僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

ならぬことはならぬものです(会津若松)

2023年11月15日 | ぶらぶらする
信越線で長岡から新津へ。
びっくりするほどまっすぐ伸びる線路。

線路の両脇は一面の田園地帯。
揺られること1時間ほどで新津。
新津で乗り継ぎ40分待ち。
ここから磐越西線へ乗り換え。

地元の高校生がうじゃうじゃ乗り込んでくる。
あっという間に日没。
ほんとは
長岡から魚沼廻りで只見線というのも魅力的だったのだけど
真っ暗な中走るのもちょっとということで。
やっぱり朝夕の秘境路線は学生さんが多いな。
19時会津若松駅着。
駅前の民宿で一泊。
なるほど、駅と繁華街が離れてるタイプの街なのね。
タクシーで5分ほど走って
高級馬肉料理店
鶴我さんを目指すも残念ながら満員御礼。

諦めて近くの大衆馬肉料理店
吉し多さんへ。

まずはキリン中瓶で名物の桜鍋を火にかける。
1200円!安い!

馬肉はあっという間に硬くなるとのことで
火の通ったところでささっと頂く。

さらには桜すじ煮。
これはとんでもなく固い・・・。

ただでさえ固くなる馬肉で
さらにスジで
これを煮込むっていうのだから
もちろんカッチカチ。
お年寄りは嚙み切れないだろうな。
締めは桜寿司と郷土料理のこづゆ。

やはり馬は生で頂くのが一番だけど
赤身ということで血の味が強めで
あまり深みのない味わい。

こづゆは野菜だらけの薄いけんちん汁のようで
いまひとつ・・・。

ついでに鶴ヶ城こと会津若松城をぐるっと散歩。

北側の追手門から入る。
鉄筋コンクリ造りだけあって
警備も手薄。
この時間でも気兼ねなく近くまで行くことができる。
天守をぐるっと回って
西の丸から脱出。

堀沿いに歩きながら
タクシーアプリで宿まで帰ろうとしてビックリ。
なんとゴーアプリにタクシーが表示されない・・・。
結局流しのタクシーを拾えたのは30分後。
地方ではまだまだ配車アプリは浸透していないのね。
なんてことを運転手さんとぐちりながら
5分と少々で駅前の天然温泉富士の湯へ。

450円。
や、やすい・・・。
お湯はくせのないスーパー銭湯仕様。
駅の真横でこの設備このお値段はすごいな。
ふぅ、いい湯であった。

翌朝は7時半の便で会津若松から郡山へ。

一朶の雲もなき空に向かい突き上げる
磐梯山を見つめながら郡山へ。
通勤・通学で以外にも混み合う。


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