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梅田のスクランブル交差点での巻き込み事故で思うこと。

2016年02月26日 22時41分46秒 | 日記
 大阪梅田で発生したスクランブル交差点へのクルマの暴走事故。確たるところはいまだ調査中であるが、運転者の心臓などの急変による突発性病変で発生したとみられているようだ。

 発生した場所があまりにも気の毒な場所で、巻き込まれた犠牲者の方々に心から哀悼の心をささげたい気持ちだ。

 このような突発性の病変ばかりでなく、筆者も運転していてたまに襲われる眠気なども、同じような大事故を起こす可能性がある。

 アルコール飲酒や覚せい剤常用者の事故発生は言わずもがなだが、正常な運転者でも、年齢を問わずこのような事故を発生させる可能性がある。

 そのために任意保険に加入して、万一に備えて自動車の運転をしているということかもしれない。

 最近の自動車は、接近状態になると自動ブレーキがかかる装置を搭載したグレードが増えている。

 衝突の際のエアバッグ装置の危険な爆発の発生可能性が判明し、世界中で膨大な数のタカタ製のエアバッグ交換の問題もあるが、自動ブレーキ装置こそ運転者を衝突の危険から未然に防止する事ができ、今回の事故で明らかなように、事故に巻き込まれる歩行者を防ぐ事ができる。

 自動ブレーキの技術開発ができていなかった時には、エアバッグで運転者を守るという技術も尊重された。

 しかし、自動ブレーキの技術をもっと発展させ、コストも安く装着できるようになれば、今回のような悲惨な事故も防げるし、場合によると、幼稚園児などを巻き込んだ若者の暴走事故なども、未然にブレーキがかかれば防げるかもしれない。

 自動車メーカーは、自動ブレーキのような安全対策を、今こそ業界基準で搭載する努力をすべきではないのだろうか。