ついこの間年を越したと思ったらもう2月、今日4日は立春です。どうして歳をとると月日の
過ぎるのが早いのかと、感じる時間の長さは年齢に反比例するという「ジャネーの法則」
を実感しています。
振り返ってみると月末月初めをまたぐ今週、旧暦の暦の上では4日の立春からは春が
始まる日とされていますが、最高気温は平年を2~3度下回る極寒でした。
極め付きは月初めの1日の降雪です。10cmほどの積雪をみて、年甲斐もなく夜明けを
待って飛出し雪景色を写してきました。
上は午前7時前、雪が降る参道の風景です。中門をくぐってすぐ左側の絵馬堂
では数人の老人が体操をされているのに出くわしました。
北門をくぐり歩みを平野神社へ。人影もなく閑散とした風景でした。
この雪も10時過ぎに冠雪した梅の花を写しに再度訪れた時にはほとんど溶け
ていました。
さて、日課のウオーキングで出会う風景の紹介ですが、今週は平野神社・
北野神社の節分行事の写真です。
平野神社は午前10時から、「神楽」と「通し矢」の奉納と豆まきがありました。
参拝者約100名とこじんまりした節分行事で、私も福豆を1袋ゲット(授与)、
袋には”福は内 笑いのもるる 家の外”との句が。
午後1時からの北野天満宮の節分豆まきは華やかでにぎやか。狂言奉納・
上七軒のきれいどころの舞、そして豆まきです。ざっと千人ほどの人出、とても
近寄れず福豆も手に入りませんでした。
終わりに今週の花、「ニホンスイセン」です。雪の中でも咲くという意味で
「雪中花」という別名をもち、春の訪れをいち早く告げる花です。
名に「ニホン」が付き、淡路島など自生群落があるところから日本原産と
思われがちですがヨーロッパ原産です。平安末期~室町時代に中国経由
で渡来したそうです。
清楚な花姿と甘い香りが魅力ですが、いざ写真に写すとなると気に入った
写真が写せませんでした。まずは雪かぶる水仙です。
背景をぼかして花を引き立てようと試みたのですがうまく写せません。
次の2枚が自分としては及第点の写真です。