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Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

シャーシの組立て

2021-12-04 20:14:36 | Austin Healey 3000

本日の山陰は曇りどきどき雨・・・たまには日が射すのですがそれでも寒い一日でしたね。
今日は雨がパラパラ落ちましたので畑には出られず・・・
仕方が無いのでガレージの中で耕耘機を修理していました・・・と言っても結果として今日の所は失敗しちゃったんですけどね。
作戦を練り直してもう一度チャレンジしましょう。
ロータリー部分のベアリングを交換したいんですけどね・・・
既に部品は届いています(笑)
後は私の技術力だけなんだけど・・・これがなかなか車と違うのでうまくいかないのですよ(笑)

で今日も厨房係が終わってから本業開始ですね〜。
本日はオースチンを少し進めます。

タイヤ/ホイールを装着する為にはまずフロントのディスクブレーキを取付けます。
小さなエッチングの部品ですが以前作った車の余った部品です。
ワイヤースポークのホイールなので隙間からブレーキがよく見えるのです、なので省略は出来ません。

スポークの隙間から何となく見えますよね。
ブレーキキャリパーを付けないとブレーキディスクが見えるだけなのでドラムブレーキなのかディスクブレーキなのかよくわからないじゃないでしょうかね?

このガラスケースの上で組立てしないと4輪がきちんと着地しなくなってしまいます。

しばらくの間このまま放置します。

続いてこの硬化待ちの間に室内の細かな部品を作ります。
まずはサイドブレーキのレバーです。
この古いキットの場合もう使えるレベルの部品は付属していませんからほぼ全て作り直す事になります。
素材は外径が0.8mmのアルミパイプとインセクトピンですね。
インセクトピンの頭でサイドブレーキのリリースボタンを再現します。
実車はシートの脇でセンタートンネルの間からサイドブレーキレバーが出ていますからサイドブレーキの付け根の部分は強度優先のインセクトピンを曲げています。
実車もこの部分は見えない様ですしシートを目一杯センタートンネルに近づけて設置しないとドアの内装をこの後作りたいのにそのスペースが無くなってしまうのでした。
キットではドアの内装の部品は存在してないのです(笑)
キットメーカーさん最初から付ける気が無かったと言う事でしょうね。

続いてシフトノブとシフトレバーです。
レバーは0.6mmの洋白線でノブはアルミパイプに差し込んでおいてドリルレースしています。
こんな小さな物はドリルレースの方が自分の思った形状に削る事が出来ます。
私が参考にしている実車の写真ではアルミの削り出しのノブに交換されています。
理由はシフトの位置が少し遠いのでしょうね。
ただ、時代を考えますとシフトノブは丸くて黒い樹脂製である様ですのでこのドリルレースした部分を塗装で仕上げます。
樹脂なのでグロスブラックですね。

次は旋盤でABSの丸棒を削って作りました。
大きさは直径が2mm程です。
何の部品かと言いますとシフトレバー根元のカバーですね。

大きさはとなりに有るピンセットの先と比較して頂けばわかりますかね〜??

シフトレバーのノブを塗装しています。
ノブの下側にノブをロックする為のナットが見えますね・・・
これは金属線を使って再現しています

でシフトレバーとサイドブレーキを取付けました。
このオースチンヒーレーと言う車は何か他の車とミッションを共有しているのかシフトレバーがセンタートンネルから出て来る部分が中央では有りません。
どちらかと言いますと左側の前方に出て来ているのです。
なのでドライバーからはかなり遠くでしてレバーはセンタートンネルを出た所で大きく後側に曲げられています。
そして長く後に延びて右側のドライバーの方に近づいています。
これでもまだシフトレバーが遠い人はノブをアルミ製の長い物に交換しているんですね。

このモデルカーでもその特徴を再現する為に取り付け位置を再現させて頂きました。

一応ボディを被せて違和感が無いのか確認をしますね。

明日はまたS15シルビアを進めましょう。
皆さん寒いですが風邪など召されません様に!!

 


最終組み立てを始めました

2021-11-29 22:26:33 | Austin Healey 3000

本日の山陰は晴れていい天気でした。
このいい天気も今日までらしい・・・明日は午後から雨らしいです。
気温も明日は18度まで上がりますが明後日は8度か9度と真冬の気温ですね。

そんな山陰ですが、少しでも暖かいうちにジャガイモを掘っておきます。
つい最近まで元気だったのですがこの所の低温で葉っぱや茎が元気がなくなってきていますね。
もう流石に元気がないと思いますので収穫しておきましょう。

普通のジャガイモもありますが・・・赤いのはアンデスという種類です。
芋自体は少ししっかり系かな・・・
普通のタイプは皮が薄くて少し強く触りますと皮が剥げてしまいますがアンデスは剥げません。

今日もいつも通りに厨房係をしてから本業です。
今日は予定通りにオースチンヒーレーですね。

先日のシートに続いて今日はホロカバーのパイピングをしています。
紺色のレザーに白いパイピングですから目立ちますね。

そしてホイールを取り付けたいのですが、ホイールがスポークだとその奥側にブレーキが見えてしまうのです。
まずはリアのブレーキですね。
アルミのドラムブレーキを作ります

昔の車でドラムブレーキのチューンと言いますとアルミのフィン付きドラムを付けるのが一般的でした。
多分知らない人の方が多いと思うのですよね。
ドラムブレーキを作る場合には、ホイールとの兼ね合いがあるのです。
今回使ったのはボシカホイールなのですがこのホイールのシャフトの取り付け部分が結構厚みがありましてね、その奥側にブレーキドラムをつけますとドラムが奥まってしまい見えにくいのです。
なのでドラムの中央部分にこのホイールの逃げを作っておきます。
4.0mmのエンドミルで1.0mmほど掘っておきました。

掘っておくことでブレーキドラムの部分が手前側に出てきますから見えやすくなるのです。
ホイールにはめてみますと・・・
よく見えますね。
実車の写真で見ましてもこの程度には見えますよ。

リアのホイールにはブレーキドラムを接着しました。
感じとしては充分かな〜と

少しづつ確認しながら組み立てなければなりませんから時間がかかりますね。

そうそう、ワイヤーホイールといえばセンターはスピナーでホイールを止めます。
このスピナーですが一応ボシカの純正品を使います
探したら・・・この袋の中に入っていました。
ボシカホイールの業務用!?
この状態で以前ヤフオクで買ったんじゃなかったな??

何台分のホイールが入っているんでしょうか?
かなり使ったんですが・・・まだなくなりませんね。

スピナーが取り付けられますと一層格好良くなりますね。
流石にボシカですね。

リアホイールとシートを取り付けました。
次はシフトレバーとサイドブレーキ、センターのアームレスト、ABCペダルを作りましょう。

その前にフロントブレーキを作ります。
フロントはディスクブレーキなのでまずはブレーキディスクを作りました。
素材は洋白の丸棒です。
ドラムブレーキとは質感を変えようということで洋白にしました。

フロントのアクスルシャフトにブレーキを取り付けています。
ホイールハウスの内壁と比べますとディスクが大きいように見えますが・・・
ホイールの内径に収まるように6.8mmの外径としています。

この後ブレーキキャリパーをつけますがここはイギリス流のスポーツカーですから黒いブレーキキャリパーを準備しています。

ホイールはまだ接着していませんが一応ホイールをシャーシにつけてボディを載せてみました。
・・・どうかな??

斜め前から見ます、なかなか良いじゃないかな!!

明日は再びS15シルビアを進めます。
ボディカラーの塗装まで進むと嬉しいのだけど・・・。

 

 

 


シートが完成しました

2021-11-20 22:14:58 | Austin Healey 3000

本日の山陰もいい天気でした。
最近続きますね〜いい天気が!!
本当に気持ちの良い天気ですよ

朝は冷えるけど日中は結構暖かいのです。

出勤してから畑に出まして最後のピーマンを収穫しました。
大きいのや小さいのが有りますが、小さいのは自家用で食べます。
だってせっかく成ったのですから勿体無いですよね。

そしてCafeまで戻りますと・・・
唐辛子は・・・どうする?
と言う話になりまして、いきなり収穫することにいたしました。
と言っても刈り取って玉ねぎ干し場に吊るしておいただけですけどね。
こんな感じで吊るしておきました。

で・・・昨日の入荷。
メイクアップさんからの新製品と一部旧製品ですが(笑)
これ以外はハコスカもありましたが・・・もう全て完売でした

お気に召すものがありましたらコメント欄からご連絡ください、個人情報が書かれたものは公開せずご連絡をさせていただきます。

さて本日はオースチンを進めます・・・一部昨日の途中になった作業もあります(笑)
実は・・・内装を進めるに当たってシートの制作をしたかったのです。
いろいろなシートを見てどんなシートがロングツーリングに似合うのか・・・

まあそれはレカロなどのシートが疲れないかもしれませんが・・・見た目がね、この車には合わないのですよね。
あくまでも見た目やイメージが優先の模型の世界ですから・・・。

こんな感じのシートにしたいんですね。
ネービーブルーのレザーに白いパイピング・・・
シンプルイズベスト!!
かな!?

なので昨日作っていたのはこのパイピングだったのです
鉛線の0.2mmを使って作ります。
半田線ですと0.3mmまでしかないので極細が良い場合は鉛線を使うことが多いですね。

こんな感じで古ハガキの中央に穴をあけましてね両面テープで鉛線を貼り付けます。
まあ細い鉛線を手で持って塗装する訳にはいかないですからね。
こんんな固定方法を使うのです。

使った塗料はウレタン塗料のホワイトですが・・・
ひと工夫します

どんな工夫なのかと言いますとウレタン塗料が硬化しますと当然ながら固くなりますので鉛線に塗った場合は鉛線を曲げたら塗った塗料が割れてしまいます。
そこでウレタンバンパーなどに塗る場合に軟化剤を混ぜるのですがそれがコレなんです。
フレックスと言います。

こちらが説明ですね・・・。
柔軟性付与剤とありますね、実車の塗料の塗料の知識がなければ使えない素材ですね。

塗ってみました。
と言っても細いので白くなったのか鉛線のままなのかよくわからないですね(笑)

・・・とここまでは昨日の仕事です。
塗装が硬化しないと次に進めないですし線に色を塗っただけなんで・・・これだけをブログに書くことでもないのです。

・・・でシートのパイピングを取り付けました。
こんな場合の接着剤はゴム系のクリアーボンドですよ。

今日は1枚だけの作業でした・・・
こんなのも珍しいですね(笑)

明日は再びシルビアかな・・・結構問題があるんですよね。


有り難や・・・頂き物の日々

2021-11-16 21:20:42 | Austin Healey 3000

本日の山陰は雲が時々出ましたがまあ全体的にはいい天気かな・・・
夕方には雨がパラパラ落ちてきましたが道路が濡れるほどではありませんでした。

今日は定休日なんですが・・・
忙しかったです。
何が忙しかったのかと言いますと。
まだ内緒なんですが

健康診断で大腸の検査で引っかかってしまいました。
今まで一度もなかったんですけどね・・・。

精密検査の準備のため(あの大腸の内視鏡検査です)市内の総合病院に行ってきました。

まあ本当のところやりたく無い気持ちは1000%(あれ!?0が一個多い)なんですが、私は現在61歳・・・父親が60歳くらいで膀胱癌になって66歳で胆嚢に転移して亡くなっていますからそろそろ気をつけておかないといけない時期になっておりますのでこの際やっておくことにしました。
聞いただけでも気が重くなりますからね・・・でもまあ嫌なことでも経験をしておくのも良いかな。

と言うことで12月1日は内視鏡検査になりました。
もしもポリープとか取って入院になるといけませんので12月2日〜3日は念の為臨時休業にします。
少し先のことになりますが、ブログの更新もできないかもしれませんのでご理解をよろしくお願いいたします。

 

さて本日も色々な頂き物をいただきました。
地元産の柚子です
いつもなら家内の実家から頂くのですが今年は昨年剪定をしたら実がならなかったらしくて・・・
まあ良くあるのですよ強剪定をした時に翌年実がならないと言うのは良くあることなんです(笑)
来年は大丈夫でしょう・・・
とりあえず柚子がなくて困っていたら自宅のご近所の方からいただきました家内と同じ地区の御出身なので同じ産地の柚子になりますね。
色も香りもいいですね〜。

そして本日の事

A海さんからとれたての無農薬レモンを送っていただきました
FBの友達なんですが・・・「超いいね」をしたら送ってくださいました。
なぜ「超いいね」をしたかと言いますとうちにもレモンの木があるのですが昨年地植えにしたばかりなので今年は2個しか実がついてないのです。
普通の年ならかなりの数の実がつきましてCafeにいらっしゃるお客様にレモンティーとして清々しい香りを楽しんでいただいていたのですが・・・この冬は難しいな〜と思っていたのです。
だから、たくさん収穫された写真を見て「超いいね」をしたんですね。
この方は関東方面の方なので比較的暖かい地方と思いますのでレモンの育ちも良いのでしょう、山陰は寒いですからね。

これでまたお客様に清々しいレモンの香りを楽しんでいただけますね。
無農薬なので安心です!!

袖擦り合うも・・・と言いますが嬉しいですよね〜こんなサプライズ!!

1日前になりますか・・・
長野産のリンゴが届きました。
ちょっと小粒ですが色が大変綺麗ですね〜。
この時期島根県や鳥取県でもリンゴが収穫されます。
11月3日に広島県高野町に納品で出向いたのは何処かに書きましたよね。
本来この時期に毎年高野町に行っています・・・ついでに高野町で栽培されているリンゴを箱買いしてくるのです。
それを使ってパフェを作ったりしていましたが・・・今年は不作だったらしくどこを巡ってもリンゴが入手できませんでした。
三重県の模型友達(兼FB友達です)のK原さんが送ってくださいました。
K原さんはリンゴの木のオーナーさんらしく・・・数日前のFBの投稿で長野までリンゴを収穫に行きましたよ・・・と書かれていましたのであ〜長野県のリンゴは美味しいよね〜と思っていました。
と言うのも例のユーノスロードスターを引き取りに岩手県に行ったときに帰りに諏訪湖の近くのSAでリンゴをしこたま買い込んで帰ったのを思い出しました。
台風が通過して傷がついてしまったリンゴでしたが帰ってから食べたらすごく美味しくてまた追加注文した記憶があったのです。
今回のも少し小粒ではありますがとても美味しいですね。
色も美しいし・・・お客様にも当分の間楽しんでいただけるのでは無いかと思います。
長い枝がついているのは如何にも普通の商品では無いのが理解していただけると思うのですよね。

頂き物をして頂いた皆様
大変ありがとうございました、心よりお礼を申し上げます。

 

さて本業も少し進めます
今日はキーシリンダーを作ります
0.8mmの洋白線の断面に糸鋸で0.3mm程度の切れ込みを入れます。
なかなか難しいんですよね・・・
下の写真のものは結局使わずです、なぜなら切り込みの位置が少しずれていますからね。

切れ込みを入れた洋白線に金属リングを接着しました
なんとなくキーシリンダーに見えますか??

上下が逆になってしまいましたが・・・
ダッシュボードに取り付けて見ました
少し窮屈なんですが・・・これは仕方がないかも(笑)
まだ差し込むキーを作りますよ
折角切れ込みを入れていますからキーが刺せるのですよ。
但し普通の方にはこれを回すことは出来ませんね・・・指が大きすぎるからです(笑)

そして作ったステアリングを取り付けています

ステアリングの高さが問題になりますがまあちょうどいい高さではないかと思っています

ステアリングのセンターにホーンボタンを取り付けます

この部品も旋盤で削り出したものです
確かオースチンのホーンボタンのエンブレムは紺色の地に白い文字(メッキだったかな??)だったと思いますので中心は少し濃いめのブルーに塗っておきました。

明日はもう1度S15シルビアに戻ります。
あ〜らっきょうの草取りもしなければなりませんでした・・・。


しかし・・・この最近、ありがたいことに皆さんにお世話になってばかりのStudio_Rossoですね。

 


ダッシュボードの制作です

2021-11-15 20:32:50 | Austin Healey 3000

本日の山陰も晴れて良い天気でした。
今日は朝一番でホームセンターまで走りました。
・・・お馬さんは車検が切れていますからポルシェ(農道の)です(笑)

目指す買い物はタッチアップペイントですね。
S15シルビア用のスパークリングシルバーを買って来ました。
2本しか無かったので全部買い占めました・・・1本だと不安なのです・・・

足ら無いとか、と言う事じゃないんですよ。
前に買ったタッチアップペイントは瓶によって色がわずかに違っていました・・・
それは何かの1/18のミニカーを塗っていた時でした。
1本目が無くなったので2本目を開封してよく混ぜてシンナーで薄めてエアブラシで塗ったのですが・・・僅かに色が違うのです。
確かその時は少し青味が強かった印象だけをよく覚えています。
たまたまロットが違ったのかもしれませんが・・・なのでその時は別のお店でもう一本買って来て塗り直しました。
その時の教訓で最近は2本以上買って来て少し大きめの瓶に2本とも開けて混ぜて使います。
何しろ今日のホームセンターに有ったタッチアップペイントの蓋のサンプルカラーも左右で少し違うのです(笑)
まあそこまで神経質にならなくても良いかもしれませんが途中で無くなった時には困りますし、また最初からやり直しになってしまいますからね。

でお店まで帰って来まして・・・

次は年賀状の印刷です。
あ〜これは私のではなく知人に頼まれた物でして明日は定休日なので明日届ける為には今日印刷しておかないとね・・・
まだ11月なのでちょっとピンと来ないかな〜(笑)
まあいいや!!



早速厨房係です・・・と言うのも今日は予約だけで客席が満席になるほど予約を頂いていますので心してかからないとね・・・お客様に迷惑をかける訳にはゆきませんからね。
それにご予約を頂いたお客様だけでなく普通にご来店いただくお客様も当然いらっしゃる訳でして・・・時間をずらして何とか対応致します・・・この部分は家内の腕の見せ所なのでお客様のあしらいには私は全く口を出しません。
この部分は私が言っても変わらない部分ですし本人の能力以外には解決のしようがないのです・・・彼女のお店なのですからね。

後は厨房係が如何に早くお客様のオーダーをお出し出来るのか・・・それもポイントの一つと考えているのです。

それにしても今日は久々にしんどかったですね。
それでもお客様にはご迷惑をかける事無く何とか乗り切ったんじゃないかと・・・
終わったら3時を過ぎていました。
アトリエにゲンさん来てたみたいだけど・・・しかも2回も・・・
アトリエまで戻ったらお帰りになっていました。

で今日も本業を始めます。
今日はオースチンヒーレーを進めましょう。
ダッシュボードの制作でしたね。
ダッシュボードにはメーターが並んでいますがその中央の部分にステアリングシャフトが出て来る部分が有ります。
この部分は縁がクロームで中央部分はグロスブラックみたいですね。

当然部品はないので旋盤で洋白の丸棒を挽いて作っています、洋白にしたのは周囲の部分を光らせたいからですね。
最終的には中央の部分をグロスブラックで塗ってから取り付けますがこの部分はメーターリングに囲まれていますので寸法的にちょっと厳しいから仮組して確認しました。

次はステアリングです・・・
ステアリングもキットには付属していますが使えない位フニャフニャなので何か格好の良い社外品はないかと・・・
実際に付けるなら私は手に汗をかきやすいのでレザーのステアリングを愛用しているのです・・・グリップは細目が好きかな・・・。
でもオースチンヒーレーにはグリップは似合わないだろうと言う事で時代的にはウッドステアリングですよね。

エッチングと真鍮線を丸めた物を使ってステアリングを作りました。

次はスイッチですね。
この時代の車は黒いノブの付いたプッシュプルスイッチが圧倒的に多いのです。
この実車の写真を見ても黒いノブが付いています。
インセクトピンと丸めた金属線を使ってスイッチを作っています。

続いてステアリングの塗装です
グリップの部分は木製なので木の様に塗るのですが最初はウレタンサフをグリップの部分だけ筆塗りします
このような部分でもやはりウレタンサフは圧倒的な密着力が有りますからね。

汚い指で申し訳有りません。
塗料が指に付いてしまいまして・・・なかなか綺麗にならないのです。

指で持っているのは上のスイッチと同様に作ったメーターパネルの警告灯です
写真ではただ黒く写っているだけなので何色なのかわからないのですが・・・やっぱりイグニッションオンで点灯する警告灯ですから赤ですよね・・・普通!!
インセクトピンの頭の部分だけクリアーレッドを塗っています。

インセクトピンで作ったスイッチや警告灯をメーターパネルに取り付けてみました。
ステアリングが無いとイメージが湧かないかもしれませんが・・・

ステアリングですが・・・
サフに続いてダークイエローを塗っています
確かドイツ軍の戦車の色かな?
印象としては薄い黄土色といった感じですね。

所々に木目調に焦茶色を塗っています

この時点ではそうシビアになる必要はありません。

続いてオレンジ色にブラックを少し混ぜましてクリアーブラウンを作りました

それをステアリングのグリップ部分に塗っています
色の明るさは好みでいいのではないかと思います

明るめの方が好きな方はブラックの量を少し減らしてクリアーイエローを混ぜれば明るいウッドブラウンになります。
今回は車のボディ色が明るいので少し暗めのカラーにしてみました。

とりあえず暗めの焦茶色になっています。
最終的にはウレタンクリアーを塗って仕上げておきます。

明日は定休日ですが・・・
ちょっと所用がありましてバタバタするかもしれませんね。