奈良大好き☆お勉強日記

奈良大学文学部文化財歴史学科(通信教育部)卒&奈良まほろばソムリエ検定のソムリエを取得したヒトの色々な勉強の日記です♪

受難続きの薬師寺

2020年04月10日 | 奈良大学お勉強日記
新型コロナウイルス対策として、臨時閉館されていたあべのハルカス美術館。
会期途中ではありますが、緊急事態宣言を受けて、
『国宝 東塔大修理落慶記念 薬師寺展』の閉幕が決定しました。

(T_T)

泣いていいよね。
これが泣かずにいられるか。
くぅーーーーー。

さあ、いつ行こう。
三月末の花会式@薬師寺と絡めて行こうか、
四月頭のひな絵式@法華寺に合わせて行こうか、
はたまた、なんだかんだ、と思っていたのに。

今年は東塔修理完了の落慶法要も大々的に執り行われるはずだったのに、早々と延期が決まり。
花会式も規模を大幅に縮小して、執行され。
そして、これ。
はあ…。

チケットの払い戻し情報は→こちらから

前売り券買ってないので、私の払い戻しはないのですが。
でも前売り券には、グッズ付きのものもあったはず。

●薬師寺 オリジナルキーホルダーセット前売券:一般 2,200円 ※終了しました
薬師寺東塔水煙に描かれている天人をモチーフにしたキーホルダーの引換券がセットになった前売券です。


これ持っている人いるのかな?
水煙に描かれた天人モチーフのキーホルダー
※一番下の部分にそのキーホルダーの写真があります。

チケット返金を求めたら、キーホルダーも返さないといけないの?
(あたしなら返金求めないで、持ったままにするかなあ)

もしかして、この会期中に販売するはずだったグッズがあるのならば、
そのままお蔵入りになるのだとしたら、グッズだけでも欲しいなあ。
死蔵するくらいならば売ってほしいなあ。

でも、グッズそのままに、またの機会があれば、その時に、
「薬師寺展リベンジ」なる展覧会を、出来るならば、再度やってほしい。
そうしたら行くから。
必ず行くから。

薬師寺は祈っています。

新型コロナウイルス感染症の終息、感染された方の早期回復、
病没された方の追悼慰霊のご祈願をいたしました。


薬師寺さん、最近はインターネットでの情報発信がすごいです。
インスタグラムはあるし、ツイッターもやってます。

って、ツイッターで今年の初めあたりを見ていたら、

【初詣のご案内】本日大晦日〜元旦は午後10時半〜午前2時まで拝観料無料で開門いたします。
またNHK「ゆく年くる年」除夜の鐘が薬師寺より中継されます。
今年の締めくくり、新しい年の始まりにご参拝ください。詳しくはホームページをご覧ください。

とありました。

そうだそうだ。
去年の「ゆく年」は薬師寺だったんだ。
今となってはもう、遠い昔のよう。
(その頃の私、インフルエンザにかかってゲロゲロでしたけど)


【お詫び】昨晩のテレビ放映直後からホームページへのアクセスが集中したため
サーバーがダウンし、今朝まで閲覧できない状態が続いておりました。
現在は復旧しております。
当寺に興味を持ってアクセスしてくださった皆様には
ご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。


とまあ、サーバダウンが起こるほど関心を持っていただいた薬師寺。
今年は東塔落慶法要もあるし、薬師寺yearとでもいうべき年だったはずなのに。

いやいや、後ろ向きな言葉は云うまい。
祈りましょう。
今はひたすら祈りましょう>新型コロナウイルス感染症の終息を。

そして、薬師寺の為にも祈ります。
東塔落慶法要が無事勤行される日が一刻も早く訪れますように、と。

だから、今は、家に、います。
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踏ん張ろう博物館

2020年04月07日 | 色々・モシクハお勉強
令和二年四月七日。
緊急事態宣言が出た日本。

新型コロナウイルス感染防止のため、博物館が臨時休館してから久しいです。
再開する日を心待ちにしていましたが、この度の非常事態宣言を受けて、
五月上旬までそれらが開くことはないのだろうということは悲しい事実。


政府の緊急事態宣言により職員の出勤が制限されているため、
当館ウェブサイトの更新は4月8日からしばらくの間、中断させていただきます。
みなさまにはご不便をおかけし誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただけますようよろしくお願いいたします。


本来ならばとっくに始まっている筈の、特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」

本展に関わる情報は公式サイトでご確認ください。

とあるものの、展示会公式サイトが更新されていました。
(私も久しぶりに見たらかっちょええサイトが出来てて驚きました)

トーハク頑張ってます。

おうちで楽しむ博物館なるページを作って、
一日しか公開されていなかった「おひなさまと日本の人形」を公開しています。
この他にもトーハク作成の映像は、
ユーチューブのトーハク専用チャンネルで見られるようになっているそうですわ。

また、公益財団法人日本博物館協会では

新型コロナウイルスの感染防止のため休館中の博物館で、
来館できない利用者のための取り組みが広がっています。
学校が休校中の生徒さん用のプログラムも含め一例を紹介します。

というページの所から、オトナも楽しめるいろいろな博物館作成のコンテンツがたくさんありました。

五月の連休までは博物館の再開は望めないのですが、
こういう新しい取り組みをどんどん取り入れて、博物館側も、見る側も、
「新しい見せ方」「新しい見方」にチャレンジしていく時期かもしれません。

もちろんアタクシも>新しい見方についていかなければ。
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