コレも勉強のうち

久しく休んでいた、奈良検定お勉強日記のメルマガですが、
なんとか復活できそうでホッと一安心してるところです。

現在実家暮らしをしているのですが、
ネット環境がないもんで、パソコンがあっても、アップができない。
とりあえず郵送（ははは）で送ってもらったデータをもとに、
せっせとメルマガを書きためて、本日送り込みを完了させてきました。

どこで？って、ネットカフェってやつでさ♪
この年になって（ってどの年なんだか）ネットカフェでぶーでございます★

いやあ～なんか緊張した(笑)
図書館などでは、他人のパソコン使ってネットサーフィン（死語）したことはあったけど、
ネカフェでっていうのは初めての体験だったのでドキドキしました(笑)

会員登録必須のとこだったから登録料がかかったけど、
４５分使って、メルマガアップして、掲示板書いて、全部で６８０円也。
これでドリンク飲み放題だったので、
コーラと烏龍茶いただいてきたから、十分元は取れたと思う。

ネットカフェといえば、犯罪がらみの書き込み（？）
あたし、今回のメルマガではそれに抵触するようなこと書いてないよねとかちょっとドキドキ(笑)
名前も住所も明かして、身分証も見せた上での利用なので、
何か粗相があれば即身元判明で、犯罪者の仲間入りだわ～。
てことで今回のメルマガは、中身のおちゃらけ度は控え目になっております。
あしからず。

これでとりあえず廃刊の危機は脱したけど、
またまた呑気に遊んでると、
のろまなウサギになっちゃうぞ！

てことで日々の勉強は欠かさず、細々と続けていきたいと思ってます。
受信中の方はお待たせしました！
未受信の方はこれを機会に是非受信をお願いいたします！

あーとりあえず廃刊の危機は脱したぞと。

文句つけるなかれ

本日の「新潟日報」
題字の脇には、秋草道人（草は本来クサカンムリのみ）氏の不機嫌そうなオコトバ。

『拙者は少年より楷書を好まず。
陳腐なる楷書を注文受けるは不満に候。』

私はトメ、ハネ、ハライなどの規範的筆法の楷書が嫌いだ。
その書体の揮ゴウを拒絶する。
八一は、筆法よりも記号性を重視する古代文字を理想とした。
中田瑞穂宛。

しゅうそうどうじんは會津八一の雅号


そう會津八一氏の「文句」でした(笑)

新潟日報の題字も八一の手によるものだったのね。

會津八一といえば独特の味わい深い文字でも有名だけど、
ハネとかハライとか大嫌いだあああと断言するあたり、ムフフですわ。

あたくしも、書き順とか大嫌いですから★

そろそろ八一でも読んでみましょうか。

新潟で奈良

６月最後の日曜日、新潟で奈良を堪能してきました。

久しぶりにインターネットに触れるべと思って図書館に行くと、
会津八一と養女のきい子の生誕百年記念の展示があって。

ふむふむと見ていたら、会津八一記念館で「会津八一と入江泰吉」てのをやっている～！
しかも会期が今日までだ！
行く行く！！

てことで目下の目的だったインターネットもそこそこに切り上げてバスに飛び乗りました。

んじゃ、ついでだからということで、市立美術館でやってる「平山郁夫展」も行こうじゃないかい！
ということで、まずは平山郁夫展へ。

内容は佐川美術館所蔵の７０点あまりの作品たちで、
「大唐西域画への道」というタイトルが表すとおりのシルクロード沿いをテーマにした画が並びます。

中でも第４章の部屋で展示されていた画は、薬師寺の玄奘三蔵院の本尊として奉納された画を、
薬師寺に行かなくとももっと多くの人に見てもらおうと、
１／７のサイズであらたに描き上げたものだそうで。
私のようにしょっちゅう玄奘三蔵院に行ってる人には珍しくもなんともないものですが、
逆によく見てた絵がならんでいるので、あたかも三蔵院にいるかのようでした。

ここの展示も玄奘三蔵院にあるとおりの配置で掲げられているので、
まさにこの場で玄奘三蔵院の内部が再現されているかような感じ。

ただ、惜しいのは本物の天井には、漆黒の夜空に星がきらめいているのですが、
さすがにそこまでは再現されていないこと。
ま、しゃーないですけどね。
平山さん自身天井絵までは、描かれてなかったと思うし。

一巡したら、本日は学芸員によるギャラリートークがあるとのことでそれにも参加。
ほら、あたくしも一応学芸員予備軍だからして。
説明を聞きながら、どういう風に進行していくのかも「盗ませて」いただきました★

さて、次は会津八一記念館へ。
市立美術館から徒歩にてウロウロしていたら程なく着きました。

しかし、建物はそこそこ立派だけど、
中の展示スペースは物凄い狭くてビックリしてしまうくらいなんだけど。
（初めて行った時は、第二展示室はどこかしらとか探してしまったわ）

今回は入江泰吉の写真と、それに関係する会津八一の歌（書）が並ぶスタイル。
入江の写真は奈良市写真美術館所蔵のものだし、
有名なものばかりだから初めて見たって写真は一枚くらいしかなかったけど(笑)
まあ、新潟で奈良の写真をみて、新潟出身の会津八一の詠んだ奈良を味わうのが贅沢なんですから…。

今回の企画展は、新潟市と奈良県で締結された歴史・文化交流協定を記念した最初の展覧会なんだそうで。

新潟市と奈良県がこんな形で結びついているとは初めて知りましたわ。

新潟で奈良！奈良！いってるあたしとしては、なんだか嬉しくなる情報でした。
とりあえず、奈良、補給しておきました。