私の早朝散歩コース北野界隈から衣笠山の麓一帯は、幼かった頃の思い出がよみが
える懐かしい場所です。
たとえばシロツメクサやレンゲソウで花冠をつくったり、カタバミの茎を絡めて引っ張り
合う草相撲で夢中になって遊んだ事が。
かって原っぱや田畑の緑があふれる地域でしたが、今は家屋やアスハルトに様変わり
していますが、そのような中で昔の面影を歩きながら探して見ました。
シロツメクサは幸い立命館大学構内の広場に一面咲いてましたが、田畑の姿が消えた
現在、レンゲは廣澤の池の西側の休耕田までいかないと出会えませんでした。
なんの面白味もない記録写真ですが記念に。
それに比べカタバミはコンクリートの割れ目や道端に咲き探せばどこでも。
庭などに生えて「雑草」扱いされている花なのがかわいそうです。
「雑草という名の植物はない」と何かで読んだ記憶があります。荒れ地など
生育環境のよくない場所で精いっぱい咲いている「名もない」花、正確には
「名も知られていない」草花も、よく見ればそれぞれ美しい花を咲かせています。
たとえば下の二つの花。
上の写真は「ユキノシタ」下は「アレチノギク」です。
このほかにもタンポポによく似た「ノゲシ」、自生するランの一種「ネジバナ」など
つい見過ごし、雑草扱いにする道端の小さな花にも目を止め、写真を写して
いこうと思います。
最後に、草花ではないのですが、子どもの頃の思い出の花で忘れられないのが
「ツツジ」ですので写真を添付します。
敗戦間もない、食べ物さえ乏しく空腹を我慢していたあのころ、ツツジの花の蜜
からほのかな甘さを味わった思い出が今も懐かしくよみがえってきます。
子どもの日にちなんでながながと書いてきましたが、今回の主役は「アオモミジ」
です。毎朝必ず通る北野天満宮には「お土居のあおもみじ」と、折り返し地点の
竜安寺の二か所の紅葉を紹介します。。
竜安寺ではこのような風景に出会いました。
風景に合わせてモミジの葉に焦点を当てて写したものを紹介します。