奈良大好き☆お勉強日記

奈良大学文学部文化財歴史学科(通信教育部)卒&奈良まほろばソムリエ検定のソムリエを取得したヒトの色々な勉強の日記です♪

大雨とともに去りぬ

2007年08月31日 | 奈良大学お勉強日記
連日の一瞬大雨と共に、ざーっと終わっちゃいましたね、夏休み。

本来ならば外出予定だったけど、張子の虎並みに雨が苦手なので、
本日は遣り残した夏休みの宿題を終わらせるべく、
頑張りましたよ、ええ頑張りましたとも!
書誌学レポート書きましたっ(ふんふん)
とりあえず熟成中です(明日まで寝かします)

ま、今年のカレンダー巡りは、私のような学童たちには味方だ。
8月末で宿題が終わらなくても、九月一日・二日に
鬼のように頑張れば何とかなる(なるのか?)
頑張れ~泥縄な同胞達よ!(ダレだそれ)

ちゅうわけで、とりあえず初レポートだったりする。
今年とか、今年度とかゆうレベルじゃなくて。
奈良大入学して初の、学芸員以外の科目での。

ええええ!(AA省略)

一番びっくりしているのが自分自身だったりするんですが。
今までレポート出したり、試験受けたりしていたのって、
すべてが(ってたって、たった二つ)学芸員過程の部分でだからねえ…。

むう…(海よりも深く反省)

今年もすでに半分終わりました。
そして、八月も終わりました。
私に残された『リミット』は極めて短い。

しかし、これからの季節が魅力的なんじゃないか>奈良は。
嗚呼!

命短し、学成り難し←絶望的なやぁ~。
せめて、中年よ大志を抱け、程度にしとこう。

去年の今頃は卒論「だけ」ぶっちぎり先行で書き上げてましたっけ。
何やってんだ、わたしは。

ははは、週明けから頑張ります。
(明け、かよ)
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来年の今月今夜のこの月も…

2007年08月28日 | 奈良大学お勉強日記
といったのは金色夜叉の貫ちゃんだが、
今日は怪奇、もとい皆既月食だったって話。
すっかり忘れて風呂に入っておりました。
どのみち、私の住んでるとこは雲がかかって見えなかったんじゃん?
(って、すっぱい葡萄か、オノレは)

そんな話はおいといて。
来年の話をすると鬼が笑うと申しますが(枕はもうエエ!)
そんなお誘いを受けております。
来年みんなで集まりませんか?と。

例の実習(二)の時に、水野先生に入っていただいて、
記念撮影をしたのですが、その時の写真をIさんから送っていただきました。
(そうそう、たらちゃんも写真どうもありがとう>Iさんより頂きましたよ♪)

同封されていたお手紙に「来年同窓会でも開きませんか?」とのこと。
おおう、その手があったか?!

一応初年度入学の割には、第一回卒業生という肩書きをまんまと逃し、
いまや第一期入学生というものにだけしがみついている私ですが、
今年度卒業できれば、まだ第一期生での卒業ってことにもなるもんな。
で、卒業できれば無事、学芸員資格ももらえるわけで。
実習(二)を受けた人たちですから、卒業も見えている人が多いはず。
まあ、私は今年は卒業「できない」人ですが、
とりあえず、同窓会ってものがあれば参加したいなあとは思う。

ネットで知り合った人たちと、勝手に追い出しコンパだの、
見送り卒業式隊だかやってきましたが、
リアルで出合った人と、同窓会だのなんだのって、
結構新鮮だったため。おおう、そういうのもアリだな、と。

是非、実現するといいですね。
その頃にはまだ「四苦八苦」していることと思いますが>イロイロと(笑)
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実習レポート提出♪

2007年08月27日 | 奈良大学お勉強日記
うんたらかんたらしてましたが、
どうにかこうにか出してきました
>博物館学芸員実習(二)のレポート。

とりあえず私の手を離れてしまったので、
後は野となれ山となれ(をい)
『感想文』はただいま昏々と睡眠中ですので、
猛暑がひと段落したら、また学校へ送り出してやる予定です。

で。
やるかな、書誌学とか、あっさり書いた割には、
やりかけていた分は簡単な方の説明文だけだったので、
(2)の設題の方は、これからコレまとめんの?とか思ったら、
あっさり放棄してしまった、日曜日の午後でした。

さ、八月中にコレ書けたら拍手喝采だな。
やれ、自分よ。
夏休みの宿題と思って。

はっ、後四日しかないじゃん。

…。
す、涼しくなってきました。
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講演レポート返却

2007年08月26日 | 奈良大学お勉強日記
そういえば、ガイダンスの時に受けた講演のレポートはどうしたっけ?
帰ってきてたんだっけ?とか、昨日切り貼りをしながら思い出してました。
ボケが始まっていますかね?こんにちは。

実習(二)のレポートは出来てますか?といわんばかりに、
昨日届いていた模様です>ガイダンス後講演のレポート。
(うちは集合ポストなので、昨日ポストを覗いた以降に入っていたらしい)

とりあえず評価は「○」ですが、一番最後の欄に
まとめがありませんって意味で
まとめ[          ]って記入がされていました。
来年度以降受講される方、受講内容だけではなく、
講演会を聞いた後の自分の中でのまとめを記しておくことをおススメします。
(ホントだ、こと細かに講演会の中身は書いてあるけど、まとめはしてない)

でも、これ、不合格だった場合は再提出で、
再提出のレポートも不可だった場合、
今学年に博物館実習(二)は修了できません。
これにより、今学年末に学芸員資格の取得ができないことが確定します

なんて書いてあるので、結構ビビるよ、ホントにもぉ。

ま、一応「○」なのでいいのですが。
これから出そうとしているものの内容いかんによっては、
それもまた有り得る話だからして。
なんか、すんなり出すの怖くなってきたな。
今日一日寝かして、明日見直しして出そう。

まあ、私の場合、残りのテキスト科目三つも未着手ゆえ、
今年度末うんぬんに関してもあんまりビクビクしてないんだが。
もう一回実習行くか?と云われると、ちょっと困るので。

思えば「一回も休んじゃダメ」をくぐりぬけてきたわけですから、
結構大変な日々の連続だったわけで。
実習(一)をこれから受ける皆さんも体調に留意して、
指定された日には確実に登校できるようにしてください。
…っていっても、お仕事その他で無理な場合もあるだろうし。
結構綱渡りなこともあったしなあ(自分としても)

博物館実習の夏の陣はそろそろ遠くなろうとしてます。
(てか、この暑さがはるか彼方にいってほしいよ)
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夏休み終了まで

2007年08月25日 | 奈良大学お勉強日記
あと一週間ということで(あんたカンケーないじゃん)
一生懸命に『宿題』を片付けておりました。

やりましたよ>博物館実習(二)のレポート。
見直しして、写真貼り付けて、印刷して、切り貼りするだけなんだけど。
なんでこんなに時間かかるんだろう?ってくらいかかって。
はて、時間の使い方、下手だな、じぶん。

何とか午後一杯使って印刷しましたが、
切り貼り始めたら、最後の一日分のレポート用紙が足りない!
え?なんで?
あたし、書き損じでもして消費したっけ?
しゃーないので、去年の残りの用紙を引っ張り出してきて、
ペタペタ貼って事なきをえましたが。

は~疲れた。久しぶりの事務作業は。
それでも気分が乗っていたので、例の、感想文書けっていう
課題もチャカチャカ書いて仕上げました。
これはまだ提出期間が先なので、寝かしておくこととなりますが。

なんだか、今年はこれだけで満足しそうです(をい)
しかし、暑さでダレながらこんなものやっつけるだけで、
へーへーいってますが、そういえば、今日も学校では
スクーリングが行われていたんですね>実は。
(実はもクソもないか)
スクーリング参加の皆様、ゴクロウサマです。
今年は公のスクーリング(謎)が無いので、
すっかりそういうこととは無縁になっていますが。
スクーリングがあるってことは、スク後試験というものもあるわけで。
そういうチャンスに受けにいかなくちゃダメだろうよ、ぢぶん。

夏前の計画では、スク後試験を毎週のように受けにいく「予定」
だったんですけどねえ。予定はあくまでも予定だったようで。
ものの見事に撃沈してます。

さあ、いつになったら試験受けにいけるんだろう。
あ、盆の期間中に書誌学のレポートも書いておいたんだった。
そうだそうだ、アレを完成させたら、この夏スクの間に、
一回だけでも試験受けられるんじゃね?

んじゃ、やるか>書誌学。
がんばります。
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今日から受付開始

2007年08月24日 | 奈良大学お勉強日記
実習(二)の実習レポートが本日より受付開始です。
はい、ちゃんと覚えておりますことよ。
忘れてなんていませんことよ。
草稿(?)は出来ているんだから、見直しして、
プリントアウトして、提出すればいい「だけ」なのに。
どうして、それがさっさと出来ない?!>ぢぶんよ。

結局尻に火がつかないとやらないってことですね(きっぱり)

ま、卒論の提出だって、受付開始期間が始まってから
ラストスパートという名の死にもの狂いで乗り切りましたから。
今日が初日なんだから、まだ間に合うさ。

と思いつつ、気がせいてきて、ようやく本日より見直しに着手。
ようやく私の「夏休み」が終わり
「夏休みの宿題」に取り掛かったって感じでしょうか。

久しぶりに帰った田舎でも、自主スクに精を出していたので、
楽しかったな~。その日記もボチボチ書いているのですが。
レポート提出もやらねばならんし。
むーん。

貧乏ヒマなし(そういうことじゃないと思う)
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意味不明なんだけど

2007年08月14日 | 奈良大学お勉強日記
ダンナの実家の仏壇行事で帰省するも、
ノートパソコンと先日の実習メモを抱えて帰ったアタクシ。
昼は掃除したり、ゴミ出ししたりして、夜はセコセコとお勉強です。
なんとか、五日分の実習ノートを作ったぞ&後は出すだけって状態で、
本日帰宅してみると…学校からデッカイ封筒が…。
まだ何も出してませんが何か?

「博物館実習(二)報告レポートについて」だそうで。
9月20日~27日の間に、以下のものを出せだそうで。
あれ?9月提出なんてものあったっけ?
実習(二)の実習ノートって8月末くらいが締め切りじゃなかったっけ?

<レポート内容>
1.館内実習の感想
2.館内実習での反省点
3.館内実習を終えての今後の課題
4.その他

<レポートの体裁>
(以下抜粋)
分量:1200字程度
※レポートは、ホッチキスで上部2箇所を留めて提出してください。
なお、提出いただいたレポートは返却しません。必要な場合は、
コピーしたものを、保管しておいてください。

ええええ?
何だ、コレは?

実習ノートの代わりに、感想文書くだけでOKってこと?
えええ!
あたしの貴重な夜の時間や、あたしの貴重な実習後の老骨にムチ打って
その日のうちにまとめたワープロメモを作る時間は、どうなるの?

とか、大ショックを受けて、まずは夕飯の支度をし、
明日から私の実家に移動する用意をし、
再度この文章を読んでみたら…。

1.実習ノートの代わりに提出すべきものという風にはどこにも書いてない。
2.実習ノートを提出したうえに、これも出せという風にも読める。
3.しかし、こんなもの出せなんてことは、ガイダンスの時にも、
 7月にもらった『博物館実習(二)の詳細について』にも書いてない。

よって、この感想文を書けってのは、後出しジャンケン?
まあいいや、9月提出期限ならば、まだ先の話。
問題は、実習ノートのほうだからして。
とりあえず、ワープロ打ちするとこまでは完成させて、
後はプリントアウト用のレイアウトに納めたり、
写真を貼り付けたりする作業があるけど。
帰ってきてからでも間に合うでしょう。

ってことで、明日からは二年ぶりにうちの実家へ行く予定。
予定、ってのもまだ切符も取ってないし、いけるかどうかも未定。
まあJRでいけるところまで行って、そこから先はその先考えると。
(地震の影響で、大阪から直通で新潟市内へ行けないんだよ)

意味不明な紙のせいで、不機嫌なまま出発しなくちゃいけなくなったのは残念。
他の実習生の皆さんはこの紙、どう読みましたか?
(私が帰ってくるまでには解決してるでしょう、と放置して帰ろっと)
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ぬなび142号着

2007年08月06日 | 奈良大学お勉強日記
やれやれ実習が終わったよ、とか思っていたら『NU NAVI』が到着。
奈良大から「忘れないでね」って云われているかのごとく、デス。

中見たら、通信教育部がてんこ盛り。
そりゃそうだろうなあ。
スタート二年目にして、初の卒業生が、本当に出て、理事長ニッコニコですから。

夫婦とも卒業生となって、親子で卒業式に出席された方とか、
第一期生卒業生の卒業に寄せて…とか。
その一期生のコメント、知っているかたが、おふた方。
あらあら、実際に知っている人が卒業するってのは、
自分の卒業に対するモチベーションってのも上がります。
アテも頑張らないと。

しっかし、通信教育ってのは、まさに「ビョーキ」だね。
一度足を踏み入れると、抜け出すのが難しい底なし沼。
一回卒業すると、今までの苦労も忘れて、次のお勉強を探してたりするし。
その「のどもと過ぎれば…」は出産マニアのようです。
あんなに苦しいのに、産んでしまうと、次も欲しくなる、とな。

ちゅうことで、やっぱり出ましたね。
通信制の大学院希望・待望論。
茶話会の時にも、理事長とお話しする機会があって、
是非とも大学院を作ってくださいってお願いしたんだけど。
そういう希望も要望もやっぱり他の方も持っているんだなと。

実際、第一期生で卒業して、他の大学で再び学ぼうとしている人もいるし。
そういう意欲の有る人を、他の大学にとられてしまうってのは、
経済的損失だと思うんだけどな~。
奈良好きの、奈良大好きの卒業生ならば、奈良大に通信制大学院があれば、
きっと、続いて大学院に進んでくれると思うし。

実際、前の大学の時は、学部から学部、学科から学科を渡り歩いて、
法学部法律学科、文学部日文、文学部史学、文学部地理、経済学部…って
すべての学部学科を制覇すべく(?)日夜頑張っている御仁もおられたし。
すげー。どんだけ~(笑)

奈良大も頑張って下さい。



しかし、改めて、奈良大は人の痛いところを突いてきた感じだな。
自己紹介をすると、必ず大半の人から聞く「そんな時、新聞広告で…」のフレーズ。
女性雑誌の「エイジレス」男性雑誌の「マカ(大謎)」なんかと一緒で、
人のコンプレックスにつけこんでくるのに、非常に上手い。
「奈良で」「本物」「専門家」「エキスパート」などなどの言葉を並べて、
巧みに歴史好き、奈良好きの皆様を、ハメルーンの笛吹きのごとく、
呼び寄せて取り込んで、連れ去ってしまうと。

我々のハートわし掴みですよ>奈良大学通信教育部(笑)
よ、商売上手☆
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博物館実習(二)五日目

2007年08月04日 | 奈良大学お勉強日記
とうとう到着しました>最終日です。
は~長かった(?)五日間ですが、本日で最終日です。
うはー!と騒ぐ前に、まだまだ大変なことが山積み。
長い長い(マジ長い)一日でございました。

まずは朝、昨日の集合場所である南部の曲がり屋で集合。
本日は台風一過の快晴とはいきませんで。
それがかえって、屋外活動の我々には助かったわけですが。
うす曇でも十分暑かった本日。
まずは、班ごとに「実習」開始です。

当初は「竃に火入れ」の実習とかなっていましたが、人数が多いため、
班ごとに分かれて、それぞれの家屋周辺での、作業となりました。
家屋内の掃除や、野外清掃、その他もろもろの活動ですが、
わたしの班では午前中は曲がり屋の周辺の野外清掃でした。
池上曽根遺跡の草取りはありませんでしたが、
ここはまさに大自然の竹やぶの中なので、落ちてるもの、
刈らねばならぬもの、捨てるべきもの、たくさんたくさんあります。

とりあえず落ち葉拾いやら、ジャングルになっている密林地帯を
ちぎっては投げ(?)、払っては捨て、ゴミ捨て場をパンパンにしました。
約二時間近くの肉体労働は結構きつく、
「学芸員は雑芸員」を自らの体を持って知ることとなりました。
やり終わった後は、自画自賛満載の達成感。
「キレイになったねー☆」
マジ、自分で自分を褒めたわ。

その後昼食。
この日は一日「労働」だと思っていたので、昼休みくらいは涼みたい!
ってことで、博物館を抜け出して近くの喫茶店で食べましたわ。
学芸員さんに教えてもらったんだけど、喫茶店の割には、
食べ物関係は充実していて、結構ココいいかも(気になる方は要チェック)

そして午後は再び肉体労働です。
とりあえず今度は一時間くらいの労働で。
昼過ぎにはかなりのよいお天気になってきたので、
本格的な活動は午前中にやっておいてヨカッタヨカッタ。
今度は、屋内清掃。
ハタキをかけて、雑巾拭きして。
普段は全然足りない「男手」ってものがたくさんあった本日。
ボランティアの中のボス的存在のおばちゃんが
「あれ動かすのに、手伝って~。これ××したいねん」と
男性陣をこき使うこき使う…。
それだけ普段は人手が足りないってことですね。

とりあえず清掃活動が終了後は、合掌造りの二階で、
実際のボランティアさんが普段やっている説明を聞いてみよう、です。
二組に分かれましたので、我々は後のグループで。
その待ち時間に、カルチャーはっとりという、敷地内唯一の冷房完備のプレハブへ。

そこでは現在、この博物館設立に尽力された鳥越教授の業績を
まとめた展示がされていました。
壁に掲げられたパネルや、ガラスケースに入った資料を眺めているうちに、
学芸員さんの一言に電気ショック。
「これは、入場者から応募していただいた写真コンテストの写真なんですが。
この博物館がにぎわっていた時代の頃の写真ですね。
どの写真にも多くの人が写りこんでいて、とても楽しそうです。
この博物館の青春時代ですね」

青春って言葉が持つ甘酸っぱさなんだろうか、それを聞いた瞬間、
なんだか涙が出そうになった。
その写真、合掌造りの家の前でお弁当を広げる、和服姿のおばあちゃん。
みんな一張羅を着て、お弁当持って、一家総出で、ここへ来ている。
みんなみんな楽しそう。
今は点在する家の間は静かだけど、昔はあの空間にひしめき合っていた
多くの人たちがいて、ここは「娯楽の空間」だった筈。
そんなこんなで失礼ながら、博物館にも『旬』ってあるのかな…って思ってしまった。

その後、合掌造りの二階でレクチャーの番。
二階自体は昨日も登ったけど、今日は建築が本業の方の、
休日を利用してのボランティアの説明を聞くという方がメインだからして。
合掌造りの屋根自体は、でっかいクレーンを持ってきたら、
屋根だけぽこっと取れる構造になっているとのこと。
住居部分は大工仕事だけど、屋根は村のみんなで葺いたらしい。
屋根だけ見れば、縄文時代の家と大差ないもんな>合掌造り。

そして、3時からは水野センセのまとめのお話。
「博物館実習の時に、『学芸員なんて資格とったってなれませんよ』とか
いう非常勤講師がいて、やる気がある人に向かって何を云うか!って
烈火のごとく怒った」ってお話がありました。
うーん。
何度と無く、講義やガイダンスの最中で、「学芸員資格は持っていても
博物館に就職なんてできませんよ。ましてや学芸員なんて…」とは云われたからな。
そんな幻想は最初っから持ってないからいいんだけど。
まさに、やる気の有る人に対して、失礼なものいいなのではないかと。
私も、某教授がそういう発言をしていて、「うわっ、のっけっからヤな感じ」
って思ったものですが>今でもその教授に対する見方は変化してない。

ま、学芸員資格なんて、持ってたからってなれるもんではないけれど、
持ってなかったら、絶対になれないんだから、そのためにも、
持っていて損はないっていうか、逆に持ってないことを悔やまないためにも
あった方がいいんではないかえ?ってなもんで。
(ま、アタシのように、学芸員の職がないなら、
自分で作り出せばいいじゃないかってヤツも少ないだろうケド(謎))

その後、まとめのお話があって。
参加者全員からの感想や質問を述べる時間。
感想っていうから、簡単なものかと思ったら…結構みなさん喋る喋る。
あ”ー。みんな真面目に喋っているから、私も頑張って喋らないと
いかんなあなんて感じになって一生懸命喋っちゃいましたよ。

案の定というか、時間オーバー。
4時半までの予定なのに、気がつけば5時も越えていて、あららのら。
新幹線の指定席をパーにした方や、時間が時間だけに気が気でない方も。
終了の後は、有志だけあつまって、水野先生も入れて記念撮影。
すべてが終了したのは5時半ってなもんでした。



長い長い実習五日間が終了しました。
これで、レポートをまとめれば、とりあえず実習(二)は完了。
残るはテキスト科目三つ受けて、卒業できれば(!)
学芸員資格は取れるところまで来ました。

ここまで長かったな~。私はテキスト科目が合格せず、
二年目に実習にこれませんでしたが…。
でも、近つ飛鳥の実習は今年からのものだったそうで、
(去年までは「弥生博」と「民家集落」だけだったらしい)
行くのは大変だったけど、三館見比べられたのはラッキーだったかな、と。
ま、一年遅れでしたが、どうせ卒業も見送ったクチだし(でへ)
焦るこたぁ~ない状態でしたから。

普通のスクーリングよりも長丁場で、季節も夏なので、
どうなることかと思いましたが、なんとか終了です。
充実した五日間でした。
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博物館実習(二)四日目

2007年08月03日 | 奈良大学お勉強日記
さてさて、実習も三館目になりました。
本日より実習地は「日本民家集落博物館」になりました。
ここがうちから一番アクセスが良いようだわ。
…とはいえ、駅から15分ほど、公園の中を歩いてゆく、
かなり難儀な場所ではあるんだけど。

気になっていた台風の直撃はまぬがれたものの、
集合場所へ行く途中から雨がバラバラ降り出して、
会場となる曲り屋へつく頃にはかなりいい降り。
しばらくはここでお話を聞くようだから、
それまでに上がってくれればいいや。

まずは10時より館長さんのお話。
日本民家集落博物館の概要についてです。
日本初の野外博物館で、日本全国からの移築民家を展示しているのはココだけ!
と威張れる材料もあるけれど、入館者数を増やすためにはどうしたらいいか、
金はないけど、どんなことができるのか、どんな行事をしているかなどなどのお話。

その後、11時から現在解体修理中の日向椎葉村の現場見学。
問題の雨は一時止んでいるようでした。
見学の最中に、急激に降って、ぱっと上がったようですが、
覆い屋があったために、雨に降られることもなく終了。
どうやら、台風による実習への影響は無い模様。

昼食をとって午後からは
移築民家の概要について、と、茅葺き民家の基礎知識について。
これを15時近くまで拝聴しました。

しかし、民家の一画で、折りたたみ机出して、座布団に胡坐ちゅう
スタイルで話を聞いていると、腰骨や背骨の位置がおかしくなるようで、
けっこうしんどかったのですが…。みなさん平気でしたか?
狭いスペースにちんまり座っていると、エコノミークラス症候群になりそうで
ちょっと怖かったです。

で。この講義を一番後ろの席で見てたのですが。
古民家のヒト部屋で、寺子屋風で、この空間の中に確かに
30名が詰め込まれて、実習を受けているってのはスゴイかもしれない。
普通、博物館実習っていうと数名を受け入れるらしいのだけど。
うちらはその数倍の人数で押しかけて(?)きてるワケで。
受け入れてくださった館の方には、本当に感謝です。

とかいろいろ思いつつ、ようやく動けることに。
敷地内の民家を見てまわりです。
一番人気はやっぱり合掌造りだと思うけど、私は岐阜の白川郷も、
富山の相倉や菅沼も行った事あるから、
一番おお!って思ったのは、やっぱり秋山の民家かな。
越後と信濃のあたりの文化が家にも、家財道具にも現れていて。
なんか、馴染み深い「つぐら」とか「雪がこい」とかあって懐かしかったっす。

で。
二時間近くかけて民家を見て周り、本日は終了です。
は~やっぱり今日も、お話を聞いて、ブツを見て終了でしたね。
なんだか、実習に来ているはずなのに、あんまり実習がなくていいんだろうか?

そんな最終日は、午前と午後でひとつずつ実習があるようなので、
それを楽しみにしていますが。

あ~なんだかんだいって、あと一日ってところまで来ました。
ここまで来たら、なんとしてでも完走せねば!

では、明日もがんばりませう。


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