ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

「ウ~~~~~ン、匂いは良いけど・・・・」

2009-09-08 05:57:49 | Weblog


雨は降ってないけど、貪よりしている。
気温も生暖かい朝。

9月も一週間を過ぎ、着々と?時間が過ぎて行く。
気を付けないと、時間に追い越されて、一人ポツンと
取り残された、気分に襲われる。

過ぎた日々、時間に想いを寄せている暇はない。
カレンダーに記された、スケジュールに向って
ひたすら準備、作戦を巡らせている。

今朝、散歩の途中、気の早い山ぶどう、葉っぱを真っ赤に染めていた。
葡萄の実は、まだ黄緑色、それでも自然は、冬に備えて、仕事の手を休めない。
「ルゥ」は久しぶりに見る、大きな蛇の煎餅が気になったけど、
構わず、歩みを進めた。

夏、選挙や金欠で、じっと我慢を強いられていた人々が、少しずつ?
動き出した。不景気、物価上昇、リストラ、失業・・・・・。
世の中に閉塞感が充満していた、ここらで、少し気分転換したい、と、
誰しもが思った。映画を見たり、
チョットした旅に出るのは、良い気分転換になる。

今年は,鮭が帰って来ないという心配が噂されている。
生筋子の価格も,一向に下がる気配がない。
あんなに,沖で順番待ちをしてまで、故郷の川を目指した鮭は、
いったい、何処へ行ったのだろう。
細くて,汚れた川は,余りに混み合うので,嫌気がさしたのかも知れない。

鮭も、沖で考えた!!そんなに故郷にこだわらなくても・・・・
北方の島々には、美しい清流がなんぼでもある。

昨日は、午後から、ニセコ町民センターの改修工事に当たり、
町民の意見を反映する為のワークショップに参加した。
主に使い勝手の良い、機能的な建物に変身出来れば良いという意見が多く
出されたけど、最後はどのような想いで、運営されて行くか、
そう・・「人」にかかっている。
どんなに立派なホール、施設であっても、町民が集い、楽しい場所作りを
して行かなければ、ただの箱になってしまう。
また、官を民へというお話も盛んにされているが、
何でもかんでも、民間に移譲して、ハイッそれで一件落着という
やり方には、大きな疑問を持たざるを得ない。
それでは、単なる官の職務放棄ではないかと、常々思い至る事が多々ある。

改修される町民センターを、この街の文化発進基地にしたい
という思いはあるが、行政の余程しっかりしたサポート、基本的な
住民サービスへの考え方がなければ、「器を作って、魂入らず」になる。

そう、これまでも、地方にごまんと素晴らしい器は作られた。
それらの器にしっかりとした「魂」が入れられたのは、
どれほどあったのか・・?

今日は、これから、コーラスの練習、午後は新しい生徒さんが訪れる。
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