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「吐血」証言だ、ゴルフを楽しんだ、習近平主席と会談だと、安倍首相の話題満載。

2015年08月19日 14時58分57秒 | 日記
 今朝の朝刊の「週刊文春」の広告見出しが衝撃的である。

 70年談話、総裁選…「焦り」と「弱気」の核心
 安倍晋三首相
「吐血」証言の衝撃
 「財界人との会食中、トイレから出てこない首相に主治医が駆けつけ…」

と大きな字が躍っている。

 最近、週刊誌メディアには時々安倍首相の体調不良らしき記事が目につく事があったが、なんと言っても国内最大の販売数を誇る「週刊文春」が書いているのだ。

 一方で読売新聞オンラインでは、「首相、つかの間のリラックス…山梨でゴルフ」
 2015年08月18日

 夏休み中の安倍首相は16、17の両日、山梨県富士河口湖町で友人らとゴルフを楽しんだ。

 17日は、早朝から雨が降る中、首相は傘を差しながら、自民党の茂木敏充選挙対策委員長や笹川陽平日本財団会長らとラウンドを回り、カップインを決めた際は、満面の笑みで握手を交わしていた。

 ゴルフが趣味の首相だが、昨年の夏休みは、広島市で大規模な土砂崩れが発生してプレーを中断。滞在先の山梨県から首相官邸に戻り、情報収集や関係機関への指示などにあたった。

 今年は、14日に戦後70年の談話を発表する大仕事を終え、リラックスした気分に浸りたいところだが、15日に噴火警戒レベルが引き上げられた鹿児島県・桜島の状況を気にしながらのプレーとなったようだ。

 首相は20日まで、山梨県鳴沢村の別荘に滞在予定。

と報じている。

 はたして吐血までする身体で、ゴルフを楽しめるだろうか?

 そして毎日新聞は昨日のスクープ記事では、安倍首相が中国訪問し、習近平主席と9月3日に会談する予定がほぼ決まっていると言う。

 9月3日と言うと2週間先の話だ。

 筆者の個人的な希望としては、アジアの平和安定のためには、習近平主席との会談をする
事に期待したいが、このところの支持率低下の話題と言い、安倍首相に関する話題は尽きないねえ。、

中谷元・防衛相と翁長雄志知事と稲嶺進名護市長の会談には、解決策は見えない。

2015年08月17日 22時33分29秒 | 日記
 辺野古沖の工事一時中断で、中谷元・防衛相は16日、翁長雄志知事と稲嶺進名護市長と相次いで会談している。

 しかし、政府としての妥協案を用意している訳ではないから、両者の交渉に歩み寄りが見れる筈もない。

 改めて、本土にいる我々も、沖縄県民のおかれた立場をもっと知らなければならない。

 太平洋戦争のときは、米軍の激しい侵攻の前で、本土決戦を防ぐ最前線基地として、まるで捨石のように住民も大きな犠牲を強いられた。

 そして戦後も多くの米軍基地が沖縄に存在し、万一米中関係が険悪になった場合は、翁長知事は中国の弾道ミサイルの射程距離に入った沖縄に米軍基地が集中する状況は、標的となった際に「脆弱(ぜいじゃく)だ」と指摘する米政府元高官や専門家の指摘を挙げ、普天間の県外・国外移設を求めた。

 中谷防衛大臣の説明に対して、「県民への思いや歴史に対する認識ではなく、日本の防衛に沖縄が必要だという説明に感じた」と批判している。

 どう見ても政府側と沖縄県との理解が深まったとはとても見えない。

 安倍政権の目の上のたんこぶはますます大きく膨らむばかりだ。


(琉球新報より貼り付け)

知事「沖縄を領土としてしか見てない」 防衛相と会談
2015年8月17日

 中谷元・防衛相は16日、翁長雄志知事と稲嶺進名護市長と相次いで会談し、米軍普天間飛行場の辺野古移設計画に理解を求めた。 県庁での会談で「抑止力」維持のために辺野古移設を進めるとする中谷氏に対し、翁長知事は「あなた方は沖縄を領土としてしか見ていないのではないか。140万県民が生活している」と強く批判した。

 一方、名護市内のホテルで開いた稲嶺市長との初会談で、市が過去に移設を受け入れた経緯に基づき作業を進めているとする中谷氏に対し、稲嶺市長は「受け入れは15年の使用期限や軍民共用などの条件が付されていた。 だがその後政府は閣議決定でこの条件を取り消した」と述べ、受け入れの前提条件は崩れたことを強調した。

 会談で知事は中国の弾道ミサイルの射程距離に入った沖縄に米軍基地が集中する状況は、標的となった際に「脆弱(ぜいじゃく)だ」と指摘する米政府元高官や専門家の指摘を挙げ、普天間の県外・国外移設を求めた。 これに対し中谷氏は「力の空白をつくらない」として県内移設を維持し、ミサイルに対してはミサイル防衛体制を強化すると説明した。知事は会談後、記者団に「県民への思いや歴史に対する認識ではなく、日本の防衛に沖縄が必要だという説明に感じた」と批判した。

 2012年12月の第2次安倍政権発足以降、稲嶺市長が同問題で閣僚と単独で会談するのは初めて。会談後、記者団に「私としては非常に距離感は縮まったと思う」と述べた中谷氏に対し、稲嶺市長は「私の感覚では縮まっていない」とし、議論は平行線に終わった。

 一方、翁長知事も会談で「官房長官とも抑止力や基地負担軽減などの話をしたが、議論が深まることはない。入り口で『辺野古が唯一』として日米合意をそのまま進める以外の話がないと」と中谷氏に述べ、移設計画の見直しを求めた。

 中谷氏は翁長知事との会談冒頭で米軍ヘリうるま沖墜落事故に言及し「非常に遺憾だ。昨日、在沖米四軍調整官に原因究明と再発防止の徹底を申し入れた」と説明した。翁長知事は「事故のたびに市町村長や県で原因究明などを求め抗議や要請をするが、ほとんどが『米軍の運用』というしゃくし定規な返事しかない。徒労感を感じている」と応じた。

 中谷氏は稲嶺市長との会談に先立ち、普天間飛行場の移設先である辺野古と隣接する豊原の両区長らと懇談した。北部町村長と懇談した前日に続き、中部の基地所在市町村長とも懇談した。

(貼り付け終わり)

70年の節目だからこそ、集団的自衛権の危険性を改めて考える。

2015年08月16日 21時28分05秒 | 日記
 戦後70年という節目であり、安倍首相の談話の中身の問題もあり、今年は例年の8月15日とは、かなり様相の異なったものにしている。

 安保法制が強行採決されることになれば、集団的自衛権の行使として後方支援の規定もあいまいなところに、米軍と行動を共にする自衛隊員の海外派兵も現実になる可能性がある。

政府がその時の状況で派兵を判断出来るような法案になっていることは事実であり、憲法9条の縛りもくそもない。

 これらの法案が違憲だと内閣が考えていないのだから、なんともたちが悪い。

 戦後70年間、日本人は戦争をあまり意識せず、ある意味で平和を満喫してきた。バックに日米安保条約が日本の安全に役立ってきたともいえる。

 その代償として日本政府は毎年莫大な金を米軍の駐留経費等に支払ってきているし、米国も極東の軍事拠点として沖縄などの日本の基地を有利に利用してきた。

 ところで70年前の戦争行為の反対論、賛成論が主体になるのは仕方がないが、最近の米国の軍事的に敵対している相手をよく知っておくべきだ。

 今はもはや国家対国家の戦闘状態は、かってのイラク以後は存在していない。

 仮想敵国として北朝鮮、中国などが安倍首相の口からも出るが、両国とも核保有国であり、現実問題としての戦闘状態はもはや起こりえないのだ。

 ただ安保法制成立のためのプロパガンダとして、安倍内閣は国民に不安感を植えつけているだけだ。

 現在のアメリカ軍の相手はテロ組織なのである。 しかしこれが非常に難しい相手なのだ。 我々の情報は大部分が米国などの西側の報道機関からの情報が多い。

 本当にテロ組織の相手が悪の組織なのか、あるいは米国の方が悪の根源なのかは、本質的な見極めが大事な時代なのである。

 かってのフセインのイラクに、米国を中心にした連合国が湾岸戦争で攻め込んだが、結果的には米国の誤った情報活動が原因で、フセインのイラクを無理やり壊滅したというのが、一般的な事実になっている。

 その結果、イラクやアフガニスタンなどで政情が不安定になり、アルカイダやIS等のテロ組織の拡大を生み、今では米国も手に負えなくなっている。

 これからの米国の戦争相手は、掴みどころのない変幻自在のテロ組織なのだ。

 米国の要請で、中東方面に派遣される自衛隊員はテロ組織相手の後方支援をすることになるが、治安の良い場所などはまず期待できない。

 それにもう一つ困ったことには、テロ組織の人間と民間人の区別がつきにくい事だ。

 自己防衛での銃器の使用であろうと、自衛隊員が民間人を殺傷する可能性は避けられない。

 軍人でもないた自衛隊という中途半端な立場で、海外派遣されたうえの銃器の使用は非常に問題が多いと言える。

天皇陛下のお言葉には、平和を希求するお気持ちがあふれている。

2015年08月15日 22時26分12秒 | 日記
 太平洋戦争で日本が敗戦し、70年目の今日、政府主催の「全国戦没者追悼式」が開かれ、天皇陛下のお言葉が述べられた。

 日頃から終始一貫、平和を望んでおられる天皇陛下が、これまでになかった「反省」という言葉を使い、不戦への思いを述べられた。

 全文を読んで、簡潔ではあるが陛下の御心がこもった平和への願いが感じられ、筆者は昨日の安倍首相の談話とは、格段の差を感じた。

 談話の作り手、お言葉の作り手に、本当に心が込められているか、一読しただけで万人に伝わる真(まこと)が伝わる中身でなければ、いくら長々と書き連ねても無駄であることが良く解った。

 天皇陛下のお言葉の全文が発表されている。 見事なまでに無駄がなく、心の底から過去の戦争で亡くなられた人々を悼み、これからも平和であり続けたいというお気持ちが表れていると感じました。 


(東京新聞Webより貼り付け)

天皇陛下「深い反省」初言及 終戦70年 追悼式でお言葉
2015年8月15日 夕刊

 終戦から七十年を迎えた15日、政府主催の「全国戦没者追悼式」が東京都千代田区の日本武道館で開かれ、全国から集まった遺族約五千五百人らが、約三百十万人の戦没者を悼んだ。天皇陛下はお言葉で「さきの大戦に対する深い反省とともに、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されぬこと」を切に願うとして、これまでになかった「反省」という言葉を使い、不戦への思いを述べられた。 

 また「戦争による荒廃からの復興、発展に向け払われた国民のたゆみない努力と、平和の存続を切望する国民の意識に支えられ、わが国は今日の平和と繁栄を築いてきました」と言及。昨年のお言葉は「国民のたゆみない努力により、今日のわが国の平和と繁栄が築き上げられました」としていたが、戦後七十年の平和の歩みが国民の願いに支えられてきたことをより強調した。

 安全保障法案が国会で審議され、「戦争ができる国」への懸念が高まる中で迎えた戦後七十年の節目の記念日。式典には天皇、皇后両陛下や各界の代表も参列。正午の時報に合わせ参列者が、戦死した軍人や軍属約二百三十万人と、空襲などで亡くなった民間人約八十万人の計三百十万人に黙とうをささげた。

 安倍晋三首相は式辞で、「戦争の惨禍を決して繰り返さない」と述べた。ただ、一昨年、昨年と同様に歴代首相が盛り込んできたアジアへの加害と反省には触れなかった。

◆お言葉全文

 「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。

 終戦以来既に七十年、戦争による荒廃からの復興、発展に向け払われた国民のたゆみない努力と、平和の存続を切望する国民の意識に支えられ、わが国は今日の平和と繁栄を築いてきました。戦後という、この長い期間における国民の尊い歩みに思いを致すとき、感慨は誠に尽きることがありません。

 ここに過去を顧み、さきの大戦に対する深い反省とともに、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い、全国民とともに、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心からなる追悼の意を表し、世界の平和とわが国の一層の発展を祈ります。

(貼り付け終わり)

安倍首相の70年談話。安倍首相と別人のような談話。しかし積極的平和主義が一番問題だ。。

2015年08月14日 19時01分01秒 | 日記
 事前から村山談話を引き継ぐのかと関心がもたれていた、安倍首相の70年の談話が今日午後6時ころから発表された。

 筆者の率直な感想は次の通り。

 まるで今までの安倍首相が行ってきた発言からは、安倍首相の人が変わったような印象を受けた。

 歴史認識など、彼が述べた通りに謙虚に過去の歴史にも目を反らすべきでないというのが、彼の本音であれば立派なものだ。

 その中で70年を超え、次世代の子供たちにいつまでもお詫びの重荷を背負いさせたくないというところが、少々引っかかる発言であった。

 それ以上に筆者が一番引っかかったのは、今後の世界の平和を日本がけん引するためには、今後も積極的平和主義を推し進めるという点である。

 今までの安倍首相と人が変わったような考え方を貫徹している人物が言うのなら、積極的平和主義は名前の通りの平和主義であろう。

 しかし今、いろいろと疑念が審議されている安保法制の中身こそが、安倍首相の考えている積極的平和主義なのである。

 ここは徹底的に積極的平和主義の安倍首相の本音の部分を解明しなければならない。

 積極的平和主義という甘いシュガーにくるんだ言葉の中身を、安倍首相は国民に徹底的に知らせるべきである。