今年も地域住民協議会から「赤飯・和菓子」のお祝い品が届きました。75歳以上が
対象者で、校区住民約2400戸約7200人の人口の17%1230人がその対象者だとか。
幸い私たち夫婦は介護を必要とせずに、近所に住む息子夫婦達の世話にならずに
過ごしてきました、ありがたいことです。何とかこのまま健康寿命を延ばしていきたいです。
そのためにも今、気になっている言葉に「ロコモティブシンドローム」(ロコモ)があります。
ロコモとは”運動器”の障害によって、立つ・歩く機能が低下した状態をいうのだそうです。
そして次のような動きの衰えを感じたら危険信号と、具体例を挙げています。
「*ちょっとした段差でつまずく *バスや電車でよろけやすい *下りの階段が不安
*階段に手すりがないと不安 *歩幅が狭くなった *靴下を片足立ちで履けない」
一つでもあれば危険信号だそうですが私には二つもあるのです。
「年齢の割にはずっと元気そう」「とてもOO歳には見えない」とか、つい最近まで言われて
いたように思うのに。
運動器の機能低下で怖いのは転倒による骨折です。だから油断と過信は大敵です。
先日、私は自転車走行中お年寄りの自転車に当たられて転倒したことがありました。
自転車走行中に倒れる、少し前までは考えられない出来事です。しかも倒れ方が無様で
腰骨を強打して2週間ほど腰の曲げ伸ばしができませんでした。だからショックでした。
ロコモの予防は「バランス能力・筋力の低下を防ぐための運動」が大切です。
だから少しぐらいのつらさ、眠たさを克服しなければなりません。まずは早朝ウオークを
確実に実施することから。
今週は朝のウオークのほか、花の写真を写しに廣澤の池方面と御所の梨の木神社へ
出かけました。
今回は季節の花のうち「ヒガンバナ」の写真です。
まずはご近所の平野神社で写したヒガンバナ。桜の古木の根元に咲く彼岸花、雨の後の
雨露たらすヒガンバナです。
彼岸の頃に咲くからこの名がついているのですが、本当に見事なぐらいきっちりと
お彼岸の頃に咲きます。猛暑が9月中旬まで続いたのに、ある日涼しくなってきたなあと
感じた日、突然に茎が伸びて、鮮やかな赤色の花を咲かせ始めました。
この花は田んぼの畦道や土手に咲き、色づき始めた稲穂と黄緑が刈った稲の葉
との色合いが特に似合うように思います。子どもの頃の郷愁を感じさせてくれます。
或る書によると、田んぼのあぜ道に植えられているのはネズミが穴をあけるのを
防ぐためと、飢餓の際の食料にするためだとか。
今では廣澤の池から嵯峨野方面に足を延ばさないとみられません。
愛宕山を背景に写しました。コスモスが咲き始めた池の辺から一枚。
ヒガンバナには毒があると子どもの頃聞かされていたのが今も記憶に残り、蝶が
蜜を吸う姿を不思議な気持ちでパチリと。