草花探訪

季節の草花苗づくり

桜並木の散策

2013年04月03日 | 花の写真

76歳の年寄にとってはウオーキングで西陣の街中を通過するのに、よい季節になりました。

花冷えの朝も早春に比べれば大したこともなく、歩くコースに枝垂れ桜が美しい民家があり、

それを楽しんで歩くのが日課です。桜の花はパッと咲いてパッと散るその潔さが日本人の心

の琴線に響くのでしょうが、毎日歩きながら開花状況を観察している者にとっては少しあっけない。

それに、桜の80%を占めるソメイヨシノは開花して一週間後には満開、その一週間後には散って

しまいますから、京都市内にある多くの桜の名所を見て回りたいがとても無理です。

今春は狙いを桜並木に絞って散策することにしましたので、そのうち二か所の桜を紹介します。

まずは加茂街道沿いの桜並木です。「師範桜並木」とも言われ、私の出身校の前身京都師範

学校の学生が植樹に参加したと聞いていて個人的に懐かしく、比叡山・右大文字山を背景に

して眺めは飽きることありませんし、何よりも人影が少なくて好きなところで座ったり寝転んだり

してくつろぎながら観桜できるので最高です。

下の写真葉樹齢7~80年と思われる古木の桜並木を散策して、振り返って写したものです。

下の写真(鴨川の西側から桜越しに霊峰比叡山を望む)が今回の私のお気に入り。

次は「哲学の道」、銀閣寺から南禅寺を経てインクラインに至る桜並木です。

こちらは観光スポットであるために人波みにもまれながらの桜見物、写真も好みの場所

好みのアングルでじっくりとカメラを構えることが難しいでした。

上の写真は南禅寺山門を背景に写したのですがカメラ技術が未熟なため狙い通りには

写ってませんが私のお気に入りのアングルですので。

下の写真はインクラインの桜。余力が残っていたら疎水べりの桜を楽しみながら鴨川まで

歩きたかったのですが。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿