竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

島田市金谷町大代の藁の馬をめぐって。

2014-03-02 10:38:57 | 田舎暮らし
28日の夜小平に戻って来ました。
帰る日はストーブを片付けました。これには煙突掃除をしなければなりません。
最近は松を燃やしているので煤が多くなり、慎重にやらなければ煤だらけになってしまいます。
車のワックス掛けもやりました。
ドラム缶風呂も塗装の一部に傷が付くので、錆止めと再塗装をやりました。
結局出発したのが午後4時、それまではてんてこ舞いをしました。
 
今回は図書館に寄る必要がないので、途中右に折れて山間を通って大井川沿いに向かいます。
林道のような道なのであまり車にも出会わず行けるので、静岡市への近道になります。
 
山を越えると金谷町の大代(今は島田市大代おおじろ)に出ます。
そこに藁で作った大きな馬がありました。人が乗れるようになっています。

暮に通ったときには男たちが集まって作っている最中でした。
お正月飾りの名残です。

藁のカエルもありました。
 
居尻でも地元の老人会が大きな門松を作っています。
公民館の前の大銀杏にクリスマス頃に華やかなイルミネーションを飾ったり、
川沿いに皇帝ダリアを植えたりしています。


仲間を募って炭焼き窯を作って、冬の間炭を焼いてキャンプ場に売っています。
 
山村の男たちは定年で勤めを辞めてもいろいろ地区での仕事があります。
 
男たちは皆かっては青年団に属していました。(今はなくなってしまいました。小学校でやっていた原泉地区全体の盆踊りは、青年団の主催でした。青年団がなくなり盆踊りもなくなりました)
次に消防団に属し、その後は祭りを実行する祭り青年、中老衆、そして老人会です。
自分の本業以外にこのような地域活動に参加します。
そのほか地区の会計とか区長とか地区の役員にもなります。
 
数年前に小学校がなくなりました。それまでは30人ほどの親達がPTAの役員をやったりいろいろな奉仕作業をやっていました。これも主に男の仕事でした。間伐材を集めて薪作りをし、キャンプ場に売ってPTAの活動財源にしていました。そのほかに地域の公民館活動があります。地区の住民の運動会や文化祭などに携わります。
 
私は35歳で居尻に越してきて、8年間は地域に属し、PTAや公民館活動をやっていました。
その後一家で小平に戻り、私一人が毎月半分こちらに住んで、小平との間を往復して暮らしています。
竹はこちらでしか手に入らないし、営業の拠点もこちらですので、完全に小平に引っ越すわけにはいかないのです。
 
小平にも居尻にも属しているようないないような中途半端な状態です。でも小平の公民館を中心にクラフトテープや竹のかご編みサークルをやっていますし、居尻でもかご編み教室をやっています。私流の地域活動ですね。
 
さて、大代を通るとき、ドラエモンやアンパンマンの人形が並んでいる場所がありました。

水車も回っています。
これは住民のお遊びでしょう。この辺には遊び好きの人が多いのでしょうか。
 
さらに前から気になっていた大きな蔵がある家があります。黒板塀を回らしています。

畑で働いていた女性に聞いて見ると、昔は造り酒屋だったそうです。
今はやめていて住人は東京に引っ越したとか。
田舎にも様々な歴史あります。
 
わき道から本道の一号線バイパスに出て夜遅く小平に戻りました。