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Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

今日は畑の草刈りをしました

2013-08-02 21:39:27 | Rossoの休日
この所の定期的な降水で畑や庭の草がかなり伸びて来ておりまして天気が良くなったら早々に草を刈らなければ・・・と思っていました。
一昨日は中庭の芝刈りをしましたが、昨日は中一日空けて今日は畑の草を刈りました。
約550坪程の畑ですがそのまわりの草を半日で刈り終えました。
さすがにクタクタですが自宅に帰ってシャワーをしてもう一度アトリエにトンボ返りです(笑)

少し早めの昼食をとってから午後の制作に入ります。

今日もSA apertaです。
もうちょっとで完成の所まできていますのでラストスパートですね(笑)
今日はボディまわりの小物を仕上げて取り付けてゆきます。
まずはドアミラーの鏡の部分とリアのフェラーリのエンブレムですね。
この部品はBBR製の完成品についていた物ですが金属板の表面はバフを掛けてない物をそのまま接着してあります、しかし金属板は磨かなければ光ってくれないのです。せっかくドアミラーの鏡に金属板を使うのならば磨いておいて欲しい物です。
磨かないのなら無理に金属板でなくても良い訳でして・・・
磨く部品は真鍮板に瞬間接着剤で固定しておいてからリューターでバフを掛けます。
こうする事で細かな部分が曲がったり折れたりしないのです。

バフを掛けてみました・・・

次はフロントフェンダーのウインカーです。
このウインカーはBBR製の物は形状が今一歩ですしホットホイールの物は外す時に壊れてしまいましたので今回はクリアーオレンジのアクリルの丸棒から削り出しております。
ついでに市販品のフェラーリマークも付けておきます。

リアフェンダーのピニンファリーナのマークも取り付けました、こちら側は特性のピニンファリーナです、反対側のエンブレムはオーナーさんの名前入り(?)特性エンブレムです。

ドアミラーの鏡も取り付けてみました。

リアのエンブレムも所定の位置に・・・

ボンネットトップマークも付けて・・・

フロントの跳ね馬も取り付けます・・・この跳ね馬はナンバープレートを避けて少し上側にずらしてある様ですね・・・

次はナンバープレートです。
自家用車のナンバープレートのサイズを測って来ます。
正確に1/18の寸法を割り出してアルミ板をカットします。
せっかくですから少し多めに・・・(笑)

またまた登場アルプスプリンターでサクサクとデカールを作ります。
気をつけないといけないのはナンバープレートの文字って偽造防止になかなか無い書体を使っているんですね。
作るのがとても面倒ですね(笑)

アルミ板に塗装をしてデカールを貼ります。
と書けば1行ですが、アルミ板の角を丸める様に整形をしてウレタンサフを塗ります。
ラッカーのグロスホワイトを塗って硬化したらやっとデカールを貼る事が出来ます・・・結構時間がかかっています。

リアのナンバープレートの取り付け場所がちょっと難しい場所に有りまして実車ではステーが特注されています。
なのでこれを作らなければいけませんね。
アルミ板を切って曲げて削ってボディに合わせます。

思いの外巧くいった様で指を離しても落ちません・・・

こちらもボディカラーに塗装をしてボディに取り付けました。

後はオーディオのプレート、バックモニターのカメラ、サンバイザー、ハードトップ、フロントのナンバーステー、トランクの照明くらいかな~。やっと完成が見えて来ました。

アルプス電気より重要なお知らせが届きました

2013-08-01 20:51:20 | Rossoの休日
今日は朝から強い雨が降ったり晴れ間がのぞいたりまあめまぐるしく天気が変わりましたね。
この所の落ち着かない天気のせいであちらこちらで大雨が降った様です。
私の所では幸いにも水路から水が溢れる事は無い様ですがこの天気が明日も続きそうという事で注意が必要ですね。
JR山陰線では全ての路線で運転が中止されていたらしいです・・・

最近集中制作をしているSAアペルタでも毎日大活躍をしているアルプスプリンターですがフラッシュシルバーのインクが切れてしまったので_アルプス電気のHPから電即納を使って取り寄せましたら何やらインフォメーションが入っておりまして、それによりますと最後の熱転写式のMD5500プリンターの修理対応を2015年5月31日で終了するという内容でした。
量はそう多くないのですが毎日活躍をしてくれているMD500のサービス期間が終わってしまうのは大変寂しい事なのですがまあこれも時代の流れと言う物でしょうか?

『今はインクジェットプリンターが使えるデカール用紙が有るじゃないの』と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、インクジェットプリンターではフラッシュシルバーやフラッシュゴールドは出来ませんね。
しかし、その二つはあきらめもつきますがホワイトの印刷が出来ないのは許せないのです。
インクジェットプリンターにもレーザープリンターにも白い紙に印刷する事が前提なのでどんな高価なプリンターにもホワイトのインクが無いのでホワイトの文字とかは印刷出来なくなってしまうのです。
私は2台のMD5500を持っていますからこのサービスの終わる直前にメンテナンスに出しておこうと考えております。
そしてインクもホワイトとフラッシュシルバーをストックしておこうと考えております。
他の色ならインクジェットでも対応が可能かもしれませんからね・・・。


さてSAアペルタですが取り敢えず馴染みの材質である599GTOのウインドを加工してみる事に致しました。
問題点は二つ右の上の角が少し欠けている事、これは欠けている分だけ上側に一辺を削って上側に持ち上げてやれば欠けはわからなくなります。後はワイパーが一体でモールドされている事ですね。
関連してGTBもGTOもウインドの枠付近の黒い部分が外側から塗装されており印象が良くないですね。

モールドは削り落としますがまわりに深い傷を付けない様にマスキングしておきます。

荒めのペーパーを木片に付けて削ります。
マスキングも少し削られてしまいましたが仕方ないですね・・・

このウインドの枠の塗装はどうしてやろうか・・・!?
まあ、マスキングをする場合表からの方が楽ですからね~組み立てた人も楽をしたかったのかな~実車も裏から塗裝してある訳だから裏からしておくと感じが良いのにね・・・。
考えがまとまらないから後回しにしてマスキングテープを剥がして水洗いをしておきました。

細かなペーパーに替えて更に削っております。

今度は1000番に変更して・・・画像は変わり映えしませんが。

枠の塗装を剥がしてみました
シンナーはクレオスの物を使いウェスに付けて擦ってやると結構奇麗に撮れます。
これなら不要な傷を付けなくて済みますね。

裏側には接着剤で侵された様で透明なプラスチックの表面が少し変色しています、これもペーパーを使って少し削ってやりました。
一見傷だらけに見えますが表と裏に傷が付いていますので修復は少々面倒ですね。

そして気が付いたのですが表側にワイパーのモールドが付いていたのですが裏側にも若干凹凸が付いていましていくら奇麗に磨いても裏側の凹凸で反対側の画像が歪んで見えてしまいます。
仕方が無いので裏側も削ってみました。

コンパウンドでウインドを磨きます、余り力を入れると割れてしまいますから注意をしなければなりません。

次は裏面をマスキングして表側にラッカークリアーを塗ります。

表側のラッカークリアーが硬化したら表側をマスキングして裏面を塗ります。
そして更に磨いたのがこちらです。

きれいになったウインドガラスの内側にマスキングをしておきます。
そう、剥がした枠のブラックを塗る為です。

ブラックが半乾きの時にマスキングテープを剥がしまして・・・

ウインドをボディに取り付けました。
裏からブラックが塗ってあると感じが良いでしょ?



もうちょっとで完成ですが・・・

2013-07-31 21:14:36 | Rossoの休日
昨日の天気予報では本日は本日は午前中は雨降りの予定だったのですが朝起床したら快晴のいい天気、しかも蒸し暑い・・・。
本日は本当の休日なので朝から芝刈りをしたかったのですが予報が雨降りなら仕方ないな~と思っていましたから不意打ちを食らった感じですね(笑)
まあそれでも芝刈りが出来たのでまあ良しとしましょう。

さてクタクタになっても進めなければいけないASアペルタですが(笑)やっと完成が見えて来ましたよ。
後エンジンルームとダッシュボードの一部とハードトップ、そしてケースの準備と言う所ですね。

ケースはベースをいつものNさんにお願いしてあるので娘さんのインターハイの応援から帰られたら作ってもらえるでしょう・・・無言のプレッシャーでは無いですよ(笑)

さて本日は昨日に続いてエンジンルームを作りますが、エンジンの周りが結構空いている事に気が付かれましたでしょうか?
そうなんですエンジンブロックは結構簡略化したものですし見栄えがしないと思われるのも無理は無いですね。日は最近の車の特徴でエンジンの周りはカバーされてしまうのです。
ミニカーではこのカバーはプラスチックの成型品で一体のものですが無塗装で何だか印象の良く無いものなのですが少し手をくわえて見栄えを良くしようと思います。
まずフラットブラックで塗装をして実車画像と同じように塗り分けを行いました。
これだけでもかなり印象が違いますね。

そして自作のエンブレムとフェラーリのエンブレムを取付けます。
このエンブレムも自家製のデカールを磨いたアルミ板に貼ってクリアコートしたものです。
随分雰囲気が違ったでしょ??

もっと拡大しておきますと・・・
注意して欲しいのはエンブレムの上側に有る丸い蓋ですがこれはラジエターのサブタンクの蓋と思われますが、質感を変える為にセミグロスブラックでこの部分だけを塗ってあります。
艶を変える事で質感を変えて「別の部品ですよ」と主張している訳ですね。

作った部品をエンジンルームに取付けてみます、いかがですか安っぽいミニカーの様では無いじゃないですか!?
気になっていたエンジン周りのスカスカ感は無くなったですね。


困ったのはウインドウです。
コチラが元ホットホイール完成品のGTO用のものでクネクネした何とも言えないワイパーが一体でモールドされています。
最初に発売された599GTBでは別部品だったのですが、勝手にコストダウンしたのかな??

コチラが599GTBのものですがコチラは材質が変ですねプラスチックと言うかビニールの様な少し柔らかいもので出来ています。
しかも所々変形していて写り込みが変ですね・・・
これをどのように使おうか考え中です・・・

なかなか天気が安定しませんね~

2013-07-30 18:42:25 | Rossoの休日
今日も島根県中部の大田市や川本町などで100mmを超える雨が集中的に降った様です。
お陰さまで私の住んでいる安来市は蒸し暑いですけど一滴の雨も降りません。
アバルトはウマに上げたままで毎日スバルサンバートラックを高台に避難させているのですが準備が良過ぎると雨が降らないと言う皮肉な・・・でも嬉しい誤算になっています。
まあおまじないという事でしょうか・・・

さて今日も集中的にSAアペルタを・・・と思いますがその前にミニカーのメンテナンスが有りました。
こちらも結構前からお預かりしていますのでこれを済ませてしまいます。
まずはアウディのウインドの内側に何やら白いゴミが付いているので奇麗にして欲しいと・・・・
拝見すると確かに何か付いていますので速攻で分解してゴミを取り除きました。

ここで感心した事が一つ・・・
ボディの裏側にマフラーや足回りなどモールドが掘ってあるのですがそれに丁度嵌る様にスペーサーの表面にもモールドが掘ってあります。
左側がシャーシ裏側、その右側がスペーサーです。

こんな感じでシャーシの裏側に取り付けられます。
ミニカーのスペーサーなんて塩ビのチューブを切った物である場合が多いのですがなんと丁寧なんでしょう・・・(笑)

最後にワックスをかけて完了・・・もちろんケースの透明なカバーにもワックスをかけて汚れを落としておきます。

次はルックスマート製のロータスエリーゼですがラジエターのアウトレットのメッシュの塗装が剥げています。
お客様からは何やら白い筋が見えると言う事でしたがメッシュの塗装が剥げていました。
こんな場合はマスキングをし塗り直しておきます。
マスキングをしたらミッチャクロンというプライマーをブラシに出して軽く塗ってからフラットブラックを塗りました。

マスキングを剥がすとこんな感じ・・・奇麗になりました。

ご依頼者の方はこのミニカーのロータスのエンブレムにも不満が有る様でして余りにも白っぽいから何とかして~と言う事らしいのです。
色々考えましたがここはやはりデカールの貼り替えをした方が良いかなという事でタメオのロータス72用のデカールを入手してロータスのエンブレムを貼り直しました。

こちらは貼り替え前です、確かにロータスのロゴがシルバーで印刷されていますが少々潰れている様でしてシルバーっぽくなっていますね・・・。

こちらは貼り替え後です。
タメオのデカールはなかなかバランス良く印刷されていると思いますのでこれが一番良いかな~と思います。
勿論現在普通に入手出来る物の中でですけどね。
シルバーの印刷が若干少なくなって黒っぽく見える様な気がしますが・・・。

これでミニカーはやっと御依頼主さんの元に発送されました、明日には届くはずです。


さてこれでやっとSAアペルタの開始です、本日はエンジンまわりを仕上げてゆきます。
エンジン上部のインダクションボックスの上側にボルトが24本取り付けられていますがモールドは有る物のレッドで塗られていて質感が良くないので削り取ってしまいました。
ここにインセクトピンを植えてビスを表現してみようと・・・

勿論1個ずつリューターで仕上げておきました。
不揃いな形状ではかっこ良く見えないですからね~。

中央の凹みにも12本のインセクトピンが植えられます、なかなか大変ですね。

カムカバーの点火コイルをフラットブラックで塗っておきました。

高圧コイルに配線をしておきます、この部分の画像はご依頼者から送って頂いていますので調べる手間はかからないですがミニカーのこの部分の形状は・・・(笑)ちょっと甘い形状かな!?

少し手を入れたエンジンなどの部品をエンジンルームに乗せてみました、なかなかかっこいいですね。

ウ~ンなかなか夏本番とはいかないですね

2013-07-29 21:02:27 | Rossoの休日
本日も朝は結構酷い雨でしたが幸いな事に水路が溢れる様な事は無かった様ですね。
昨日、山口県と島根県西部付近に大雨をもたらした気流は本日石川県辺りに流れた為か石川県の方が大雨の様ですね。
アトリエにはTVは有りませんからネット上の情報しか無いのですが石川県の川が結構危険な水位になっている様です、被害が大きくならない事を祈るのみです。

さてコクピットをボディに固定してダッシュボードを取り付けて様子を見ます。
今回はボンネットを固定するステーも取り付けていますからダッシュボードとそのステーの干渉も再度確認をしております画像のバックがアトリエのショーケースの上ですので実車の様な・・・とは言えないかもしれませんね。

ダッシュボードの納まりの確認が出来ましたので今度はダッシュボードの細かな仕上げをしてゆきます。
まずはメーターですが、BBRもホットホイールも十分な表現とは言えない物でしてどちらも流用は不可能でした。
なので実車画像からデカールを起こして再現する事に致します。
と言っても実車画像を正確にトレースしてもBBR製のダッシュボードが全く同じ形状とは言えませんので少しずつ変形させて修正をしてゆく事になります。
まずはメータパネルの部分をダークグレーに塗っておきまして液晶パネルの黒い部分のデカールを作って貼っています。
つまり黒い部分の他は透明ですので下地のダークグレーが見えている訳です。
PCプリンターではグレーが印刷出来ませんのでこの様に回り道をしなければならないのです(笑)
下の画像は印刷したデカールを実際のダッシュボードに乗せて大きさを確認している所です。

キーがオフの時は左側のディスプレーに車名とフェラーリのエンブレムが表示される様なので車名のデカールを白で印刷しました。
フェラーリのエンブレムは1/43用の物が丁度良いのでそれを流用しました。

ステアリングに不備を見つけましたBBR製のステアリングはステアリングのグリップの一番上側に何やら凹みが有りまして多分シフトライトではないかと思うのですが実車には無いのでこの時点でパテ埋めをしておきました。
BBRがこのモデルを作った時は最初期と思われますので試作の車にはこれがついていたのかもしれませんね・・・。

デカールも色々準備致します
これはエンジンルームの中にあるプレートの物でアルミ板に貼ってクリアコートして仕上げます。

中央の回転計はGTOでは黄色の文字盤ですがSAアペルタではホワイトベースになります、右側のスピードメーターは極一般的な物ですが今まで1/18を余り作っていないので新しく作り直しという事になりました。

ダッシュボード中央のオーディオはまだ作らなくてはなりませんがその上側のFerrariのエンブレムは1/43用のエッチング板で少し大きめに作って準備をしておいた物です。

ドアの後ろ側にはピニンファリーナのエンブレムがついていますが製作中の実車は左側の物は良く似たオリジナルの文字が入っています。
右側もピニンファリーナでは有りますがそれに合わせて作り直しをしてあります。
双方ともオリジナルでは文字だけがクロームで再現されるエンブレムですがオリジナルエンブレムでは文字のまわりに黒い段が付けられています。
よってエッチングでエンブレムを作り直してまわりをウレタン塗料で塗っておきました。

硬化後には凸部分を1000番のペーパーで磨いて金属地を出しています。

エンブレムを作ります印刷したデカールを切り出しております

アルミ板を必要寸法に切った物を磨いてデカールを貼っています

ステアリングのスターターボタンを作ります、厚みは0.3mmのプラ板をポンチで切り出しまして・・・

ステアリングのセンターモチーフを市販品で取り付けます。

スターターボタンやその右側のスイッチ類も取り付けます。
スターターのボタンにはエンジンスタートと言う文字も入れておきましたが余りにも細か過ぎて読めません(笑)