醤油ラーメンを頂く。
訪問のたびに骨折を理由に閉店してたこちらのお店。
スキーでもしてそうな
やんちゃっけの抜けない親父を想像していたが
大きく的が外れた。
カウンターの中にいたのは
ラーメンを作るより
グリンゴッツ銀行で財宝を守るほうが似合ってそうな
グリップフック似の小柄でせむしのおじいちゃん。
何して骨折ったんだか笑。
食券もこんなにいらんやろ笑。
しかも両替をたのんだら
「・・・きびしい。
いや!
・・・きびしい!」
と
断るでも怒るでもなく
ただただ苦虫を噛み潰したような顔を繰り返すのみ。
どないやねん笑!
本人も大真面目をよそにとにかくツッコミどころ満載なのだが
こうしていても埒があかないのでコンビニで両替して食券を買って着席。
肝心の麺はというと
パンチのない薄口ちゃっちゃ系。
なんというか
店名にあるように
ラーメンはニンニクをおいしく頂くための装置に過ぎない。
ニンニク臭-くして頂きたくなるようなスープで
生ニンニク、漬物ニンニク、辛子ニンニク、練り梅ニンニクと
卓上のニンニクオールスターズを
よいしょよいしょとスープにぶちこんでいくうちに
すっかりニンニク臭くなって
帰りの暖簾をくぐるというシステム。