奈良大好き☆お勉強日記

奈良大学文学部文化財歴史学科(通信教育部)卒&奈良まほろばソムリエ検定のソムリエを取得したヒトの色々な勉強の日記です♪

博物館実習(二)四日目

2007年08月03日 | 奈良大学お勉強日記
さてさて、実習も三館目になりました。
本日より実習地は「日本民家集落博物館」になりました。
ここがうちから一番アクセスが良いようだわ。
…とはいえ、駅から15分ほど、公園の中を歩いてゆく、
かなり難儀な場所ではあるんだけど。

気になっていた台風の直撃はまぬがれたものの、
集合場所へ行く途中から雨がバラバラ降り出して、
会場となる曲り屋へつく頃にはかなりいい降り。
しばらくはここでお話を聞くようだから、
それまでに上がってくれればいいや。

まずは10時より館長さんのお話。
日本民家集落博物館の概要についてです。
日本初の野外博物館で、日本全国からの移築民家を展示しているのはココだけ!
と威張れる材料もあるけれど、入館者数を増やすためにはどうしたらいいか、
金はないけど、どんなことができるのか、どんな行事をしているかなどなどのお話。

その後、11時から現在解体修理中の日向椎葉村の現場見学。
問題の雨は一時止んでいるようでした。
見学の最中に、急激に降って、ぱっと上がったようですが、
覆い屋があったために、雨に降られることもなく終了。
どうやら、台風による実習への影響は無い模様。

昼食をとって午後からは
移築民家の概要について、と、茅葺き民家の基礎知識について。
これを15時近くまで拝聴しました。

しかし、民家の一画で、折りたたみ机出して、座布団に胡坐ちゅう
スタイルで話を聞いていると、腰骨や背骨の位置がおかしくなるようで、
けっこうしんどかったのですが…。みなさん平気でしたか?
狭いスペースにちんまり座っていると、エコノミークラス症候群になりそうで
ちょっと怖かったです。

で。この講義を一番後ろの席で見てたのですが。
古民家のヒト部屋で、寺子屋風で、この空間の中に確かに
30名が詰め込まれて、実習を受けているってのはスゴイかもしれない。
普通、博物館実習っていうと数名を受け入れるらしいのだけど。
うちらはその数倍の人数で押しかけて(?)きてるワケで。
受け入れてくださった館の方には、本当に感謝です。

とかいろいろ思いつつ、ようやく動けることに。
敷地内の民家を見てまわりです。
一番人気はやっぱり合掌造りだと思うけど、私は岐阜の白川郷も、
富山の相倉や菅沼も行った事あるから、
一番おお!って思ったのは、やっぱり秋山の民家かな。
越後と信濃のあたりの文化が家にも、家財道具にも現れていて。
なんか、馴染み深い「つぐら」とか「雪がこい」とかあって懐かしかったっす。

で。
二時間近くかけて民家を見て周り、本日は終了です。
は~やっぱり今日も、お話を聞いて、ブツを見て終了でしたね。
なんだか、実習に来ているはずなのに、あんまり実習がなくていいんだろうか?

そんな最終日は、午前と午後でひとつずつ実習があるようなので、
それを楽しみにしていますが。

あ~なんだかんだいって、あと一日ってところまで来ました。
ここまで来たら、なんとしてでも完走せねば!

では、明日もがんばりませう。



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