俳句では「三寒四温」は冬の季語ですが、春先の今こそあてはまると思わせる昨今です。
この一週間を振り返ってみても最高気温が15度を超える日があるかと思うと最低気温
がマイナスの日があるといったように、季節の移り変わりの歩みは速めたり緩めたり。
先週末、久しぶりに春の日が注ぐ朝、ウオーキングコースの横道にコブシの花芽が銀色
に光っているのを発見しました。寒い時はついついうつむき加減で歩くことに専念し、
梅の花以外の周りの様子を観察する心のゆとりがなかったようです。
昨年もこの時期に春の訪れを知らせる野草に出会ったことを思い出してゆっくり
と探しながら歩を進めました。でもフキノトウに出会いましたが昨年確か出あった
スミレ・タンポポは見つかりませんでした。梅の開花が遅れているように野草も
時期を待ってるのでしょうか。
やっと平野神社の桃桜のつぼみが少しふくらみ薄い桃色をのぞかせているのを
みて、春との距離が近づいてるのを知りました。
その後、陽気に誘われ植物園で「早春の草花展」が開催されているのを思い出し
足を延ばしました。まだ使い慣れていないカメラの練習を兼ねてですが。
野草展は期待ははずれ、ほとんどが花屋の店頭に並んでいるもの、しかも狭い
場所に数多い鉢植えが並び、被写体選びにひと苦労でした。
やっと見つけたブルーの花(ルリカラクサ)、手前の葉にピントがあって肝心の花は
ピンボケ。ピンクの花(アクロクロニュウム)は花にピントはあってますが背景ボケ
できずベタとした写真です。
ゆっくりと狙ったフリージィアはまずまずの出来か。
カメラを構える人が多いので遠慮して狙い定めずついついパッとシャッター
を押す悪い癖が影響したと反省。
小休止の後、お目当ての「ネコヤナギ」「菜の花」はマイペースで写し、自分と
してはまずまずの出来ばえと納得。
次に今週の花、代わり映えしない「梅」ですが、梅のマークのような一重咲きの
一輪にピントをあわせてみました。花弁がはえる背景色をと考えてるのですが
見つけることできませんでした。
最後に、私の近況報告です。小・中・高ずっと続いている友達6人衆、今回は
嵐山の松籟庵での食事会。78歳の老人ですが今もつい「・・チャン」と呼び合う
友達です。
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