奈良大好き☆お勉強日記

奈良大学文学部文化財歴史学科(通信教育部)卒&奈良まほろばソムリエ検定のソムリエを取得したヒトの色々な勉強の日記です♪

勉強放置続行中

2010年10月27日 | 奈良検定お勉強日記

そろそろ奈良行く用意しなくちゃと思って30日の分の受講票を探していたら。
すっかり忘れていた「奈良通1級」認定支援セミナーの存在を思い出した。
ぎゃー!!

慌てて公式サイトを確認したら、まだ申込期間中。
(しかし定員に達しているかどうかは不明)
あわあわあわ。
引越しは慣れているはずだけど、今回は勝手が違うこと多数で
いまだバタバタしているので、ガッコの勉強も、
奈良検定の勉強もまったく手付かず、です。
うーん。11月からは着手(てか再開)できるんだろうか。

それはさておき。
やっぱ、1級受けるのに支援セミナーって受けておいたほうがベターなもん?
受けるとしたら前半で受けたら、後半はパスでもOK?
それとも「二度と同じポロリはない」んだから、
どっちも受けておくほうがベスト?

悩むなあ。
ちなみに、受講予定の方はどちらの日付を受講されます?
11月分だと11月中限定ご開帳ものに間に合うかな~とか
不埒なことを考えたりもします。
12月だと紅葉見ごろかなあ(もう寒いか)

昨日からめっきり冷え込んできたのでそろそろ紅葉の時期ですね。
って、そんな呑気なことを云ってる場合じゃなかった。

該当者のご意見をお待ちしております。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土曜の夜はFF(謎)

2010年10月16日 | 色々・モシクハお勉強

ご参加予定の皆様、お待たせしまして申し訳ありませんでした!m(_ _)m
10月30日の相談をしましょう!

とりあえず、再掲ですがその日の私の行動は…。

★不空院(不空羂索観音坐像)&★新薬師寺の「香薬師如来立像」(写し)ご開帳 ←New!

これはpunipuniさんとひろこさんと合流(予定)

9時から二つのお寺を掛け持ちで見て、
私とpunipuniさんはその後10:15マデに元興寺集合

10:30~11:00
★元興寺禅室屋根裏探検
(yumekoさんとpunipuniさんに混ぜていただきます)

<この間に移動とヒルメシか…時間的に厳しいですな。
パンでも買って館で食べることにします。
12時開始って時間設定変だわ。お昼ごはん出してほしい…>

12:00~
★舞楽を楽しむ(春日大社 感謝共生の館)
15:00解散予定


この間、あたくしは未定デス(いまだ決め切れん)

19:00~
★夜のお楽しみ!飲み食べ会

お店は「ジェントリー」に一票!しておきます。
遅くなってしまいましたが、予約取れるかなあ。

ほかの方の希望を募ります!

現在のところ参加者は
・punipuniさん
・ひろこさん
・yumekoさん
・なぎさん
・アテ
以上5名で。
飲み会のみの参加者もOKです。
ここで参加表明してください。

では、とりあえずこんなとこで。

いまだダンボールと格闘している最中で、
奈良の奈の字もなくて(涙)
天皇皇后両陛下や秋篠宮両殿下の来奈にも立ち会えず(大泣)
計画も練れず、むーん。

とりあえず久々の奈良、楽しみにしてます。
(岐阜から「行く」奈良は初めてなのでドキドキですが)

 

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大和の仏たち

2010年10月05日 | 奈良検定お勉強日記
引越し直前だというのに、9月26日に
奈良検定の認定プログラム「大和の仏たち」に行って来ました。

9月26日というと、室生寺五重塔の初層が特別公開されている
最後の日ということで。これよりも先にいけるアテもないし、
割りと交通の不便な地をバスで巡ってくれるじゃないか!
ということでコレに参加することに決定。

本日のコースは、
近鉄奈良駅→安産寺→室生寺→昼飯→聖林寺→阿倍文殊院です。
今回のプログラムに同行していただくのは、帝塚山学院大の関根先生。
講師付きのプログラムには初参加であります。

集合場所より奈良交通の観光バスにて一路東へ。
久しぶりに名阪国道を走りました。
名阪の上り坂からみる奈良盆地は遠くに生駒が見えた♪
小倉ICから降りて南下します。

まずは、近鉄三本松駅近くの安産寺へ詣でます。
近鉄三本松駅は室生口大野のお隣の駅。
しかし、あんまり交通の便がいい場所とはいえず。
現在では駅の下を走るR165を使っての車での来場の方が便利かと。

道の駅「宇陀路室生」にバスを止めさせていただいて、
坂道を上がっていくと安産寺です。

そこは寺というか、現在は公民館として利用されている建物の奥にお堂があって、
そこに地蔵菩薩さまがお祀りされているのでした。

このお地蔵様が今回の訪問の目的。
子安地蔵尊と呼ばれる村のお地蔵さんは、
近年実は元々室生寺におったお地蔵さんだということが判ったのです。

というのも、現在室生寺の金堂におられる地蔵菩薩の像の光背が、
なんとも寸法があわず、別の地蔵像の光背なのではと云われていた。
はてさてどうしたもんか。

一方、安産寺の地蔵様はこんないわくつきのお地蔵様。
なんでも、大雨で増水した宇陀川をこの地蔵様が流れてきたらしい。
『村人達は驚き慌ててお救いした処余りにも優しい美しいお姿にみとれつつ、
安置する場所を求めて集落へとお運びして来たが、俄かに足が進まなくなり
『ああシンド』と腰を降ろしたら、仏像も動かなくなった」そこで村人達は、
この場所にお像を祀れと言う御託宣(お告げ)ではないかと悟り、
早速そこに堂(新堂)を構えてお祀りしたのが、子安地蔵菩薩堂本堂
(のちに安産寺と改名)であるという話が今も語り継がれている。』
(安産寺パンフレットより)

ちゅうことで前々から、この仏さんは室生寺から流されてきたのではないかと
いうことは薄薄はわかっていた。

それが決定的になったのは、昭和62年に奈良博で行われた
「仏教団諸外国菩薩展」に出展されたとき。
室生寺の光背に、安産寺の地蔵菩薩を合わせてみたら…。
なんということでしょう。ぴったんこ。

やはりこの光背は、安産寺の地蔵様の元々の光背だった、
かつ安産寺のお地蔵様は元来室生寺の仏様だった、
ということが立証されたのでした。

かねがねそんな話は聞いていたものの、三本松か~となかなか行けないことを
理由に見にいってませんでしたが。
今回はバスで近所まで連れて行っていただけるってことで、ホントにラッキー。
(というか、これがあったのが、コース選択をした決定打だったんだけど)

安産寺では村の古老さんが説明をしてくださいました。
博物館で見た、室生寺の光背を背負って立っている地蔵様のお姿は、
見慣れた「うちの地蔵さん」よりも光り輝いている気がして、
いつも見ている地蔵さんとは違うような気がする。
そこでなかなかそばに行って見られなかったんだとか。

エライさんに「何してんの、こっち来て見ぃや」といわれ
近寄ってよく見てみると、確かに「うちとこの地蔵さんやー」
って判るんだけど、見慣れない光背を背負ったお姿ってのはホント違うらしい。

一杯ずつお茶を振舞っていただき、お寺お寺したところではなく、
拝観の管理をされている集落の方による説明ともてなしは
なんともはや、心やすらかなる「村のお地蔵様」がもたらすものでした。

次は室生寺、のはずだったのですが。
バス車中にて「予定変更して参拝だけですが、龍穴神社に立ち寄ります」とのこと。
やったー!!

室生寺には何度も行っているわたしも、
そこからすぐの龍穴神社には一度も行ったことがなかったのです。
せっかく室生に行くからには、ついでに立ち寄ってきたいではないかと思って、
実はバスに乗車する前に「昼休みに自由時間はありますか?
龍穴神社に行ってきたいのですが」といってみた。

したら「自由時間はないし(ないだろうなあ…)
あそこらへんは観光するような見るものもないし(知ってる)
龍穴神社は食事の場所から遠い(室生寺からなら歩けるじゃん)」
といわれてしまったので残念に思っていたのですが。

思いもかけないサプライズに一人ガッツポーズ。
バスは室生口大野からのメインルートではなく、
室生トンネルを抜ける新しい道を通ったため、
どうせ通過するならということで降ろしてくれたようです。

おお。こりゃ、安産寺さまさまだわ
>あっちから来ると、その道を経由するほうが近いから。

ということで、大急ぎで龍穴神社のうんちくをバスの中でお聞きして、
降りると同時に参拝して、写真バシャバシャ撮って、慌しくバスへ乗り込み。
滞在時間5分程度(笑)だったのですが、まあ個人行動してもそんなくらいしか
時間は取れないと思うからいいや。とりあえず一度は着てみましたよってことで。

ここは古来より雨乞い&雨止みの祈祷をするお社。
前回のセミナーで上った春日山原始林の中にある池から、
竜神さんがお引越してきたのがここだというハナシ。
これで猿沢の池→春日山山中→龍穴神社と転居された足跡が辿れました。
(でも龍神さんに、足ってあるのか?)

もっと時間がある場合は、奥の奥の方に龍がすむという名も名も「龍穴」へ
行ってみたらということですが、室生に一日仕事で居るならともかく、
次から次へと渡り歩くバスハイクではちょっとムリですね。

龍穴神社は元々室生寺の神宮寺という位置づけだったけど、
今では室生寺の方が断然有名。

そしてバスに乗るまでもない距離をバスで移動して駐車場へ入り、
室生寺参拝です。

本日のメインイベントは「五重塔初層ご開帳」
最終日の日曜日にしてはあんまり人がいなかったのはラッキーかも。

金堂方面へあがる階段の脇には石楠花。
「室生寺の階段わきには石楠花ってのは、2級合格者のみなさんなら常識ですね」
といって関根先生は笑いをとっておられました。

今回は特別に弥勒堂に上げていただきました。
これぞまさしく観光バスの威力(え?奈良検定の威力かな)

こちらの弥勒さんは通常の「あーかったるー」な雰囲気が少なく、
元気はつらつ(?)とされている印象がありました。
そのお隣には色白な釈迦如来坐像さま。
あれ。もしかして、東京でお会いしましたっけ>三井記念美術館で。
おひさしぶりでございます。
東京で思いがけずお会いできた時もうれしかったですが、
こうして現地でまたお会いできるというのも大変うれしいです。

そして金堂へ。
遷都1300年記念のご開帳で期間中は外陣からの見学をさせてくれますが、
それは今年の12月からのハナシ。
今回は特別に「奈良交通」バッチの威力として、
またまた外陣にまで上げていただけました。
おお、団体客であるメリットもたまにはいいもんだ。

そしてここが仏密度200%、ぎっしりたんまり詰め込んでみました~な空間。
舞台造りのお堂には
★十一面観音◎文殊菩薩★釈迦如来◎薬師如来★地蔵菩薩
とゴレンジャーさまご一行が並び立ち、その姿は圧巻。

この向かって右端の地蔵菩薩さんの光背が、さっき見てきた
安産寺の地蔵さんのもともとの光背なんだそうな。
そういわれてみれば、このお地蔵様の光背としては、ちと背が高すぎる。

★印の仏さまがもともとこのお堂におられたお方で、
◎印の仏様は後からやってこられた方であると推察されている。
中でも中央のお釈迦さんは、もともとは薬師さんで(へ?)
◎の薬師さんがやってきたときに、お釈迦さんとして祀られる様になったとのこと。
なんでそんなことになったかというと、いろいろあるんですよ(をい)。

ここはもともと興福寺の力が強く及んでいたお寺だったために、
興福寺の神さまたち(四柱の神さまと、若宮さま)との本地垂迹説にのっとって、
五レンジャー仕様に仕立てられたらしい。

春日さんの神さまといえば
「たけ・ふつ・あめ・ひめ」(をいをい)+若様ですから。
十一面観音(ひめ)・文殊(若)・釈迦(たけ)・薬師(ふつ)・地蔵(あめ)
と当てはめると、しっくり5柱の神さまと、仏様が無事対応するという仕組み。

もともと中央のお像が薬師さんだったという痕跡はそこここに残っていて、
・ゴレンジャーの前にいる十二神将は薬師さんの眷属であること
・光背には七体の薬師仏が描かれており、それを背負う仏様は当然薬師如来であること、
・金堂の梁には薬壷(やっこ)が描かれており、もともと薬師さんのお堂としてたてられていたこと
などなどからも判るそうな。

はー、仏像度高い空間で、人間もギシギシに詰まって見学させていただきましたわ。
ここから先は自由行動ですってことで、バラバラに散ります。

金堂からさらに階段をあがると本堂(灌頂堂)と五重塔。
本堂は混雑していたようなので先に五重塔へ。

初層公開ってことで、中におられる仏様を期待しましたが、
開かれた扉の中には仏様はおらず。
新柱がぐるりと四方からみえていました。

はて?と思ったら、こちらでお祀りされている仏様は、
本堂にて特別公開されているのでした。

そこで本堂へ。
ここはバスツアーには入ってないということで、特別手出しをして志納して中へ入れてもらいます。
その中におられました>五重塔のほとけさま。
どうやらこのお堂の中で横一列に並んでおでまし。
おお、圧巻です。

ここの五重塔が倒木でなぎ倒されて、その復興工事の特別ご開帳の時に、
ここのゴレンジャーを拝ませてていただきましたが。
五重塔の初層開帳は記憶にないなあ。
(一緒に行ったオットは、公開されていたというのだけど)

ガイドさんに「奥の院はあきらめて下さいね」といわれていたけど、
あきらめられず、ちょっとだけ上って「暖性シダ類」の看板写真だけ撮ってきました(笑)
※そうそう室生寺の植物といったら石楠花で、
けっしてシダ類はメジャーじゃないと思うぞ。

そして集合時間。
五分前に行ったはずなんだけど…すでに人は集まっており、
私が最後の一人だったようです。あわわ。気をつけねば。

ここで昼ごはんです。
川沿いを歩いて、バス停近くの「志まづ」さんへ。

室生の赤橋のたもとでご飯を食べたことはあるけど、
ここでご飯食べたことってないなあ。
斜面をどんどん登って、三層になった一番上のレストランです。
(一階はみやげもの屋というものの営業しておらず。
二階は喫茶店というものの、ここも開いておらず)

お座敷に通されたら、既にお弁当がスタンバイしていてさっそく食べ始めます。
なんだか集合時間までに30分しかないとのことで、みんな黙々と食べます。
ゴマ豆腐が美味で、お土産に買って帰ろうかしら、なんて思ったものの、
本当に時間が短くて、食事とトイレ休憩を済ませたら本当にギリギリ。
弁当かっこんで…まではいかなくても、それに近いものはありました。

まあ私の一人旅なんて、食事すらまともに取れない行程を組みますから、
まだこれなんて良いほうかと。

そして慌しくバスに乗って今度は桜井方面へ。
次なる目的地は聖林寺と安陪文殊院。

室生寺から旧道を下りてきて、広い道路に出て、
室生口大野の駅近くには大野寺が…。
ちょこっとだけ遠景を眺めてそのまま素通りです。
さすがに、龍穴神社にも立ち寄ってしまったし、
こっちに寄る時間はなかったようです。

途中なんだか小洒落た集落(っていうかな。ニュータウンっていうか)を通ると、
案の定すでに桜井市。忍坂ってこんなにひらけてましたっけ?って感じ。
途中で見慣れた道に合流して、談山神社への道に入り、その途中が聖林寺です。

何度も来ているはずなのに、お寺までの坂道ってこんなにきつかったっけ?
というのが偽らざる感想。それは年をとったってことなんでしょうか(うげ)。

山への途中の立地で、さらに寺に入るのにひどい坂道を登るので、
山門からの眺めはヨイヨイ。
正面には箸墓古墳も三輪山も見えています。

ここで有名なのは十一面観音なのだけど、実はこの人は客仏(笑)で、
このお寺のヌシは石造の子安延命地蔵。
なんかおしろいぬりたくったようなのっぺりした白いお顔が特徴の、
のほほんとした仏様なんだが、ここの子授け&安産の霊験はあらたかでして、
お参りをした人がたちどころに孕む(笑)というのは
いいんだか悪いんだが。
私も一応ナムナムしてきましたが、果たして首尾はいかに(笑)

この像はさる坊さまが女性のための地蔵様をお造りしようと
全国を托鉢して廻り、その浄財で作られた仏様だと記憶していたのだが。
何でもお話を聞けば「奈良の地で石仏を作ってみたいと思っていた石工」と
「この地に石造の地蔵様を建てたかった坊様が」ばったりとであって、
この像が出来たというお話もあるんだとか。

それはともかく、やっぱりここは十一面観音様でしょう。
国宝ですよ国宝。
本尊様よりも高い場所に、渡り階段をつけた上の上に居られて、
客人もとい、客仏として、下へは置かない心意気を見せられた気がします。
もともとは本堂の地蔵さんのお隣におったのが、国宝認定受けちゃったもんだから、
さあ大変。専用のお堂が作られましたとさ。

こちらの十一面観音様は残念ながらガラス張りの中におられて、
ぐるっと1周してみることはできませんが、
それでも近くまで寄ってみると本当によいお顔してます。

そしてこの仏様の美しさはその指のしなやかな表現。
あのポーズをとることはなかなかフツーの人間には難しいと思う。
(指の神経が切れてないと、あれだけ一本一本違う場所に指を配置できない)
手のアップだけ見ても「おお、これは聖林寺の十一面さん!」と判るくらい。

このお姿で足元の蓮弁がものすごく反っていて、
ぷっくりした感じが横から見えます。
奈良時代の木心乾漆造の像で、古い時代の蓮弁はこうして肉厚の、
そりのきついものが主流。
これが平安時代になると、蓮弁はペターっと厚みをなくし、
反りも少なく、ぺたぺたと固まった感じになるそうです。

で、客仏というからにはどこから来たかといえば、
大神神社の神宮寺だった大御輪寺から。
廃仏毀釈の憂き目にあっていた十一面観音さんが
こちらにお越しになったのだとか。

明治初年頃は西洋人がせっせと日本美術を買い漁って、
海外に流出したものも多かったけど、
燃やされたり壊されてしまうよりはずっとよかったと先生はおっしゃいました。
確かに。失われてしまったものはもう戻せないけど、
海外で無事に過ごしていられるのならば「里帰り」ってのも可能だし。
現在でも拝むことができる。
そういう買いあさりは結構なことじゃないか。

そして最後の訪問地。安陪文殊院。
まずはいつものようにお抹茶を一服いただきながら。
坊様のブラックジョークを聞く。
(ここの坊主も薬師寺に負けず劣らずオモロイのお)

そして本堂へ。
本日二つ目の特別ご開帳。
普通文殊菩薩は獅子に乗っているけど、
現在はその獅子から降りているお姿が拝めるという。
いつもは遠くから、上の方を眺めているのだけど、
今回も奈良バスの威力でまたまた近くまで入れていただけました。
ラッキー♪

この像は快慶さんの作。
穏やかな顔の安阿弥陀仏様式で、あー好きだーカイケー(笑)
お獅子は後補のものらしいけど、
すっきり乗りこなしておられるんだから大したもんだ。

修理の際に獅子から降りられて、今までも40年に一度は単独になられていたけど、
その姿が公開されたのは今回が初めて。(遷都1300年の目玉)

「また獅子から降りられるのは40年先ですので、
その頃にはいない方もおられるかと…」
「わははは」
笑ってる場合じゃない。
あ、あたしも危ないや。40年後なんて。
ということで、この出会いはまたもや一期一会なのでした。

本堂を出て、境内にある古墳を見てから自由時間。
朱印をもらって、コスモス迷路を見て、もう一個の古墳を見ていたら
集合時間になってしまいました。

なんだか始まる前は、結構ゆとりのあるスケジュールだなって思いましたが、
一日まわったらあっという間で、時間的余裕もあんまりありませんでした。
これを電車時間とバス時間と合わせて回ると、全部廻りきれなかっただろうな。
なので、よい思いをさせてもらったし、コンパクトに回れたし、
ご飯はおいしかったし、行きたかった龍穴神社にも行けたし。
今回の参加は大成功だったのではないかと思います。

大野寺はまた次回にしよう(あそこなら電車でいけるし)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする