今朝31日の東京新聞の朝刊のトップは、大きな写真入りの国会周辺での安保反対デモの記事であった。
しかも社会面を始め、数ページに渡って安保反対関連の記事が載っている。百田尚樹や自民党若手議員がつぶさなければならない新聞社は、沖縄の新聞ではなく東京新聞だよ。(笑)
案の定というか、Web版の朝日、毎日では、国会周辺の安保反対デモの記事が載っていたが、読売では見つからなかった。
読売の朝刊も見せてもらったがデモの記事は完全に見当たりません。百田尚樹の好きそうな新聞だよ。
もっとひどいと思ったのはTVの放送内容だ。 日曜日の夜は通常でもニュース番組が少なく、月曜朝のニュースが日曜日の出来事を知る目安になる。
筆者はいつもNHKの朝7時のニュースを見ているが、31日朝のNHKニュースには、国会周辺でのデモの報道は完全に外されていた。
トップニュースは、どこかのコンビニに立てこもった男のニュース、まあこれはすぐ直前に発生したニュースであるから許すとしても、その次は関西の橋下維新の会の政界復帰の報道だった。
橋下の維新関係の報道と、国会周辺のデモの報道とどちらが関東地区の視聴者には関心があるだろうか?
メディアの報道に対する極端な取り上げ方が、結局国民の安倍首相の支持率の数字にも表れるのであろう。
まあしかし、どんな姑息な手段を取ろうと、国民の目から真実を隠しとおせる時代ではない。
(東京新聞より貼り付け)
届かぬ民意 危機感結集 全国200カ所以上で安保法案反対
2015年8月31日 朝刊
安全保障関連法案に反対する人々が三十日、全国で一斉に抗議の声を上げた。国会周辺では、市民団体「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」主催のデモに十二万人(主催者発表)が参加し、法案反対デモとしては最大規模となった。実行委によると、一斉行動の呼び掛けに応じた各地でのデモや集会は、少なくとも二百カ所以上に及んだ。
国会周辺では、官庁街の歩道や日比谷公園など六カ所にステージや街宣車を置き、野党党首や学者、作家、法律家などが法案の廃案を訴えた。警視庁は参加者が車道に出ないよう機動隊の車両を並べ、柵で規制したが、メーンステージがある国会正門前は歩道に収まりきらず、車道も人の波で埋まった。
昨年七月に中咽頭がんを公表し今夏まで治療に専念していた音楽家の坂本龍一さんも、予告なしに国会前に現れた。「壊されようとしている民主主義と憲法を取り戻すことは、自分たちで血肉化すること」と訴え、この日のデモを「一過性のものにしないで」と呼び掛けた。
「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ)」の奥田愛基(あき)さんもマイクを握り、「憲法は俺たち一人一人の権利。それを無視するのは国民を無視すること」と政権を批判した。
(貼り付け終わり)
しかも社会面を始め、数ページに渡って安保反対関連の記事が載っている。百田尚樹や自民党若手議員がつぶさなければならない新聞社は、沖縄の新聞ではなく東京新聞だよ。(笑)
案の定というか、Web版の朝日、毎日では、国会周辺の安保反対デモの記事が載っていたが、読売では見つからなかった。
読売の朝刊も見せてもらったがデモの記事は完全に見当たりません。百田尚樹の好きそうな新聞だよ。
もっとひどいと思ったのはTVの放送内容だ。 日曜日の夜は通常でもニュース番組が少なく、月曜朝のニュースが日曜日の出来事を知る目安になる。
筆者はいつもNHKの朝7時のニュースを見ているが、31日朝のNHKニュースには、国会周辺でのデモの報道は完全に外されていた。
トップニュースは、どこかのコンビニに立てこもった男のニュース、まあこれはすぐ直前に発生したニュースであるから許すとしても、その次は関西の橋下維新の会の政界復帰の報道だった。
橋下の維新関係の報道と、国会周辺のデモの報道とどちらが関東地区の視聴者には関心があるだろうか?
メディアの報道に対する極端な取り上げ方が、結局国民の安倍首相の支持率の数字にも表れるのであろう。
まあしかし、どんな姑息な手段を取ろうと、国民の目から真実を隠しとおせる時代ではない。
(東京新聞より貼り付け)
届かぬ民意 危機感結集 全国200カ所以上で安保法案反対
2015年8月31日 朝刊
安全保障関連法案に反対する人々が三十日、全国で一斉に抗議の声を上げた。国会周辺では、市民団体「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」主催のデモに十二万人(主催者発表)が参加し、法案反対デモとしては最大規模となった。実行委によると、一斉行動の呼び掛けに応じた各地でのデモや集会は、少なくとも二百カ所以上に及んだ。
国会周辺では、官庁街の歩道や日比谷公園など六カ所にステージや街宣車を置き、野党党首や学者、作家、法律家などが法案の廃案を訴えた。警視庁は参加者が車道に出ないよう機動隊の車両を並べ、柵で規制したが、メーンステージがある国会正門前は歩道に収まりきらず、車道も人の波で埋まった。
昨年七月に中咽頭がんを公表し今夏まで治療に専念していた音楽家の坂本龍一さんも、予告なしに国会前に現れた。「壊されようとしている民主主義と憲法を取り戻すことは、自分たちで血肉化すること」と訴え、この日のデモを「一過性のものにしないで」と呼び掛けた。
「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ)」の奥田愛基(あき)さんもマイクを握り、「憲法は俺たち一人一人の権利。それを無視するのは国民を無視すること」と政権を批判した。
(貼り付け終わり)