ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

ねぇねぇ!早く散歩に行こうょ・・・!

2009-09-18 18:04:57 | Weblog




朝から晴れた。
ヒンヤリした冷気が山から下りて来る。
秋特有の大気の匂いがある。
「ルゥー」は鼻先を空に向けて,クンクンする。
遥か遠くの、微かな匂いも嗅ぎ分け、記憶しているのだろう。
秋は,野生の動物達も非常に慌ただしいので、
至る所に,道路を横切った痕跡が残っているのだろう。

何時ものコースを反対回りで、O農場で,落ちたリンゴをひと齧り、
神社の沢を、ビシャビシャ跳ね回り、いつものBoss(雄犬)に
「ガゥ~~~」と一括され、帰った。
帰ったらグランドで、「待てっ!」の訓練をしている。

今日は朝から、レッスンの仕込み、楽譜書きに追われた。
リクエストのあった、「赤いグラス」を書く。
「唇~よせれば~~,何故か痺れる、赤いグラスよ~~・・・」
私自身は「クロードへのタンゴ」や「情熱大陸」「フェリシア」を
詰めている。なかなか詰まらない。

秋に入って,アコの音は突き抜けて鳴り出した。
季節によって敏感に音色が変化して行く。
何時も,リードが折れんばかりに吹くが、名器はそれに応えようとする。
全てのリードに風を送って「熊蜂」様子を見たり、
それなりに、日々工夫はしている。
でも,ひとたびタンゴになると,アコはぎりぎりの所で,悲鳴を上げる。
普段から鍛えていないと,そうそう簡単には、良い音を奏でてくれない。
良い音を、「太くても,細くても」遠くへ飛ばす意識を持って弾く。
良い楽器は決して,腰が抜けたりはしない。
腰を「いわす」のは、いつも私達の方だ・・・・。

「いくら丼祭」がいよいよ,佳境に入って来た。
明日(土曜日)は、何杯ものいくら丼祭がテーブルに並ぶ・・・。

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