草花探訪

季節の草花苗づくり

五月晴れの好季節

2017年05月17日 | 花の写真

先日の子どもの日が暦の上で「立夏」、それに呼応するかのように周りには青々とした緑、

さわやかな風、透き通るような青空が続き、珍しくも(?)タイガースの快進撃も続行中です。

でも浮かれずに、毎朝のあいさつ運動は細心の心配りをしながら行っています。

新入社員に「5月病」があるように、5月連休明けからは、子どもの世界にも学校に「いけない」

「行きたくない」という子が現れやすい時期だということを、長年の教師経験から知っている

からです。今年のような9連休のあとは特に要注意です。

(写真は昨年のもの)

幸い私があいさつ運動で見守っている子たちの中には「心の壁」に直面して休んだり登校

をしぶる子はいないようです。

でも毎朝挨拶を交わしながら子たちの表情を観察し、心持ちを読み取る努力をしていて、

少し気になる子はいるのです。ですから、今まで以上に、優しく笑顔で声をかけるように

心がける毎日です。

 

さて、季節の移り変わりを花の姿でとらえようと暇を見つけてはカメラをぶら下げて

歩き、写した花をこのブログで紹介しているのですが、次から次へと咲くのでおいつき

ません。そこで今回は「アヤメ科」の花をまとめて紹介します。

「イチハツ」「アヤメ」「カキツバタ」の三つです。同じような花形と花色です。

昔から言われている言葉に「いずれがアヤメかカキツバタ」があるように、とりわけこの

二つの見分け方は難しいです。

花形の特徴が「真ん中に花弁が立ち外側にも花弁が垂れ下がる 」という共通した独特

の花たち、そのうえ花色もよく似た青紫色だからです。

素人の私でも見分ける方法は、垂れ下がってる花弁の付け根の模様の違いです。

「網目模様」になっているのがアヤメ、猫の目のような細長くて白色がカキツバタ。

イチハツは花色が薄い青色。この花は平野神社にたくさん咲いています。

5月初旬から中旬にかけて、乾燥した土地でも育ちます。

    

アヤメは4月下旬ころから咲き始め5月上旬には咲き終わります。竜安寺の池の辺で

写したのですが、水中に育つのではなく、湿地や普通の地面に育ちます。

カキツバタは上賀茂の大田神社の境内にある大田ノ沢に自生する国の天然記念物。

このほかに「花菖蒲」がありますが咲き始めるのはもう少し遅く5月末ごろから。

 

五月晴れの空のもとで映える今おすすめの植物に「青モミジ」があります。

モミジの名所で有名なところはすべて、今、見頃です。今回は竜安寺の青モミジを

紹介します。下の2枚は有名な石庭へ通ずる石段と庫裡の鬼瓦。

仏舎利へ通ずる砂利道と外人観光客。道両脇の苔とモミジ葉、影モミジ。

下の写真はモミジ越しに池の南側から眺めた風景。

 

最後に、昭和27年3月衣笠中学校を卒業したクラス会に出席してきましたのでその集合写真。

出席者15名全員80歳、卒業時には50名いた仲間も、一人減り二人減りと11名が物故者。

風貌はよく見れば皆五十歩百歩でおじいさんおばあさん、酒飲みながらの話題も遺産相続

や墓の話など切実なこと、でも定年退職具は毎年一回集まっている息の長いクラス会です。

 

 


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