竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

山村はボランティアによって維持されています。

2013-12-20 13:13:22 | 田舎暮らし
やっと青空がのぞきました。
風が強くなり、冬型になって来ています。

 
午前中竹林に入って軟竹を3本伐りました。籠の縁巻き竹用です。
虫が入った竹か今年生えた竹が、皮が軟らかくて縁に巻くのにいいのです。
 
竹林に入って竹を伐ったり枝を払ったりしていると、清々しい気持ちになります。
田舎に暮らすと、自然の恵みを日々感じます。
今回は一週間の滞在でしたが、やるべきことはなんとか終えました。
 
地区の公民館の脇に、地元の老人会の人たちが門松を作りました。
老人会といっても私の知り合いばかり、70前後の人たちです。
ここの住民だったら私も立派な老人会員です。

 
若いときは青年団(今はなくなりました)、消防団、祭りを支える祭り青年、地区の中核をになう中老、最後に老人会、年齢に応じて組織が出来上がっていました。
ほとんどボランティアのようなもので、地区が支えられてきました。

 
門松を作るのもお手の物です。
去年まではクリスマスのイルミネーションも豪華にやっていました。
今年は見えないのでお金がかかるからやめたのかもしれません。
 
川に沿って皇帝ダリアを植えるのもボランティア、
お祭りも手弁当でやっています。
 
私はこの地区には属していませんが準会員みたいなもの。
年1万円の区費を払っています。
 
区の山の下刈りや道路掃除などの役仕事は免除されています。

スミレが咲きだしました。
 
山に住みたいからといって山で独りぽつんと暮らすことは出来ません。
どこかの集落に属すことになります。
そこにはかなり濃密な人間関係があります。
そこで受け入れてもらえなければ、暮らしていくことが出来ません。
 
自然が好きだけでは不十分で、人好きでなければなりません。
それは都会でも同じかもしれませんね。

温泉の門松
 
明日は小平の中央公民館で活動している団体の参加者達の集まりがあります。
地域の暮らしはどこでもコミニュケーションが大切なようです。