木枯らしにせかされるように街路樹の木々は落葉がしきりです。
早いもので今年もカレンダーが後1枚となりました。9月中旬まで残暑が居座っていて
秋のスタートが遅れたはずなのに、冬はきっちりとやってきました。
よく「年を取ると一年の過ぎるのが早い」と言われることですが、加齢により蓄積される
情報の量が子供のころに比べていたって少ないことが、一年が早く過ぎるのだと言う
話を聞いたことを思い出します。
でもそのことに加えて、季節の変化も一年を速めているように思えてならないのです。
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、この数年間彼岸が過ぎても暑いし、秋は夏に侵入
されて縮まり、四季の季節が二季に移行するかのような印象も影響していると思うの
ですが。
さて、今回の写真も紅葉です。
TVのコマーシャルの中に”そうだ、京都に行こう”と二尊院の参道が紅葉のトンネル
に包まれているのを見てからは、いつかは訪れたいと思っていたのです。
幸い11月29日(木)に時間が空き、空模様も薄曇りでしたので出かけました。
渡月橋・宝厳院・天龍寺・二尊院とモミジの名所は人であふれ、落ち着いてカメラを
構えることすら困難でした。ですから今回の写真は紅葉の美しさよりもいかに人が
多いかを記録した写真になりました。(写真は渡月橋・宝厳院の庭園・天龍寺の
庭園・二尊院の参道です)
ご覧のように人々々、紅葉見物客カメラマンであふれていました。紅葉も見ごろを
過ぎて、落ち葉がきれいでしたので写真に撮りました。
二尊院では苔の上に散った落ち葉を掃き集めてありました。(下段の右側)たぶん苔の保護
のためだと思います。
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