僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

鍋割山マイナールート(丹沢)

2023年03月19日 | ぶらぶらする
本日の行程は
寄バス停280mから
櫟山810m→栗ノ木洞906mの小ピークを経て
鍋割山1272m→小丸尾根→大倉バス停ゴール290m
の鍋割山マイナールート。
神奈川西部は晴れなのに
丹沢にだけブ厚い雲のかかる微妙な天気。
うーむ。
とは思うが貴重な晴れ間なので
自分を奮い立たせて
7時40分新松田駅に降り立つ。
西丹沢行きバスも寄行きバスも12月とは違ってすでに長蛇の列。
なんとか座席をキープして転寝しながら30分。
8時20分終点寄バス停に降り立つ。

途中の田代向でバリエーションマップを持ったパーティを含む
半分くらいが下車。
シダンゴ・雨山・檜岳あたりへアクセスできるみたい。
寄と書いてヤドリキと読むようだ。
下車後、雲の子を散らすようにハイカーたちが消えてゆく。
大半は中津川沿いに上流を目指したようで
あぁぁぁという間に独りぼっちで取り残される・・・。
バス停は「寄自然休養村管理センター」と併設されているが
この時間は開いておらず
トイレは少し離れたグラウンドへどうぞ。
らしい。
8時30分、吉田いさお氏の笑顔に導かれて

バス停東側の市街地ルートから登山道へアプローチ開始。

途中のロウバイ園でトイレを拝借。

この先もまだまだアプローチが続く。

畑やら茶畑やらを縫うように進み

9時、集落分岐のY字からようやく登山道スタート。

全く眺望のない

もやの杉林を淡々と進む。

10時櫟山(くぬぎやま)810m。
眺望どころか道標もない山頂。

10時20分栗ノ木洞山頂908m。

こちらは道標はあるけど
同じく眺望のない山林の真っ只中。

寄から鍋割への尾根筋は

単調で眺望はないけど

大倉へのエスケープルートが多い点は素晴らしい。
この日、蛭が岳はゆきだったようだが
里山では花が咲いている。

10時40分、後沢乗越で大倉からの登山者と合流。

ここまで2人しかいなかったハイカーが
後沢乗越を超えると一気に騒がしい道中となる。

ここから鍋割山頂まで一気に高度を稼ぐが
30分も歩くと

木道が出現し
あぁ丹沢だなぁ
の道になる。

山頂直下まで登ると
ようやく右手に市街地がほんのちょっと見えたりして
ほんのちょっとだけテンションが上がる。

この階段を詰め切れば山頂。

11時45分鍋割山山頂着。

今回は何をおいても鍋焼うどんと決めていたので
荷物を置いてササッと行列最後尾へ。

寒さに震えること20分。

ようやく鍋をゲットして
南側斜面で相模湾を見ながらうどんをすする。

富士山は今日は休業日のようす。

12時半小丸を目指して鍋割山稜を東へ。

鍋割から金冷しまではアップダウンの少ないブナ林で
丹沢を代表する素晴らしい道だと思う。

南に秦野市街、

北に蛭が岳、

のはずなのだけど
蛭が岳は雲の中。

というか未だに蛭が岳をしっかりと見たことがない・・・。

今日は少しずつ晴れてきて

両隣の臼が岳を丹沢山は見えるのに

肝心の蛭が岳までは至らず・・・。

13時10分小丸分岐から

二俣を目指し降下開始。

左手に大山と三ノ塔。

迷いやすいとの看板があり

まずは急斜面を九十九折に進む。

確かに踏み跡が薄いのと

尾根が広いため道がやや不明瞭。

14時20分本流の登山道と合流し
二股渡渉地点。

この先は1時間の林道歩き。

15時10分国定公園看板。

丹沢あるあるで

下山するといつも晴れている。
特に三ノ塔が。
葱畑越しに秦野市街を眺めて
菜の花を眺めて

15時30分大倉着。

バスに揺られて

15時50分渋沢駅。

下界が晴れているのが
ホントに不思議・・・。

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