凹みを付けておきます、ここの凹みはライトレンズを嵌める部分になります。
そして両サイドに先程削った0.8mmの洋白線をハンダ付けします。
垂直には十分注意が必要ですね、私も何度もやり直しましたよ。
サラッと書くと一度で上手くいった様に見えますが・・・水面を泳ぐ白鳥と同じね!?(笑)一度でなど出来る訳が無い・・・!

余分な部分をカットしてこんな物を作りましたが、何か分りますかね~??
実はこれライトのリングですね。
普通なら両端の出っ張りは無いのですがこの車のライトリングは両端をボディ側にネジ止めになっているのです。
だから何やら眼鏡をかけた様な変な顔つきをしているのです。

先程のリングをバフ掛けして磨きます。
本来ならメッキなのですがシャープな感じも欲しいのでここはメッキではなく洋白の磨きで表現してみます。

先程書いた眼鏡をかけた様なファニーな顔つきになります・・・(笑)


なかなかハードな一日でした・・・

2014-11-06 20:56:26 | Benz Tropfenwagen
昨日夜神戸から無事に帰宅しました。
結構大きなミスが有って今日は一層ハードな一日になりました。
実は手に荷物を持って神戸市内を歩くのが大変だったので・・・宿泊したホテルから手荷物を送ったのですが空港まで使った自家用車の鍵を荷物に入れ送ってしまったんですね。
ですから夜空港まで帰っても車が使えない・・・
なので自宅から迎えにきてもらって何とか自宅に帰ったのですが、今日は電車とバスを使って空港まで自家用車を取りに行かなければならなかったんです・・・全く無駄な仕事ですよね。
その上に今日は午後から文化協会の展示物を展示する為に午後からは出掛けなければならなかったんです。
なので製作が余り進んでおりません・・・(汗!)
小さなミスが製作の時間を一層少ない物にしてしまう・・・・いけませんね~!

ステアリングの高さを変更しました。
実車ではドライバーが大きな径のステアリングを抱え込む様にして運転している感じですね。

グリップの上側はボディの上側とほぼ同じ高さになっています、今までの高さではステアリングの下の太腿が少々きついかな~!?って感じだったのでこれで楽に足を入れる事が出来るんじゃないでしょうか・・・
しかもこの車はロードカーと言えどもドライバー側(つまり右側)にはドアが無くて足を入れ難いはずです。
接着をしていないのでステアリング自体の重量で下がっていますので少し角度が違います、最終組み立ての時にはステアリングシャフトの角度がもう僅かに立ちます。

左側にはドアが有りますがこれがまたちっちゃな物でして果たしてドアと言える物かどうか・・・
次はその小さなドアの筋彫りを何とかしようと思いまして・・・
もう一度実車画像を確認します。

泥よけの一部がステップ替わりに使えると言う良い位置に小さなドアが付いているのです。
それを掘る為にアルミ板で型紙を作りまして幅0.5mmの超硬タガネで筋彫りを彫ってゆきます。
エ~!?と思われるのも無理は有りません。
普通の車はドアの筋彫りでは0.15mmとかせいぜい0.2mmのタガネしか使わないのです。
それを0.5mmなんてね・・・有り得ないと思いますよね。
しかしこのドアの筋彫りは0.5mmで入れておいてハンダ線の0.5mmか0.3mmを使い塗裝してから後で接着してゆくタイプなんですね。
昔のクラシックカーにはよく有るタイプなんですが今はゼンゼン見ませんね。

筋彫りを彫ったらアルミ板を外しましてねカエリを取る為に軽くペーパーをかけますとこんな感じですね。



昨日は疲れましたね~

2014-11-04 15:22:33 | Benz Tropfenwagen
昨夜自宅に帰ったのは夜9時頃だったでしょうか!?
とにかくクタクタでして・・・
そうそう、親善ソフトボール大会は米子アサヒほろにが会と安来アサヒほろにが会とだったのですが、9回まで戦ったのですが12対12でドローとなりました。
今までドローの場合はジャンケンで決めていたのですが勝負は来年まで持ち越しという事になりました。
参加者が少なくなって来ておりまして正直な所今年は中止か?と思っていたのですがこれで来年につなげる事が出来そうです、最近の風潮として何が何でも「白黒つける」と言う事が多くなっていますが「ドローもまた良し!」と言う事ですね。
ですが・・・
僕が疲れたのはソフトボールのせいじゃ無いのです。
この3ヶ月程五十肩らしく右腕を上に上げると肩が痛いんです。
ですからソフトボールを投げようとすると肩が痛くて投げられない・・・これが五十肩か??
真鍮板を叩くときも少し痛くてね・・・後何台作れるのか少し不安になって来ますね。
五十肩って直るんでしょうか??

そんな訳でソフトボール大会は線審をず~っとしておりました、肩が痛いのでバットも振れず・・・嫌になっちゃいます(笑)

さて今日は早めの更新です。
と言うのも本日夕方から神戸に行って来ます。
友人が家を建てたのでお祝いがてらバラ園を散策しに行って来ます。
本来ならバラ園は家内の担当なので僕はついて行かなくても良いのですが、生まれつき方向音痴なのでついて行ってやらないと帰れなくなってしまうのではないかと・・・ちょっと心配でして同行する事に致しました。
ですから明日の更新はお休みになります・・・水曜日なんだから休みですものね!

さて制作は色々気になる部分を直してゆきます。
ボディの右側にあるオイルクーラーですが実車ではこの枠がメッキか?という位ピカピカになっていまして・・・部品もクロームメッキを掛けた物が準備されているのでは有りますが残念な事にパーティングラインがそのままにメッキしてありましてどうも具合が良くない・・・
仕方が無いのでパーティングラインを削りましてメタル地を磨いてピカピカにしようかと思いましたがやはりメタルの鏡面は少しイメージが違って来ます。
内側のモールドはなかなか良いのでこの枠だけを洋白板で作り直しましょう。
手持ちの洋白が0.5mmしかなかったのでロールで潰して0.4mm程にしました、その板に糸鋸を使って切り目を入れまして折り曲げますとカッチリと折り曲げる事が出来ます。

先にバフを掛けましてピカピカにしてみまして質感を確かめます。
十分な事がわかりましたので今度はオイルクーラーの外側を削ってゆきます、内側にピッタリと入る寸法になりましたら接着します。

ボディに取り付けてみますとカッターマットの汚れまで写り込んでしまう位奇麗になりました。
これなら冷却水のタンクとも質感が合いますので統一感が有って良いのではないでしょうか。

冷却水のタンクには水を補給する為のキャップがついていますのでそれを作ります。
そんな物は簡単と思われるかもしれませんが実車画像を良く観察するとほんの僅かしかタンクの上側に出ていないのです。

こんな場合は普通キャップが埋め込まれている事が多いですね。
少なくともこんな感じでは有りません(笑)
この後タンクのキャップのまわりをザグってキャップを沈めます・・・

気になったのがタンクとラジエターの取り付けの部分です。
実車ではタンクの球面の下側とラジエターの上側が隙間が無い感じで巧く融合していますが私の作った物はそれぞれが独立した形状でして、まるで喧嘩をした様な形です・・・
なのでラジエター側を少し削って気持ちよく収まる様にしてみました。


まだまだ納得のいかない部分が多いので・・・全体の雰囲気を考えながら作ってゆきたいですね。
この車、思ったよりも手強いです!
ある意味ビンセントブラックシャドウよりも手強いかも・・・難しい車ですね~。

コクピット内は余り資料が無いですね~。

2014-11-02 19:45:58 | Benz Tropfenwagen
今日の山陰は時々結構強い雨が降ったり止んだり・・・でも日が射す事も有ったり忙しい天気でしたね。
明日は午後から安来アサヒほろにが会の親善ソフトボール大会が市営球場を借りて行なわれます。
天気が持ち直せばいいのですが・・・降水確率は明日の方が低いのですがね~こればかりはわかりませんから・・・。
午前中は仕事が出来そうですが午後から夜にかけては、少し難しい様ですね。

さて本日の仕事です。
トロップフェンワーゲンを進めますが、実車のコクピット内の資料が余り無くてちょっと困っています。
まあ想像で作るのは難しい事じゃないのですが全く見当違いを作ってもね、行けませんから・・・。
ボディの無い画像も有るのですがABCペダルの部分は写っていないのです。
取り敢えずハンドブレーキのレバーを作ります。

洋白線を叩いて潰して・・・削って・・・形にします。
下側に軽め穴が開いている様ですので後で追加しておきましょうか・・・失敗したら作り直しになります。
レバーは右サイドに有ります。
その前側にはシフトレバーもついていますがここで少し問題が・・・誰かが作図した図面にはセンターにシフトレバーが有る様に書いてあるのですが実車の画像を見るとハンドブレーキ(今のサイドブレーキとは全く違うものです)の前側つまりドライバーの右サイドに並んでついています。
たぶん作図された方は余り実車の事がおわかりになっていない方が書かれたのかな?おまけにセンタートンネルまで描いてありますが実車のエンジン前側の部分にはセンタートンネルは無いのです・・・。
しかもミッドシップなのでセンターシフトはリンゲージの取り回しが難しくなるんです、そうエンジンが邪魔をするからなのです。
フォードGT40やフェラーリ330P4が右ハンドル右シフトになっているのと同じ意味が有ります。
だからシフトは右側が正解でしょう。

下の画像はシフトとハンドブレーキが逆についています、なぜかわからないけど間違えてしまいました(笑)
コクピット内は非常にシンプルですね・・・ペダルはどうしましょうか??
まだ結論が出ていませんので少し考えましょう。

今まで作った部品でホイールタイヤ以外を全部つけてみました・・・
何か空でも飛びそうに見えますね・・・!

これは何でしょうか?
ラジエターはエンジン後方の上側についていますので多分コレはオイルクーラーかと思われます。
ミッドシップという事も有り冷却が間に合わないのかもしれませんね、しかし形が良くないので作り直そうか検討中です

こちらが冷却水を冷やすラジエターです。
これも変な部分にパーティングラインが有りますし、上側の冷却水のタンクが少々歪ですね。
トロップフェンを象徴する様な形状なのでここは洋白で作り直してシャープなものにしましょう。
ラジエターの上側はボディと同色なのでここは削って形状を直しても良いですね。

ちなみに実車ではこんな感じです。
上のタンクはピカピカらしくまわりの景色が写り込んでいますがラジエターの上側にはタンクが写っていませんからこの部分はボディカラーかと思われます。
ちなみに先ほどのオイルクーラーは枠の部分がクロームメッキらしく写り込みが有りますね。

上側のタンクの部分はニッパで切り飛ばしてしまいましたラジエターの部分はメッキが剥がれても良いので形状を直す為に削っております。
特に両サイドの面はガタガタなので削ってやり直します。

アルミ板でサイドの板を作り直しました・・・

ボディに付けて見るとこんな感じです・・・何か取って付けた感じがしますね。

明日はタンクを作りましょうかね~
ペダルも何とかしたいしね・・・割と単純な車なんだけど作り込み部分は意外と多いかもしれませんね~>