ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

「どっちへ行けば、いいの???」

2009-09-16 07:32:12 | Weblog




晴れた。
昨日は、怒濤の一日と言えた。
デイサービスセンターでの演奏は、天井の高さに救われ、
とても良い響きでアコが鳴った。
与作、水色のワルツ、蘇州夜曲、愛のままで、etc,
日本の歌とシャンソンが続いた。
最後は、大正琴の演奏、みかんの花咲く丘、ブルーライト横浜、ソーラン節、
で締めくくった。大正琴の音色が何時に無く良かった。

実は、16chラインミキサーと出力アンプの距離を離してみた。
余計なノイズを拾わなくなって、先日ツィーターを取り替えたばかりの
スピーカーは調子が良かった。大正琴の演奏は、調弦とアンプの調子、
音質の調整に寄る所が大きい。

午前中の会議は、次年度の各学校の予算要求を聞く、がメインだった。
選挙前の、緊急的な国の予算措置(薔薇薪)で、先に挙手した自治体では
今まで考えも浮かばなかった、教育設備の導入が可能になった。
国が各教育現場でのICT化(情報化)を積極的に進めており、
それらに付随する、多額の予算措置が今回盛り込まれた。

社会の流れとして、教育の現場でも、ICT化が積極的に進められる事は
必要な事なのだろう、その一方では、先の全国学力・学習状況調査で
指摘された、設問に対して何も答えられない所謂、無回答率の高さから
想像するに、この街の子どもたちの国語力の脆弱さが浮かび上がった。

それならば、子どもたちの事を考えれば、例えば、10年計画くらいで、
子どもたちの国語力/読書力の力を養う施策を各教育現場で積極的に
考える事も大切だという意見もある。優れた児童書、児童文学に明るい
先生、学校司書を雇い入れ、5年.10年のスパンで、とにかく国語力の
向上を目標にやってみることも必要かも知れない。お金はかかる。

教育の現場で、ICT化が進む事は多分、これからの社会を見据え
必要不可欠なのだろう、しかし、子どもたちにとって、学びが
より複雑になったり、漢字の変換が普通になってしまう事は
避けなければならない、余程、しっかりした目標、教育成果への
シュミレーションをしっかり描いて、指導して行かれなければ
子どもたちが、右往左往するだけに終る懸念もある。






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