竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

陸前高田の津波跡

2011-07-21 15:05:47 | 被災地ボランティア

今朝遠野の足湯ボランティアから帰ってきました。
3日間のうち1日だけ一般ボランティアで2日は足湯の予定でしたが、
最終日足湯の予定が台風の影響で流れてしまい、
私の足湯活動は一日だけでした。
最終日まごころネットからきている足湯のリーダーの案内で、
全員バスで陸前高田の仮設住宅を案内してくれました。
ある仮設は山の中にあって、40戸ほどの家が入居希望者がなく、
全く放置されていました。
小学校や中学校の校庭に建てられた仮設はまだしも、
辺鄙な場所の仮設は空き家が多いようです。
 
5月に瓦礫の片づけをした広田はまだ低地の瓦礫が片付けられておらず、
荒涼たる風景が続いていました。
 
街の瓦礫の片付けは進んでいますが、
病院や市役所等の津波をかぶって使えなくなった公共建造物は
そのまま残されています。その撤去だけでも市の年間予算に匹敵するそうな。
 
写真の中の平地のコンクリートの建造物は全て津波をかぶっていて、
使い物になりません。この建物群の奥に昔からの商店街があり、
全て壊滅しました。私の生まれた地区も。
賑やかな花飾りの山車が練り歩く七夕祭りはいつか復活するでしょうか。
 
ボランティアは大変な作業のように思われるかもしれませんが、
仲間達との交流が楽しく、まるで修学旅行のようでした。
似たような人たちの年齢を超えた集まりです。
私も若い人たちからいろいろ学ぶことがありました。
毎月のようにボランティアに来ている人たちも大勢います。
その気持ちはよく分かります。
 
今夜今度は気仙沼の足湯ボランティアに出発します。