僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

走狗散財(マカオ後半)

2012年07月15日 | 海外をぶらぶらする

相変わらずの灼けるような猛暑のなか

世界遺産をめぐる行脚は続く・・・。

世界遺産 16/30 大堂広場

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世界遺産 17/30 大堂

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この猫の額ような広場と建物とを

別々の世界遺産に認定するシステムってなんかずるい笑。

なかみはこんな感じでカチッとしてる。

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ここから聖ドミニコ教会までの細い路地には

おでん屋が軒を連ねる。

どうやらおでん横町は静岡の専売特許じゃないようだ笑。

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どれもカレー風味なのがポルトガル風なところ。

おでん屋の向かいには

世界遺産 18/30 盧家屋敷

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100年前の中華屋敷とのことだが

デーンとしてるだけで

特に見るべきものはないように感じた。

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おでん横町を抜けるとここいらも石畳のおしゃれスポット。

しかもここでも猫の額世界遺産システム。

世界遺産 19/30 ドミニコ広場

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で、広場に隣接するのが

世界遺産 20/30 聖ドミニコ教会

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なんかもうあまりにも広場がしょぼすぎて

「ドミニコ教会とその周辺広場」でいい気がする・・・。

で中身はこんな感じ

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きれいな聖母像。

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さてさて13時近くなって酷暑は激しさを増す一方。

立っているだけで首筋が日差しで痛くなり

顎からは汗がポタポタと路面に流れ続ける。

住民からも今日はあっついねぇー!

と情感たっぷりに挨拶されるしまつ。

そんな中「モンテの丘」に向かって急こう配を最短距離で上る。

上る上る

とにかく上る。

今日一番の暑さのなか文字通り汗を垂れ流しながら

けっこうな高度差を直登で一気に詰めていくと

坂の頂点に古びた砦が現れる。

世界遺産 21/30 モンテの砦

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砦には今もなお大砲が並んでおり

中にはリスボアにロックオンしてるものも!笑

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砦だけあって眺望がよく

市街地越しに川向うの中国も見える。

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そしてこの要塞の内部はピッカピカのマカオ博物館となっている。

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なんと毎月15日は無料開放されており

なんともラッキー!

遠藤周作フリークとしては

大航海時代末期の宣教師の動向にその興味が集中するのだが

貿易拠点としてのマカオの展示が少量あるだけで

実に興味をひかない内容。

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聖ローレンス教会のジオラマ。

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ちょっと面白かったのは闘コオロギの模型くらい。

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しかしこのピカピカなわりに実のない博物館の最大の魅力は

冷房がキンッキンに効いている映写室だ。

異常な酷暑をしのぐためにここまで「化粧品屋」「百貨店」といった

これ以上にない程似つかわしくない店にちょこまかと入っては

ごまかしごまかし冷房休憩をとっていたが、

この映写室ではおおっぴらに座って冷房を堪能し、

かつ睡眠までとれてしまうのだ!

ということで30分ほどまじで気持ちよく寝る。

いやー無料だと思うとなおたまらん。

博物館を出るときにエスカレーターを発見。

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気が遠くなるほどの暑さをおして上りつめた坂の逆側には

エスカレーターが完備されており、

あんな坂はまったく上る必要がなかったというわけだ。

良い子のみんなはこっちを利用しよう。

エレベーターを下ったさきにあるのが

世界遺産 22/30 イエズス会記念広場

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広場の先の階段を上ると

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世界遺産 23/30 聖ポール天主堂跡

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マカオ観光のハイライトだけあって

さすがにセナド広場にひけをとらない混雑ぶり。

かつては東洋随一の教会があったのだが、

1835年の火災でファサードと呼ばれる入り口壁面を残し

消失してしまったらしい。

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惜しいことをしたものだ。

さぞ火災も大きかったことだろう。

裏側に回ると礎跡にかつての本堂を偲ぶことができる。。

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本堂跡の奥地下部分に

天主教芸術博物館と地下納骨堂がある。

博物館は小さい規模ながら本物の展示で見ごたえがある。

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マカオの十字架は頭部が特徴的。

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長崎の26聖人の絵画も飾られている。

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中国人の服装で描かれているのが困ってしまうが・・・。

納骨堂は火災時のがれきのままなのだろうか

とてもリアル。

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脇の縞模様がガラスケースになっており、

聖人や殉教者の骨が納められている。

しかしここもエアコンが最強にきいており、

ここから強烈な日差しの中に出るには

実に強靭な精神力と

ジュリアスシーザーなみの決断力を要することは疑いようがない。

ファサードの階段下に隣接するのが

世界遺産 24/30 旧城壁

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ただの壁。

ここまでくると世界遺産もなんかのサギじゃないか

と思うくらいにただの壁。笑。

で壁の奥に見えているのが

世界遺産 25/30 ナーチャ廟

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日本ではナーチャより哪?(なたく)の方が通りがいいかもしれない。

祀られているのは中国の腕白坊主な神様。

ナーチャについては隣の哪?展館が詳しい。

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はぁーここもエアコンがたまらん・・・。

でたくないぃぃぃ・・・。

時刻はようやく14:30。

暑さは変わらないけど

日差しの痛さはほんの少しだけましになったかも。

人通りが多いのはセナド広場~聖ポール天主堂跡までで

ナーチャ廟から先は人通りが激減する。

つまりは一般的に観光客は

セナド~ポールくらいまでしか歩かないということだ。

大三巴街を歩いて次なる世界遺産を目指すが

この辺は朦朧としてあまり記憶がない笑。

世界遺産 26/30 聖アントニオ教会。

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ここにも例のちょとかわったINRIと書いた十字架が。

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中身も人が少なくてとても落ち着く。

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当時は結婚式のメッカで花王堂と呼ばれたそうな。

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この教会の裏手に位置するのが

世界遺産 27/30 カモンエス広場。

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もういいよ、広場は。

ほんとになんでこの広場が世界遺産なのかさっぱりわからん。

広場の隅っこにあるのが

世界遺産 28/30 プロテスタント墓地

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観光客ゼロ笑。

そりゃそうだ、墓地だもの。

教会もこじんまりで実用的?

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これまでに比べるとかわいらしいサイズ。

そりゃそうだ、墓地だもの。

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暑いが静かだ。

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そりゃそうだ、墓地だもの。

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墓地の隣にもまだまだ世界遺産があって

世界遺産 29/30 カーサ庭園

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現在はギャラリーとして使われており

その外観以外に特に見るべき点はない。

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だってほとんど解放されてないんだもの。

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しかも「カーサ」って家って意味だから

「カーサ庭園」って訳としてもなんかヘンだ。

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さて小腹が減ったのでセナドへ戻ろう。

同じ道を戻るのが嫌いなこともあって

せっかくなのでこのカモンエス公園を抜けてバスを拾うことにする。

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中には遊具やら図書館やらあって

地元住人の憩いの場となっている。

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公園内の丘はすこーしだけ見晴らしがよく

相変わらず川向うの珠海がみえる笑。

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16:00になってもまだまだ太陽は頭上で燦々と照っている。

公園の図書館でまたも冷房休みをとってしまった。

公園を抜けて大通りで3番のバスを拾って

セナド広場に帰ってきた。

昔はバスさえももったいなくてけちったものだが、

最近ではその安さと便利さで積極的に使うようにしている。

そろそろ本格的なマカオ料理を口にしたいものだと思いながら

相変わらずの粗食っぷりで

大堂脇のコーヒーショップ檀香山で遅い昼食をとることに。

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なぜかチョコレートドリンクのセットメニューでカレー風味の麺料理。

なんてこった。

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これは持論だが

ラーメンは日本が一番うまいと思う。

ちなみに帰り際メニューより会計が高かったので一言物申したら

「氷代」とのこと。

そういえば最初に氷を入れるか聞かれたな。

マカオスタンダードにしてやられたぜ。

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さてさて、

残す世界遺産はギアの灯台のみ。

これが1ヶ所だけ遠くに位置しており、

閉園時刻は17:30、現時刻は16:50と

今からの行動に迷いが生じるところ。

まぁダメならダメでそれもよしとしてギアを目指すことに。

大堂から白馬行をぬけるとポルトガル総領事館。

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ここから大通りを越えると

その名が世界史に燦然と輝くヴァスコダガマの名を冠する

ヴァスコダガマ公園!

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完全に名前負けしており

何があるわけでもない。

みんな大好きヴァスコダガマ様の胸像。

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ヴァスコダガマを越えると

よく整備されたジョギングコースをひた上る。

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でなんとか閉門直前の17:25に灯台のある高地、

東洋望砲台に到着。

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世界遺産 30/30 ギアの灯台とギア要塞

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この教会はシンプルながら頑丈で神秘的なつくり。

内部写真不可なのが残念。

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とはいえ撮っちゃったものはしかたないので1枚だけ公開。

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灯台は今も現役で珠江口の闇夜を照らし続けているのだそうだ。

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またかつてはギアの要塞だったこともあるようで

ここには大砲が並ぶ。

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地理的に夕日は無理だけど

東の海側への眺望が得られるので日の出にはいいだろう。

香港へ向かうジェットフォイルが橋の下を通過中なのがみえる。

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対岸はもう香港かぁ。

ジョギングコースを西側へ下るとこじんまりとした動物園。

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スケール的には船堀動物園くらいのちっちゃいやつ。

18:00ちょうどに東洋望砲台を下山。

ここから本日のメインイベント、

ドッグレース場を目指す。

ここから美副将通りをひた歩く。

途中気になっていた台湾系ジューススタンドCOME BUYで

緑茶のミルク割を頂く。

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けっこういけちゃう。

でついに到達しましたドッグレース場

逸園賽狗場

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入場料で100円払う。

10倍にして回収してやるぜ。

レース場はこんな感じで小さい競馬場みたい。

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がんばれ犬!

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走るようすはブラーのパークライフそのもの。

6~8頭だてで

全レース連勝複式で勝負をかけた。

唯一惜しかったのが2レースで

もう一歩で100円が8,000円になるとこだった。

21時頃までレースに励むが

とりあえず帰りの交通費に手が伸びないうちに

早々に退散する・・・。

帰りは相変わらずの3番路線で、

今夜はグランドリスボアに行ってみたかったので

ちょっと先の亞馬喇前地で下車。

グランドリスボアはさすがに『グランド』だけあって

リスボアよりもはるかにカジノらしいカジノで

無料のショーダンスなんかもやってる。

とにかくデラックス。

なんでもマカオではカジノにでも就職すればいいや

の学生が急増中とのことで問題となっているらしい。

22:00、昨夜と同じくトコトコと新馬路を帰路に就く。

途中、焼き芋でも売るかのように漢方茶を路上販売してて

しかもなかなかのご盛況だったので

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冷たいのを一杯いってみる。

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濃くて冷たくてこれがなかなかいける口だった。

晩飯は最終夜くらいマカオらしいものを・・・

なんて探したものの

結局辿りついたのはポルトガルバーガー。

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きわどいスパイスの効かせ方が実にポルトガル風。

中身はカポナータみたいなやつ。

今夜も屋上で葉書を書いた後、

読書しながら朝方までまんじりともしない夜を過ごす。

寝苦しいなんて言葉じゃ表現できないほどに寝苦しい。

というか全く寝れる気がしない。

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とはいえ熱病に苦しみながら命がけで日本に渡った

彼らと同じ体験ができているのだと思えば

これ以上にないいい夜だ。


宣教師、苦難の道を歩く(マカオ前半)

2012年07月15日 | 海外をぶらぶらする

まず最初にマカオは世界遺産が30ヶ所もあって

まさに世界遺産の宝庫である。

この日は溶けるようなじゃなくて、

ホントに灼ける、痛すぎる日差しの中を歩き倒して

世界遺産制覇のブラリ旅にでました。

ひたすら歩いたのでマカオは前半・後半の2部にわけてお届けします。

起床は7時半。

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ていうか暑すぎて寝た記憶がないぜイエーイ。

防犯はないに等しいのでカバンをグルングルンにしてから

8:30に歩きだす。

宿の面する福隆新街の街並み

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ここは昔の遊郭だったそうで

赤い窓枠はそのなごりかな。

福隆新街の標識。

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なんかもう一つ一つがいちいちおしゃれ。

歩きだして5分、

軽い坂を上ってさっそくやってきました、

世界遺産 1/30 聖オーガスチン広場

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でこのちっこい広場に面するのが

世界遺産 2/30 ロバート・ホー・トン図書館

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世界遺産 3/30 聖ヨセフ修道院(裏門のため立入不可)

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世界遺産 4/30 聖オーガスチン教会

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↓下は全然関係ないけどマニラの聖オーガスチン教会(世界遺産)

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世界遺産 5/30 ドン・ペドロ5世劇場

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しかしいづれの建物も10時オープンのためすべて入場できず!

良いこのみんなはちゃんと時間を調べてから歩き出そうね。

けど日曜の朝なんだから教会くらいはミサやってそうなもんだがなぁ。

ここからバラ広場への細い道を下る。

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下りながら朝ごはんにする。

マカオはポルトガル領の名残りか

パン屋がとても多い。

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しかもなぜか「ポルトガル風」=「カレー味」

ちょっと笑っちゃう。

ということで歩きながらポルトガル風パンというなのカレーパンとシフォンを頂く。

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日本のカレー味と異なってとてもスパイシー。

買い食いしながら次の世界遺産へ到着。

世界遺産 6/30 聖ローレンス教会

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この教会はこの旅で一番きれいだった。

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しかしこの時点でまだ9時。

涙をのんで素通り(涙)

さらに下ると

世界遺産 7/30 リラウ広場

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この辺りは

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四方どこを見回してみても

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おしゃれすぎて敷居が高い(オッサンは除く)

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リラウ広場から路地を一本入ると19世紀後半の御屋敷、

世界遺産 8/30 鄭家屋敷

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ここもオープン前で外装だけ。

緩やかな下りをさらに下っていくと

世界遺産 9/30 港務局

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ながーい建物でここもおしゃれ。

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ここまでは暑いながらも細い路地のため

日影が多くホントここまではよかった!

この港務局を抜けてバラ広場に辿りつくと灼熱の日差し地獄が始まった・・・

世界遺産 10/30 バラ広場(薔薇とは関係ない)

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オーガスチン広場から続く下り路はここで終りで

このバラ広場は海に面している。

さらにバラ広場に面する小山の上に陣取るのが

世界遺産 11/30 媽閣廟

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小山の頂上からは対岸の中国珠海がみえる。

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媽閣廟は阿媽という神様を祀った廟なのだが、

この廟がマカオの名の由来と言われている。

本来、中国語表記にあるようにマカオは澳門(オーメン)という土地なのだが

ポルトガル人が最初に上陸して地元民にここはどこだと訪ねた際、

その地元民が澳門ではなく媽閣(マーコー)と答えたため

マカオという地名がついたのだそうだ。

へぇー。

中国の土地名は謎が多いや。

なんで北京をペキン・ベイジンと読んで

廈門をアモイ・シャーメンと読むんだろ???

まぁその辺は余談として

ここから海沿いをもと来た方角へ戻る。

くそぅあちいぜ。

赤十字のたてものなんかも年代物でおしゃれ

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バンジージャンプで有名なマカオタワーも入江の対岸~。

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どこから見てもそれとわかるリスボアも正面に見えてきた。

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時刻は10時半を回ったところで汗ダクダクの中、

山の上にペンニャ教会の尖塔が見えてきた。

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ええーあそこまで上るのー。

もういやー死ぬー。

ちなみに左手はポルトガル海軍のテニスクラブ。

これまたおしゃれ。

なんだかよくわからないけど

白くれおしゃれな建物で海辺の道に別れを告げ、

左に曲がると急な上り坂となる。

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しかし悔しいけれどしんどい上り坂すらも

これまたおしゃれ。

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途中ポルトガル総領事館で大きく左折。

はためくポルトガル国旗に注目。

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しっかし坂の多い町だ。

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11時、ようやくペンニャ教会前に広場に到着。

ここからは珠海側のドックなんかがよく見渡せる。

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坂道・教会・ドックとくれば完全に一つの町しか思いつかないのだが、

ここマカオはその町、長崎にとてもよく似ている。

長崎に中華エッセンスを少し加えたとして

上海+長崎÷2=マカオ

という表現がぴったりくるのではないだろうか。

ペンニャ教会のゲート。

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ゲートをくぐるとこんなに素敵な教会。

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小高い丘の上に立っているので

眺望はマカオ随一。

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たぶん夕暮れもきれいなんじゃないかな。

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ゲート付近で一心不乱に松の実の盗み食いをするオッサンを発見。

まさに野人!

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ここからは聖ヨセフ修道院を目指して一気に下る。

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とちゅう猫カフェを発見(笑)

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犬のトイレも発見(笑)

犬がここまできてするとは思えんけど。

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時刻は11:20。

ようやく開門したぜ、聖ヨセフ修道院。

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階段を上るとすてきな教会が。

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わざわざ戻ってでもこの教会に来たかった理由は、

聖ザビエルの遺骨が安置されているから。

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騒々しい中国人どもを除けば、

実に荘厳な雰囲気な教会で心が洗われる。

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と同時に高温多湿でうだるような暑さのここマカオを拠点に

命からがら極東の島国に赴いた宣教師たちの当時の様子に思いをはせる。

教会から東への坂道を下ると

そこはすでに歩きなれた感すらある目抜き通りの新馬路セナド広場。

世界遺産 12/30 セナド広場。

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世界遺産 13/30 民政総署

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世界遺産 14/30 仁慈堂

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世界遺産ではないけどその存在感は随一で

外観としては一番好きな郵便局。

残念ながら中に入ることはなかった。

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上の建物が一堂に会してるおかけで、

セナド広場はとんでもなくおしゃれ。

おしゃれすぎて敷居が高すぎる。

んで、セナド広場から一歩裏へぬけると

世界遺産 15/30 関帝古廟

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ここはもういわずもがな漢民族のヒーロー関羽雲長が祀られている。

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関帝廟は日本人の中華街にももれなくあるが、

なぜ関羽が商売の神様なのか長年の疑問。。。

さて時刻もちょうど12:00

お昼は前夜から目星をつけていたこの義順ナントカ屋。

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若者客でにぎわっているのと

なにより牛のマークに心をギュッと鷲づかみされた訳である。

牛にハートをキャッチされてるのは

水分と各種栄養素に対する本能的欲求であり、

疲労困憊っぷりがみてとれる。

で、メニューもまったく読めないので看板メニューを頼んだところ

やってきたのがこの冷えっ冷えの牛乳プリン。

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あっさりした甘さで疲労した体に実にしみわたった。

しかしプリンの悲しさ、

水分補給には全く向かないため

かき氷頼んだつもりでやってきた一品がこれ

「ココナッツミルク バニラアイス入り」

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まぁ結果オーライで。。。

後半へ続く←ちびまるこ風