草花探訪

季節の草花苗づくり

見守り隊員に進む高齢化

2018年05月16日 | 花の写真

連休が明けて校区の通学路にも元気な子供たちの声が響くとき、新潟市の小学2年生の

女児が殺害されるという痛ましいニュースが飛び込んできました。

 

この新潟市の地域も私たち京都市地域と同じように、地域ボランティアによる「登下校時の

見守り」を実施していたのです。

気になるのは女児の行方が分からなくなった「踏切付近の担当しているスタッフが高齢で引退、

最近は受け持つ人がいない状態だったということ。

実は私たち校区の見守り隊も高齢化が進み、バトンタッチするべき次世代の方のなり手

がいないというのが現状なのです。

私が地域の見守り隊活動に参加し始めたのは13年も前です。現在大学2回生になった

孫娘が小学校に入学したときで、私は70歳の手前でまだまだ元気さと閑がいっぱいでした。

あれから13年、一緒に活動を開始した人たちが今もメンバーの中心ですので、代わり映え

しない顔ぶれの後期高齢者ばかりの集まりになっています。

たまたま私たち地域には悲惨な事件が起きていないだけです。

指摘されている「見守りに死角が」あることに気づいていますが解消されていませんし、

「見守り強化にも限界が」という問題に直面していますが解決しようとする機運や動きが

ないのが現状です。

そしてこの傾向は地域の「諸団体」の中心メンバーにもみられるようですし、もっと心配

なのはPTA活動にもみられるということです。

何とかならないかとやきもきしている私です。

 

さわやかな青空が続く好季節に愚痴っぽいことばかり書きました。ここらで初夏の風景を

写真でつづることにします。

花で忘れてはいけないのがカーネーションです。女房が息子達からもらった鉢花です。

カーネーションは別名「オランダナデシコ」とも言われナデシコ科の多年草。上手に育てると

来年も咲きますが母の日が過ぎ花が落ちると忘れられがちに。

(花より団子、一緒にもらったプレゼントの方がお気に入り?)

この時期の花の代表は「アヤメ」の仲間、竜安寺のアヤメと平野神社の独逸杜若です。

そして唱歌に「うの花の匂う垣根に ほととぎす早起き鳴きて…」とあるうの花。

最後は竜安寺の青もみじ。