市内で梅を見に行く所は多くはありません。いつも行く所は決まっているので感動の波が小さくなってしまった。それでインターネットで調べると新しい所が見つかった。家人を誘って自転車で行く。場所がなかなか分かりづらい所にあり、家人が事前に地図で調べていたけれど行きすぎて引き返した。近くに住んでいるであろう人に尋ねるも｢そんな名前のお寺は知らない。もう少し東側に2つ寺がある｣と言われたがそれは違うような気がしたので路地を入って行くと偶然にも探していたお寺を見つけた。5，6人の女性たちが長い階段を下りて来ていたので｢まだ梅は咲いていますか｣を尋ねると｢もう遅かったわ｣と言われたがせっかく来たのだから細い階段を登り山門をくぐると樹齢300年と言われる幹の下部が太い梅の木があった。その梅の木はもう萎〔しお〕れた花を付けているだけであったが佇〔たたず〕まいに風格がある。周りにも数本の若い梅の木があり、それらはまだ多くの花を付けていた。来年、この古木の梅を見に行く楽しみが出来たと満足してお寺を出ました。
◆蓮子鯛のレモンソース ◆肉じゃが ◆ホタルイカと分葱の酢味噌かけ ◆蕪の甘酢漬け ◆清し汁 ◆ご飯
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