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Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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トロップフェンワーゲンはクリアーを塗りました

2015-01-06 16:44:46 | Benz Tropfenwagen
今日は天気予報通りに朝から雨が降っていまして、時間によっては結構激しく降っていました。
まあ雨ですから意外と暖かく外でもそんなに寒さを感じない天気でしたね。
こんな天気なので中庭の雪がほぼ全て溶けてしまいました。
しかし明日から少しずつ寒くなってゆく様でして体調管理は大切でしょうね~。
1月10日に新年会のお誘いを頂いたのですが先日奈良に行った時に体調不良になった事は書きましたがまだ完全に回復した感じではないので今回は欠席させて頂く事にしました。
出先で体調不良になるとまわりの方に大変迷惑をかけてしまいますからね~それでは申し訳ないですから・・・。

さて昨日トロップフェンワーゲンはデカールを作って貼りましたので本日はクリアーを塗る事が出来ます。
ボディにクリアーを塗る場合工程上一緒に塗っておいた方が都合が良い部品が有りますのでそれを準備しましょう。
まずステアリングですが実車のグリップの部分は・・・
画像を見る限り木製では無くブラックの樹脂製に見えますね。
木製ならもう少し明るいグレーになるのでは無いかと思います、何やら皮巻きにも見えますが・・・ステアリングの皮を巻くというのはもう少し後の時代でしょう。クラシックカーのハンドルに巻いてあるのは時代的には木綿の紐の様な物が多い様な気がします。
なので今回は黒い樹脂製のグリップにスポークは金属色であろうと・・・スポークのグリップ寄りの部分に3つの穴が開いている様ですがこれは穴なのか何かの目印なのかわからないので今回は省略しました。
特に左側の穴らしき物はアルミ製のダッシュボードに掛かっていますので穴なら白っぽく潰れてしまい写真に写らない様な気がしますが・・・。
他にコクピットの中の画像が無いのでよくわからないですね~。

ステアリングのスポークを磨きましてグリップをブラックにしました。

次はアルミ製のダッシュボードですね。
先にミッチャクロンを軽く塗っておきまして硬化してからクリアーを塗ります。

出来るだけ塗装は薄くしたいのですがデカールが有ればその上側をクリアーコートしておかないと耐久性に問題が出てきますのでこれは外せない・・・
ではどこまで塗るのか・・・基本的にボディカラーの部分は全て塗っておかないと色が違ってくる恐れが有りますね。
これでやっとクリアーを塗りました、デカールにも何の問題も有りませんね。



久しぶりにトロップフェンワーゲン更新!

2015-01-05 18:57:24 | Benz Tropfenwagen
今日は少し寒さも緩みまして結構穏やかな天候でしたね~。
200km程離れた益田市からバイクで友人が訪ねてくれました。
益田市と言いますと私がサラリーマン時代に住んでいた転勤先でしたが・・・200kmはかなり遠いです。
しかもこの時期にバイクで・・・寒かったでしょう~。
僕は自営業になってから行った事が無いので・・・そのうちに一度行こうとはずっと思っているのですが11年間一度も行っていません。
バスに乗って通過した事は有りますが・・・。
春になったら一度行ってみたいですね~。

さてさて今日はCafeのK子さん町内の行事の為にお休みなので私が厨房係です、携帯のワン切りが有ればすぐに出動です。
だから塗装とか出来ないのですよ~硬化剤入れたらすぐに呼び出しなんて事も有りますから~。
そんな感じなので今日はトロップフェンワーゲンのデカールを作っていました。
このトロップフェンワーゲンは元々レーシングカーを元にしていますので当然ながらナンバープレートなどのデカールは一切有りませんから作るしか無いのです。
そうの上に台数が少ないから勝手なナンバーを貼ってしまう訳にもいかないのです。
なのでPCデカールを作ります。
まずはデータを作りますが文字の特徴をうまくつかむ事が大切ですね。
例えばリアの正方形に近いナンバーはIVとBの間が少し離れています、また全体の配置は下側の4000の方が横長でIV Bはそれよりも幅が狭い・・・
小さな事ですが文字を並べるにもその印象を良く、観察する事は大切ですね。
小さな気使いがその特徴をつかむ事につながる様な気がします。
フロント用のナンバーはIVBの文字は等間隔で並んでいますがIVBの後にハイフンが入っていますね・・・しかもそのハイフンの高さが中央では無く少し上側に上がっています。
そして各文字とまわりの枠のバランスも考えながらデータを作ります。

印刷は単色指定で紙用ホワイトを2回印刷してからブラックを1回ですね・・・
大きさは98%100%103%と大きさを3種類準備しておきます。
こうしておけば万が一大きさが少し違っていてもすぐに貼り替える事が出来ます。
多少無駄は出ますがダメな時にいちいち印刷していたのでは時間がかかり過ぎるのです。

印刷したデカールは印刷した部分にリキッドデカールフィルムを塗って補強しておきますと後でカットする時に傷を付けてしまう可能性が低くなります。
でもこのリキッドデカールフィルムは地方では売っておりません・・・代用品はタミヤの水性アクリルのクリアーで行ないます。
たぶん同じ様な性質のものですね・・・それも無い場合にはラッカーのクリアーでも大丈夫なのですが、厚く塗るとデカールが溶けてしまいます。
またデカールを貼る時に少し硬くなってしまうのが欠点ですね。
リキッドデカールフィルムを塗って乾くまで他の作業をしておきます。
この時代のブレーキドラムの表面には丸くて黒い穴?があいています。
冷却の為なのか!?はっきりとした理由はわかりませんがワイヤースポークホイールを通してこの黒い穴が見えますのでエナメルカラーでスミ入れをしておきましょう。
実車画像では穴なのか黒い他の材質なのか判断は出来ませんが・・・。

さてデカールのリキッドデカールフィルムが硬化しましたのでボディに貼ってみましょう。
まずはリアです。
ご依頼者の方とお話をしたのですがここにはトランクの筋彫りが有りますのでその筋彫りにピッタリに仕上げたかった訳ですが100%のデカールでだいたい良い様ですね。
問題は反対側なんです・・・実車画像が全く有りません・・・
つまり反対側にもナンバーが付いているのか無いのかよくわからないのです。
ただフロントは左右とも付いていますのでリア側も左右に付いていても全く問題ない感じがします。
その上に右側にナンバープレートが無い場合には右後から車を見た場合にナンバーが全く見えないのです、ですから多分右後にもナンバーが付いているのではないかと・・・反対側にも貼りました!

フロント側のナンバーも貼ってみました・・・下側の実車画像と比べてどうでしょうか?大きさは良さそうですね・・・!

ボディにデカールが有りますので一応クリアーコートは必要になるかと思います。
まあ明日以降ですが・・・

その上で少し艶を落とした仕上げになりますのでいつものツルツルと言う感じにはしないと思います。
どんな仕上げになりますかお楽しみに~!

今朝はかなり冷えましたよ~

2014-12-28 11:58:58 | Benz Tropfenwagen
今朝は起床すると寒くてびっくりしました。
詳しい室温はわからないのですが・・・布団から出てストーブのスイッチを入れるまでのシンシンとした寒さは今日が好天な事を表しています。
案の定出勤すれば中庭の芝生には霜が降りていまして真っ白です。

よっぽど寒かったんですね~。
寒いけど空は青い空が続いていまして天気予報によれば今年最後の好天の様ですね。

こんな貴重な日はやらなくてはならない事が沢山有りまして、まずは寒くなる年末から新年に使う薪を倉庫から出して店舗の方に運んでおきます。
現在倉庫の前には塗料の硬化待ちのオベリスクが有って軽トラを使えないのでネコ車で薪を運びます、10往復もしたでしょうか・・・やっと店舗側の薪置き場がいっぱいになりました、これで1ヶ月近くは大丈夫ですね。
そしてイチジクの木の剪定を・・・少し。
なかなか本来の仕事を出来ませんね~(笑)

さてそれから本来の仕事です。
と言っても少し前の続きになりますが・・・
トロップフェンワーゲンのタイヤですね。
少し前にシリコンを流しておきましたので、さすがに固まっています。

型枠を外してみますとこんな感じです・・・中にしっかり原型が入っていたのが確認出来ますね。

一発目のレジンを流してみました・・・が気泡が入ってしまい・・・残念ですが没ですね~!

続いて2回目、3回目と全部で4~5個のニ次原型を作って更にシリコンで型取り致しまして一度に何本かのタイヤが作れる様にします。
少し時間がかかりますがまあこれも合間を見ながら進めてゆきましょう。


今日はゆったりと仕事が出来ました

2014-12-23 18:51:25 | Benz Tropfenwagen
本日午前中はなかなか良い天気でして少し暖かくこの数日では一番過ごしやすかったのではないでしょうか・・・久しぶりに雑用が無く朝からゆったりと仕事が出来ました。
この所はずっと過密スケジュールでしたので何かやっと落ち着いた感じがします。
昨日の夜は疲れからでしょうか口内炎が出てしまいまして歯も浮いた感じがしていましたのでまた風邪か?と心配しましたがどうもそうではなかったらしい、今風邪をひく訳にはいかないのです、明日はウルフF-1とご対面~なんですから(笑)
咳は少々気になりますが・・・。

さて今日はそのゆったりとした制作の方をご案内致しましょう。
昨日ボディカラーを塗ったトロップフェンワーゲンですがボディカラーも完全に硬化していますのでここで中研ぎを入れます。
ボディカラーの前、つまりサフの段階でも中研ぎを入れていますがどんなに注意を払ってもいくばくかのホコリは仕方が無いのかもしれません、特に空気が乾くこの時期に有っては静電気も起り易いですし着ている物が化繊系ですと旋盤などに触った途端にパチッとスパークする事も珍しくないです。
なのでボディカラーであっても一発で仕上げようと甘い事を考えずに一歩一歩確実に完成に近づければ良いんですよ。
と言う事で中研ぎ中です。
ボディだけではなく全ての部品で中研ぎを入れます。

全ての部品に中研ぎを入れましたら次はもう一度ボディカラーですね。
大体これでボディカラーは完成になるはずです。

他の部品もカラーを入れます。
こちらはマフラーですね・・・
何色が良いのか迷いましたがレース仕様では多分付いていなかったと思います、今回制作しているのはロードカー仕様の物ですからサイレンサーは付いてないとダメでしょうね~。
何色が良いのでしょうか?この部分の画像は余り残っていないので想像でガンメタにしました。
ブラックでも良かったかもしれませんが少し焼けた感じを出したかったのでガンメタを基本色にしました。
まあブラックでも悪くはなかったんですけどね・・・。

サイレンサーの継ぎ目やマフラーの温度の違いで部分的に色が違います今回はフラットブラックで煤を表現してみました・・・
サイレンサーの穴の中もまだ塗そうが必要ですしもう少し手がかかりそうです。

他の部分もボディカラーを塗ります。
この長くて細い部品はボディサイドの継ぎ目に貼るジョイントの様なパネルなのですがこの部品は今日初めてボディカラーを塗りました。
理由は後で曲げた状態で接着したいので塗料がカチカチですと塗膜が割れて剥げてしまうのです。
なのでウレタンカラーに軟化剤を入れて完全に硬化しない様に致します。

フロントのブレーキドラムを塗装致しました。
サスペンションのアームなどもカラーがわからなかったので実車がレーシングカーだった時の画像を出してきましたがどうも今一歩はっきりしないのです。
モノクロ画像でグレーなのでボディカラーの可能性も有りますがフレームと同じでグレーなのかもしれません。
フレームなどはグレーで仕上げますがブレーキのドラムだけはシルバーにしたい、理由はグレーだとスポークの間から見えるはずのドラムがほとんど見えないのです。
それでもシルバーですと少し見えますからね~。


本日は以上となります、明日は奈良方面に出かけますので制作も更新もお休み致します、よろしくお願い致します。



大変忙しい日々を過ごしております

2014-12-22 20:17:23 | Benz Tropfenwagen
12月に入って結構寒い日が続いておりますね~。
今年はエルニーニョが発生しているらしいのに、エルニーニョが発生した年は暖冬になるはずなのに一向に暖冬ではない感じがします。
気のせいかね~(?)

さて先日関西方面のまだ一度もお会いした事の無いお客様からご連絡を頂き、大変有り難い事にメイクアップニュースの1号から79号までを頂きました。
最初の何号かまではお返しする事になっていましたので全てコピーをさせて頂きました。
これを全てお持ちになっている事からも1984年当時からのメイクアップのファンの方である事がわかりますね~しかも大切に保管されていた訳ですから・・・。
コピーをしながら取り敢えず斜め読みをしていましたら最初の方って手書きした物をコピーして配布していたんですね~。

さすがに10号くらいになりますとワープロ打ちに変わっています、でも写真は貼付けた物をコピーしていたんでしょうか・・・
結構コントラストが強くなっています。
今でこそ画像はメール添付で送る事が出来ます、ヨーロッパからでも日本まで瞬時に届ける事が出来ますがこの1985年くらいですと有ってもファクシミリでしょう・・・しかもファックスでは写真はまだ奇麗には送る事が出来なかったはずでして・・・。
郵便で写真を送ってもらってこのメイクアップニュースをリリースされていたんでしょうね~頭が下がりますね。

一番最後は79号でスーペリアのフェラーリ312T2のモデルが発売された記事が載っています。
発行年月は1996年6月24日と鉛筆書きされていますね~。
さすがにこの頃になりますとPCを使った物になっていまして画像も比較的奇麗に出ていますね。

このメイクアップニュースですがせっかくですのでクリアーファイルに入れてアトリエの方にお越になればご覧頂ける様にしておきます、お譲りくださったお客様も模型の大好きな方(ご存知の方も多いかもしれません)なのでこうして役に立ってくれる事を望んでいらっしゃるのではないかと勝手に想像しております。
当時の値段は当たり前ですが、キットや完成品を作っていた方々の事や作品の事など興味深い内容ですね。
しかもディティールアップポイントや作り方まで・・・実に興味を引く内容ですよ。

今はメールで配信というパターンが多いですが値段と画像程度しか案内されないので、如何にも売る為のメール配信である事がお客様に伝わってしまうんじゃないかな~。
ましてディティールアップのポイントなど全く書かれているのを見た事がないのです・・・。
この古いメイクアップニュースですがコピー時に斜め読みをしただけでもそんな事を感じさせてくれますね、まるで私に「勉強しなさいよ!」と教えてくれている様に感じましたね。
お譲り頂いたお客様に感謝申し上げます。

さて昨日まで文化協会祭でしたが本日午前中はその片付け・・・少し遅れて到着しましたので既にほとんど終了していました。
それでも机を運んだり駐車場の案内看板を撤去したり・・・まあ少し役に立ちましたかね~??
そして帰りにローソンでコピーです・・・
ローソンでコピーを130枚近くしたら大変迷惑ですよね~でもあつかましく実行してしまいました~(笑)
一人おじさんが来られまして「まだまだ終わりそうにないですね~」と聞いてこられましたが「まだまだ時間がかかりそうです」ときっぱり・・・(汗)
どうやら他のコンビニに行かれた様です・・・ひんしゅく物ですね~。

コピーが完了したらアトリエに帰ってクリアファイルに入れておきましょう・・・
そしてアサヒほろにが会の正副打ち合わせ・・・(大変忙しい)

夕方になってやっと仕事です。
本日はトロップフェンワーゲンのボディ塗装を予定しておりまして夕方から夜にかけてならシンナーの匂いを気にしなくて作業が出来ます・・・何事も前向きに考えて行ないますよ(笑)
サフが塗られた部品を持ち手に固定して準備します。

ボディに塗ってみました・・・
真っ正面から光が当たりますと少々明るい感じですね。

上から蛍光灯の光で写真を撮りますとこんな感じです・・・

下の画像の方が現物に近い気がします・・・ただディスプレイの調子も有りますから余りあてにはならないかも・・・
明日自然光の下で見てみれば判断がつくんじゃないかな~。
もちろんアルミ板に塗って様子は見ているのですが立体の物に塗ってみないと正確にはわからないんですよね~
何度やっても塗装は難しいですね・・・・