今年も猛暑日が続くなか8月が始まりました。かんかん照りの西日本なのに東日本は
ゲリラ豪雨による被害が報じられ、極端な気象が顕著になっている日本列島です。
あるTVの番組で「早起きする人は早死にする」と言っていましたが、そんなことは気に
せずに、いつもの通り5時からの早朝ウオークとスロージョギングを続けています。
連日、昼間は気温が35度前後まで上がります。エアコンをフル回転させていても
つい「暑い!」と独り言を連発する毎日ですが、でも夜明け早々はさらっとした肌感覚です。
いつもであれば夜明けを待ちかねたようにセミの大合唱が始まるのですが、この数日は
5時40分を過ぎたころから鳴きき出しています。どうもクマゼミは気温25~6度を超える
までは静かにしているようです。
この日が昇り切らない頃に出会う朝顔のみずみずしい美しさは何とも言えません。
グリーンカーテン仕立ての朝顔が多いため奥行が乏しく、写真ではこのように横から写
さねばなりません。
なんとか背景をぼかして花の美しさをとらえようと工夫したのが次の写真です。
早朝の涼気の中、朝露を含んだようなみずみずしさをとらえたいと工夫したのですが。
蕪村の名句 「朝がほや 一輪深き 淵のいろ」 思い出します。
このみずみずしい美しさも日が昇り、暑さを感じるころには出会えません。
真夏の明け方に咲いた花は半日も持たずにしおれます。「朝顔の花ひととき」
「朝顔の露」と言うようにはかないものの例えられる花でもあります。
大輪の朝顔展が植物園で開催されているので出かけて写してきました。
どの鉢も花径20cm以上と自慢の作品ばかりでしたが、素人カメラマンの私には
薄茶色とか斑入りとかいろいろあり過ぎて狙いが定まらず、うまく写せませんでした。
いつも花の写真を求めて重宝に利用させていただいている京都府立植物園、
最後に噴水と花との風景を投稿して終わりにします。
カンナ・西洋フヨウ・ルドベキアです。
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