連休が明けて校区の通学路にも元気な子供たちの声が響くとき、新潟市の小学2年生の
女児が殺害されるという痛ましいニュースが飛び込んできました。
この新潟市の地域も私たち京都市地域と同じように、地域ボランティアによる「登下校時の
見守り」を実施していたのです。
気になるのは女児の行方が分からなくなった「踏切付近の担当しているスタッフが高齢で引退、
最近は受け持つ人がいない状態だったということ。
実は私たち校区の見守り隊も高齢化が進み、バトンタッチするべき次世代の方のなり手
がいないというのが現状なのです。
私が地域の見守り隊活動に参加し始めたのは13年も前です。現在大学2回生になった
孫娘が小学校に入学したときで、私は70歳の手前でまだまだ元気さと閑がいっぱいでした。
あれから13年、一緒に活動を開始した人たちが今もメンバーの中心ですので、代わり映え
しない顔ぶれの後期高齢者ばかりの集まりになっています。
たまたま私たち地域には悲惨な事件が起きていないだけです。
指摘されている「見守りに死角が」あることに気づいていますが解消されていませんし、
「見守り強化にも限界が」という問題に直面していますが解決しようとする機運や動きが
ないのが現状です。
そしてこの傾向は地域の「諸団体」の中心メンバーにもみられるようですし、もっと心配
なのはPTA活動にもみられるということです。
何とかならないかとやきもきしている私です。
さわやかな青空が続く好季節に愚痴っぽいことばかり書きました。ここらで初夏の風景を
写真でつづることにします。
花で忘れてはいけないのがカーネーションです。女房が息子達からもらった鉢花です。
カーネーションは別名「オランダナデシコ」とも言われナデシコ科の多年草。上手に育てると
来年も咲きますが母の日が過ぎ花が落ちると忘れられがちに。
(花より団子、一緒にもらったプレゼントの方がお気に入り?)
この時期の花の代表は「アヤメ」の仲間、竜安寺のアヤメと平野神社の独逸杜若です。
そして唱歌に「うの花の匂う垣根に ほととぎす早起き鳴きて…」とあるうの花。
最後は竜安寺の青もみじ。