goo blog サービス終了のお知らせ 

Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

本当に細かなボディの修正をしています

2016-06-15 23:49:41 | Nissan Silvia S15
本日は途中で降水確率が高くなったりいたしましたが・・・
夕方までは全く降らずに過ごす事が出来ましたね。
そんな中ですが昨日に引き続きまして芝生の刈り込みをいたしました
大まかな部分は完了していますがブルベリーの際とかはまだまだそのままになっていまして何時綺麗になるのかなかなか難しい具合だったのです。
おまけに明日からは雨が降ると言う予報になっていましてね・・・なかなか難しい判断なんですよ。
芝刈りが完全に終わった本日のCafeドーフィンの中庭です。

中庭の芝刈りをするのと同時にブルーベリーの草取りも行ないますよ
今年は成り年らしくかなりの数が成っていますね。

まだまだ実は青いですがこんなに沢山の実が成っていますよ。
石川さんじゃないけど今年は当たり年かもしれませんね〜

サイドステップの部分は微妙な段が付いていましてね、綺麗に納めたいのでパテを入れて研いでいます。
かなり綺麗なボディですね〜。
そんなに厳しい注文では無いのですが・・・(笑)

次はボディとシャーシを留める為の穴を埋めておきます
実際には穴を埋めてから判断致します
なかなか難しい状態ですね〜。

サフを塗ってみました
ここは膜厚が付かない様にラッカーサフを塗る為のポイントですね〜

しかもボディサイズが綺麗に決まらない感じで済ませなほう火と思います

シャーシの製作

2016-06-14 23:24:10 | Nissan Silvia S15
先程までgooブログに全くアクセス出来ず今日の更新は出来ないかな〜!?
などと思っていましたが・・・やっとアクセス出来ましてこんなに遅くなってから更新です・・・(笑)

今日も暑い天気でしたね。
山陰は良い天気で朝から日光が照りつけまして外は暑かったです。
28度くらいまでは上がったんじゃないかな〜!?
こんな天気の中畑の一部と中庭の芝刈りを行ないました、まだ全部刈れた訳では有りませんが後2時間も有れば終わりそうですね。
明日も休みだからこの休みの間に終わらせたいですね〜。

さてこんな中でも製作は進めなければなりませんよ(笑)
と言うか楽しくない芝刈りだけでは終わらせられませんって・・・
中の仕事は最近発売したメッシュやラジエター表面のエッチング板のパッケージに使っているケント紙の切断をしなければアトリエが狭くて困ります。
四国に行く前に注文しておいたケント紙がノーカットの状態で10枚届いているんですよ。
その紙がアトリエの中に有る物だから狭いアトリエが一層狭く感じますからこれを早く片付けてしまわなくてはなりません。一生懸命カットします。

1枚のケント紙で104枚のパッケージが出来ます・・・10枚という事は1040枚ですね。
そんなに売れるだろうか・・・?
数時間を掛けてやっと完了です。

まず最初の作業はプラ板を重ねた部分に少し段が出来ていますのでここにパテを盛って隙間を無くしましょう。
この厚みの部分は真横から見ても隙間が見えず上から見た時に僅かに隙間と言うか段が有るのです、サフを塗ってやっと分るくらいの段なんですけどね〜

パテが完全硬化しないと削る訳にはゆきませんのでそれまで他の作業をしますよ、時間は大切ですからね。
この完成品の床板はレジン製でしてね、ちょっと軽い・・・
しかもボディの事後変形が押さえられるはずも無く・・・シャーシの部分をメタルで作り直します。
完成品についていたシャーシをメタルに当ててケガキます
何故こんな事をするのかと言いますと楽なだけではなく少しだけ大きめにケガイておきたいのです。
そしてボディとの間に隙間が多めなのでメタルで作り直したらその隙間を小さくしたいのです。

ケガキ線にそって鋸で切り出しましてヤスリでボディと削り合わせます
この作業は時間がかかります、隙間が小さければ小さい程よい訳では有りませんよボディを塗ってからある程度のクリアランスを保って収まらなければなりません。
削り過ぎはNGですからね・・・。

後部のアクスルシャフトの中心から少し後ろ側に鋸で切り込みを入れます、この場合絶対に切り離さない様にしなければなりません。

切り目を入れた部分を斜めに折ります。
つまりシャーシの後部を斜めに跳ね上げたいのです。
跳ね上げたらここの切り込みの部分にメタルを盛ります・・・下の画像は内側ですね。

そしてここの下の画像は外側になります。
両面の切り込みの部分をハンダ付けしておかないと強度不足になりますからね。

余分なメタルを削り落とします
特に内側は綺麗に削っておかないとボディ側についているタイヤを支えるシャフトの受けに干渉してしまって上手く収まらない可能性が有るのです。

なぜ後ろ側を跳ね上げたのか・・・
実は今回の製作を承った実車はマフラーが変えてありまして斜めに跳ね上げたカチ上げマフラーが付いているのです。
斜めにマフラーを取り付ける為にはこの様なシャーシの方が良いのではないかと考えています。
まだマフラーが仮組されていないので何とも言えないのですが・・・(笑)

これ位斜めなら何とかなるんじゃないかと・・・
ただこれでスペースが不足するようならシャーシの板を少し削れば干渉せずにマフラーが付くはず・・・(予定ね)

完成品のオリジナルシャーシはこれだけうねっているので車体と展示ベースの間のスペーサーの当たり面積が狭くなってしまいますよね。
なるべく広い方がネジが緩み難いのでシャーシは平面にしておきました。


しかもシャーシをメタルにする事でここに刻印を使って車の型式/車体番号/年式などを刻印する事が出来ます、レジンのシャーシだとリューターで文字を掘る事になりますから綺麗に掘るのが難しいのです。

またショップさん経由で御客様にご希望の確認をしていただきましょう。

ボディの細部仕上げVer.2

2016-06-08 20:12:56 | Nissan Silvia S15
今日の山陰は曇っていて蒸し暑いですね~
午前中は雨がパラパラしていたくらいですが夜はこれからどうなんでしょうか・・・降りますかね~!?
いよいよ明日から四万十合宿(笑)なので皆さんにお会い出来るのは楽しみです・・・

下の画像をご覧になってカテゴリーがシルビアS15なのに何故またブガッティの写真なのか・・・疑問に思われたかも・・・。
いやまたいつもの間違いかと思われた方も有るかも・・・どちらもアリなのが怖いな(笑)
実は明日からの四万十合宿ですがメンバーの中にこの作品をご依頼頂いている方がいらっしゃいましてどうしても見たいと言われるので連れて行く事に致しました。
私の場合は基本的には制作途中のご依頼品は破損や不慮の事故を防止する為にアトリエから持ち出す事は有りませんがご依頼者の方が希望されれば例外ですよね。
ですからこの方の為に作っている2号車を持ってゆきます。
見たい気持ちもわかりますし・・・
ボディは少し酸化していますので見栄えを優先して少し磨いておきましょう。
目の細かなスチールウールを使って磨いています・・・100%奇麗にするなら酸性の薬剤に浸けて奇麗にする方が良いかもしれませんが・・・酸が残ると厄介ですからね~磨く位にしておきます。

まあちょっと位は奇麗になりましたかね~??
確かお客様にご覧頂くのは2回目だった様に思います、前回は昨年の静岡ホビーショーの前日にシャーシとボディまで出来た物をご覧頂いていますからエンジン付きは今回初めてではないかと思います・・・ミッションはどうだったかな??
ちょっと記憶がありません。
でも前回もボンネットの熱気抜きがメッシュになっている2号車をご覧になっているはずです、制作が進んでいる事をわかって頂けると嬉しいですね。

と言う事で明日から3日間アトリエを留守にして四国の高知県の四万十方面に出かけます
帰るのは6月11日の夕方ですから出勤は翌日12日からと言う事になります、もちろんCafeの方はその間も営業していますのでよろしくお願い致します。


さて制作ですがシルビアS15は未だにボディの修正を続けております。
大きな修正は無いですが目の細かなポリパテを盛っては削り盛っては削りの繰り返しで細かな傷や微妙なうねりを取っています。
これが原型になり複製して新しいボディを作りますから出来るだけ奇麗にしておかなければなりません、原型よりも良い物は出来ませんからね。

削りますと下地が出ます・・・これは当たり前ですよね。
出ない程度に削っても面が揃いませんからこれも当たり前です・・・
なので最後はサフを入れます

昨日まではウレタンサフを使っていましたが本日からは塗膜の厚みを嫌ってラッカーサフに変更しています。
何故最後はサフを塗るのか不思議かもしれませんがポリパテがボディの表面に出ていますとこの後シリコン型を作る時にシリコンゴムを流しますがポリパテと当たる部分に硬化不良が出るんですね。
だから一度サフを塗って遮断しておく訳です・・・作業に無駄はないのですよ(笑)

ボディの細部仕上げ

2016-06-04 21:17:50 | Nissan Silvia S15
今日は予定通り!?午後から雨が降りましたよ、こんな時だけ(まだ外の仕事が残っているのですが)予定通りになってしまうんですね。
午前中はタマネギとニンニクを植えていた所を耕耘機を入れまして耕しておきました。
特にタマネギ畑は雑草も多く生えていますので何度も耕耘作業をしなければなりませんが時間の関係で1度だけ起こすだけにとどまりました。
時間があればもう少しやりたかったのですが・・・
まあ仕方がないですね・・・
梅雨入は何時かな?と思っていたら本日中国/四国地方が梅雨入したらしいですね確認はしていませんが午後から御客様に伺いました。
来週は四国に行くのに梅雨入は少しガッカリです(笑)

さて製作にかかりましょうかね。
昨日はサフを塗った所で終わったのですが本日朝一でパテを盛っておきまして先程の畑の作業をしましたよ。
硬化まで時間がかかりますから丁度良い訳です(笑)
時間は有効に使わなければね・・・
午後からそのパテを研いでいます・・・
大きく削る部分は無いのですが
少し細目のペーパーで面を出して研磨してゆくのはなかなか気を使いますね。
しっかり時間がかかりました。

研いでいますと少々問題も出て来ます(笑)
ドアの後ろのサイドステップの部分ですが薄いプラ板が研磨されて更に薄くなりまして実車用のサフのシンナー分で少し溶けて弱くなった様で縁がガタガタになってしまいました。
厚みも足らないのでここにマスキングテープを貼ってパテを盛り直します。

ドバ~ッと盛った様に見えますがマスキングテープを剥がしますとこんな感じになっています
上側は最低限の厚みを持っていますのでこのまま硬化させて表面を研磨すれば良い感じになるのではないかと思います。

このボディですがボディ表面のいたる部分に細かな凹みがありますね。
例えばテールランプの間のリアパネルですが丁度シルビアのエンブレムの有る部分ですとか、ルーフの真上とかボンネット左側の後部とか・・・ボディカラーが厚く塗られているので完成品の時には全くわからなかったんですけどね・・・後で傷が付いた訳ではないと思います。

超拡大しますとドアノブの部分に筋彫りを直した時に付いた傷が見えてしまったりましますが、言いたいのはそこじゃなくて先程パテを盛り足したサイドスカートの厚みの部分ですがこんな感じにきれいに決まっています。
厚みは大体予定通りですね。

心配されるかもしれませんがドアノブの部分の傷はウレタンサフを筆塗りしてペーパーを掛ければ十分に消える深さですね、だから余り気にしていませんよ。

ルーフの上側の傷はこれです・・・
中央部分に黄色なパテの点が有りますよね、これは深さが無いので気泡ではないのですが塗装をしますと多分目立ってしまうでしょうから直しておきます。
例えボディを再キャストしてもこの凹みは出てしまうのです・・・複製は原型以上になならないのですよ(笑)

そして最後の作業はまたサフを塗っています。
決して全体に塗るのでは無く下地の出た部分だけ補修して塗りますとその凸凹がすぐにわかります。
明日の制作はここから出発ですね。


パテの研磨

2016-06-03 21:54:07 | Nissan Silvia S15
いや~今日も暑かったですね。
島根県は27度まで上がった様ですよ・・・
沖縄はもう梅雨に入ったのかな?
島根県は何時梅雨入りなのかわからないけど・・・今日は一晩で天気予報が変わってしまいました。
数日前に天気予報を調べた時には当分雨が降らない予報だったのでタマネギを全て抜いて畑に並べて干していたのですが、今朝天気予報を見ますと明日から雨が降る予報に変わっていました。
雨が降る前に全てのタマネギを余分な葉っぱと根を切り落として倉庫の中に収納しなければなりません・・・午前中の時間を費やして95%のタマネギを収納致しました・・・超忙しかったですね。
梅雨入りか?と思ったのですが若干早い様な気がします。
明日明後日と雨の降りやすい天気が続いたらその後は天気が回復する様なので、梅雨はまだかな??
そう言えば自宅前の溝掃除も次の休日にはしておかなければなりませんね。
梅雨までの道のりは厳しそうです(笑)
ア~そうでした軽トラックの車検もそろそろでした!
なんだか忙しいな~

さて製作を始めましょうかね。
本日は昨日の最後に盛っておいたポリパテを削っています。
一発で仕上げようと思いますとなかなか難しいので最初のパテでは大まかに形状を出す事に専念致します。
ですから結構荒いペーパーでザックリと削りますがボディの部分には余り当たらない様にした方が良いですね。
傷を修理するのが大変ですからね。

パテをザックリと削りましたがフロントホイールハウスの前側のパテのガイドを取り付けないとこれ以上ザックリと削る事が出来ないのです・・・と言う事で写真が白く飛んでしまいましたがプラ板でガイドを作って取り付けました。

そうそうリアホイールハウスの後ろ側もガイドを取り付けました。
前側と後ろ側のガイドはいずれもスポイラーとつながる部分でしてここを先に付けてしまいますと逆Rになっている部分の研磨作業が出来なくなってしまうので後回しにしたと言う事なのです。

ついでにホイールアーチの縁を薄く見える様に削っておきました
このミニカーでは特に薄く見える様には加工していなかったのでハンドメイドでは定番の工作ですね。

再びパテを盛っています。
ここでは盛るというよりは傷の部分に擦り込む感じですね
大まかに削った形状を変える様な付け方では無く傷を消すのが目的ですね。
そうそう今回使ったパテは目の細かなパテでしてこんな場合は傷に入りやすくて使いやすいですね。

乾燥機に入れて1時間程加温しますとパテも硬化してしまいまして研ぎが出来る様になります
今回は少し目の細かなペーパーを使いましてラインを整えます。
先程取り付けたホイールアーチの前側のパテのガイド付近は研ぎがなかなか難しいのですね~。

後ろ側もこんな感じで研いでいます
ボディのレジンや2種類のパテの色が混ざり合いまして形状がなかなかわかり難い・・・
特に写真ではわからないですよね~(笑)

と言う事でウレタンサフを塗ってみました
ウレタンサフの上ならポリパテを盛る事も出来ますからね。
これがラッカーサフですと上側にポリパテは余り感心出来ませんね。
ポリパテの成分でラッカー塗料が溶けてしまうからです。


サフを入れると形状がよく見えますね・・・
明日もう一度細かな部分の修正をしましてサフを塗りましてからボディの複製の準備をします。

まさかこのまま仕上げると思っておられた方はいらっしゃいませんよね。
レジンのボディにプラ板とポリパテを使って形状を出していますのでこのまま仕上げればまず間違いなく数年後には割れが入ります。
このシルビアS15は1台だけしか作りませんがお客様にとっては大切な作品ですからボディをレジンで複製して事後変形が出ない様にして製作を進めます。