竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

陸前高田、一中仮設住宅集会所、いとこたちが集まる。

2011-11-19 16:13:42 | エコクラフトの籠編み
昨夜激しく降った雨も朝には上っていました。
5時過ぎに走り出したが、暗い上に霧がたちこめ、
視界が利かないので安全な猿ヶ石川沿いの自転車道を走りました。
明るくなってきたら川に白鳥が浮かんでいました。


今日は陸前高田の一中の仮設の集会所に行きます。
時間は10時から12時まで、会場の都合かちょっと変な時間です。
そこに私の従兄と従姉がそれぞれ一人暮らしをしています。
まごころネットの一般作業や日本財団の足湯隊では、
チームとして行動するので、行動の自由はありません。
かごつくりでは私の希望を通すことも出来るので、
担当のコーディネーター本多さんに一中の仮設をお願いしたのです。
会場には従兄の幸ちゃんと従姉のよっちゃん、喜久ちゃんが来ていました。
幸ちゃんは津波で奥さんと自宅、店をなくし、
よっちゃんは自宅と兄一家をなくしています。
二人には4月のお見舞以来の再会です。
 
従姉たちを含めて12人ほどが集まっていました。
さっそく小さなかご作りです。
中には自分では言った通りにやれない人もいたので、
従姉にも手伝ってもらいました。
 
ここには私が育った高田町の人が多く、
私が育った家の向かいの家にお嫁に来た人もいました。
幼友達の無事も知りました。
 
従姉たちにも手伝ってもらいみんなのかごが出来ました。
その後千昌夫の「北国の春」と「星影のワルツ」を歌いました。
来月も来ることを約束して別れました。
 
担当の本多さんが遠野に帰る前に用事があるというので、
よっちゃんの家で待つことにしました。
一人暮らしなので一部屋と小さい台所、まるで学生アパートのようなサイズです。
 
よっちゃんに勧められて本多さんも私達いとこ3人もお昼をご馳走になりました。
配給されたカップヌードル、味御飯,海苔もちのレトルトです。
どれも結構おいしかったですよ。
以前は畑を作っていたけれど,今は何にもない、
でも体が衰えるといけないので、毎日散歩をしていると言っていました。
右手に少し麻痺があるので細かいことは苦手になったそうです。
それなのに私のためにかご作りに出てきてくれたのです。
 
ここは本当に私の故郷だ、みんなに喜んでもらえるなら、
毎月出来るだけここに来ようと思いました。
 
陸前高田に行くとき必ず寄る道の駅、川の駅よこた
そばを流れる気仙川
 
 
 
 


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