僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

西国、北へ南へ

2011年11月19日 | ぶらぶらする

飛行機が飛ぶんだか飛ばないんだかという荒天の中、

古巣九州を右往左往してまいりました。

スタートは鹿児島空港から車で30分ほどの

霧島温泉峡の硫黄谷温泉。

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その名の通り硫黄臭がきついこちらの温泉、

与謝野夫妻や龍馬が滞在したのが売りらしい。

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露天風呂も完備。

なお、

混浴スペースもあるが、

一般男子が想像するようなことは一切ないのも

混浴風呂のお約束。

晩飯は天文館の小銀太で

いかにもご当地な素麺ぽい麺の鹿児島ラーメンを

おいしく頂く。

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翌日は薩摩半島の南端、

開聞岳へ。

えらい強風で鹿児島なのに寒い。

いつか登ってやろうと10年くらい思っているのだか、

今回も麓をうろちょろしただけでお預け。

けど年々近づいてはいるな笑。

晩飯は枕崎の愛助堂でかつおラーメンなるものを頂く。

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何かを入れ忘れたような極限まで薄味のラーメン。

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あ、

そもそもかつおがあまり好きじゃないんだった。

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翌日も天気がよく、

錦江湾越しの桜島がきれい。

昼飯は鹿児島中央駅で黒豚ハンバーグを頂く。

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店内を野球選手のサインが埋め尽くすが

ハンバーグがおそろしくちっちゃい!

味もう~ん。

やっぱしハンバーグは素材より腕がものをいう世界だな。

ここから念願の九州新幹線にのって

新鳥栖までビューン。

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かっこいー。

座席は西側に陣取ったものの、

鹿児島~八代はトンネルだらけでまったく展望が得られず。

八代~熊本は島原湾越しに冠雪の雲仙がきれいだった。

さらに特急を乗り継ぎ、

有田駅で下車、

3セクの松浦鉄道に乗り換えて松浦へ。

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別に古い車両ではないのだがシブいねぇ。

松浦ではコノワタとご当地の誇る旬サバを頂く。

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右の黄色いのがコノワタなのだが、

これがびっくりするほど高級食材。

牛乳キャップの上にペトッとのせたくらいでなんと900円。

目を閉じると、

絶妙なエグ味が咥内にひろがって、

たまらん旨さ。

あまりに高級すぎてゆっくりゆっくり

チビチビと頂く。

左の銀色に輝くのが松浦の誇る旬サバなのだが、

醤油につけるとジュワッと脂が広がってこれまたたまらん。

柚子胡椒で頂くと脂がキリッとしまって抜群の旨さ。

翌日は3時起床でもろもろやってから佐世保へ。

ここまで長崎県北部をほぼ一周し、

2日がかりで松浦鉄道を走破したことになる。

さて、28年ぶりの佐世保ですが、

佐世保とくれば佐世保バーガー。

便利なもので駅前にテイクアウト専門という用意のよさ。

でログキットさんへ来店。

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ほんとはデフォルトのUSバーガーを食べたかったのだが、

観光客のあしらいに小慣れた店員の押しに流されて

一番デラックスなスペシャルバーガーを頂く。

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予想通りというかなんというか

スペシャルな具が入りすぎて

なんの味だかわかんなくなってる笑

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ご当地ものってことで全然ありとしても、

東京の高級バーガー店の方が数倍うまいかな。

ま、

その割には何枚も写真撮っちゃったけど。

なお、

義従弟によると一押しは「ヒカリ」という店とのこと。

今度ごちそうしてもらわねば。

翌日は

西海パールシーの「九十九島かき食うカキ祭り」に電撃参戦。

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焼く→食う→旨い!

をひたすら繰り返す。

時折現れる深さのある貝殻にはスープがしこたま溜まっており、

この偶然の出会いに心躍らせながら

しばし時間を忘れて牡蠣焼きに没頭する。

義従弟くんごちそうさま!

お土産はなんといっても一○香の茂木びわゼリー。

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今なお日本一の土産品だと思うなぁ。


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