奈良大好き☆お勉強日記

奈良大学文学部文化財歴史学科(通信教育部)卒&奈良まほろばソムリエ検定のソムリエを取得したヒトの色々な勉強の日記です♪

さらば★博物館実習

2007年09月21日 | 奈良大学お勉強日記
先週は国宝、夜景、美味いものの三本だったのに、
今週は熱出して寝込んだり、グダグダしたりでずるずるでした。

私もだらしなく寝てたけど、寝てるといえば、
博物館実習(二)の実習の感想文ってのが、まだ寝てるんじゃなかったっけ?
慌てて調べてみたら、昨日から受け付けだったので、
本日、あらよっと、投函して来ました。
寝すぎで、出すの忘れるくらい寝かしてたよ。
夏スクが終わったので、ようやく博物館の方にも
手が回るようになったってことかいな。

これにて、博物館実習の束縛からはおさらばのハズ。
どれも、一日も、一回も、休めないというプレッシャーに耐えて
よくがんばった!感動した!(何処かで聞いたな、この台詞)

ちゅうことで、実習からは縁が切れた、筈、です。
テキスト科目とはまだまだ縁が切れませんが…。
というか、まだやってませんから。
やらねばならん。
てか、やれ>ぢぶん。

学芸員コース(?)からはまだまだ縁が切れそうにありません。
たった三科目なのにな~。

その他の科目の方が忙しいので、次年度繰越かなあ…。
まだまだ体調がおぼつかないので、今月はグダグダのまま終わりそうですが。

あ~早く秋にならんかな。
コメント (26)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勉強・国宝・美味いもの

2007年09月14日 | 奈良大学お勉強日記
そうだ、国宝、みよう。
という感じで思い立って実施してきました>自主スク@奈良博編。

美麗 院政期の絵画
を楽しく(?)観るための事前知識もぬかりなく。
この時のために、美術史特殊講義で姫教授から伝授された知識を
余すことなく我々に披露してくれた丸教授に拍手。
サテライト教室として我々が設定したのは、
東向き商店街の中の「弁天」ちゅう喫茶店で。
そこで、丸さまは、姫さまからいただいてきた資料を
我々にも惜しげもなくコピーして下賜してくださいました(笑)
ありがたがる我々。
コホンと前置きして、始まるレクチャー(嘘)

この当時のブツを見るとき抑えるべきことは、
「財」「才(ざえ)」「信」

キーワードは、
「尽善尽美」と「美麗」

観るべきポイントは
「切金」「繧繝彩色」「照隈(てりくま)」

後は、11世紀までは日本様式の完成、
12世紀からは調和からの逸脱という違いを、
実際に観て感じ取ってね!
ちゅうことで、いざ、奈良博へ。

ほらほらワタクシたち、キャンパスメンバーでございますから、
「…メンバー料金でご購入いただけます」
という説明を係りの方が忠実に5回繰り返して下さいました。
その料金じつに400円。
我々五人が入っても、二千円ですか~。
ごっつあんです。
会場入り口では「音声ガイドいかがですか~」と声をかけられましたが、
「いえ、こちらは生音声の丸教授がおられますので」
と、そちらさまへ手のひらを向けたのは云うまでもない(うそ)

ま、そんなこた、どうでもいいのだ。
後は、会場にあふれかえる、国宝国宝国宝の山にがっつきだ。
つれてかえることは出来ないが、見るのは穴が開くほど観てもOK。
まるでストリップ小屋に来たおやじよろしく、
ガラスケースにかぶりつきで堪能させていただきました。
(どういう例えだよ)

会場は金曜日の夕方ってことで、かなり空いていて快適。
正倉院展もこれくらいの混み具合だと好感度upなんだけど。

そんな中で、学生カップルさんたちや、
研究者さんとおぼしき方、ご夫婦さんなどと追いつ追われつ、
順番に見学してゆきました。

時代的にはまったく興味が無い時代なので(をい)
縁がなかった時代なのだけど。
それでも、丸教授からもらった天皇表を見れば、
「この名前は知ってる」天皇のオンパレード。
(お~い、その程度のものなのかよ。情けないのぉ、ワシ)
こりゃ、勢いに乗って、平安文学論でも着手しましょうか。

ま、おちゃらけ学生なワタクシは
某お大師さんに「丸教授を髣髴とさせる」と思ったり、
某龍王像に「尻尾出てんで~」と茶々を入れ、
経で描かれた宝塔曼荼羅が少し右に偏っていたので
「仏教界のピサの斜塔?」とつっこみ、
事前のまるさまのレクチャーなど何処へ置いてきたやら。
それでも、まるさまやなぎさんと、前になり後ろになりする中で、
「アレが切金」「これが金泥」などと、
いろんなワンポイントアドバイスに聞き耳たてたりして、
楽しませていただきました。

スタートしたのが5時半を過ぎていましたので、
途中で「あと30分でっせ~」の鐘が鳴り、
後半は駆け足になったけど、絵巻物が終わった辺りから
興味が乏しくなってくるのは、姫教授も我々も一緒だったかも。

とりあえず、人の頭を気にせず、ゆったりとした空間の中で、
好きなものを好きな順番で、ゆっくりみて回れて幸福でした。

19時に奈良博を出て、夜遊びコースで東大寺へ。
ま、夜遊びたって、お寺は閉まっているわけで、
現在ライトアップしているお姿を外からタダ見するだけ。

東大寺の寺内をてろてろ歩き、
来春にはカフェにもなるという「フトルミン」の旧工場と
現在敷地内に建っておられるお店を見学。

そして、「奈良公園中央病院の昔の名前が判ると年代がばれる」
なんて話をしながら、一路本日のご飯どころへ。

「菜一輪」ってところby丸さまのセレクト。
オーガニック料理で、素材はすべて野菜のみなのだけど、
肉が無くても、魚がなくても、全然平気。
野菜って本当に美味いよねというか、
美味い野菜は美味いんだという当たり前のことがわかる。

「食べたらなくなっちゃうんだよね」
などという謎の言葉も出るほどの美味さで、
まさに、食べて減ってしまうことが悲しいほど。
食事どきは若干口数は減る我々も、
今日は特にそう。
噛みしめ、すりつぶし、味わって、いただくので、
しゃべっているヒマがないのです。
もくもくもくもく。
もぐもぐもぐもぐ。
(食べ物の写真はこちらから)

ということで、金曜日の夜にもかかわらず、
我々の貸切状態だったようで、
食後もくつろがせていただきました。

はあ、まさに贅沢な一日(半日か?)
奈良っ!という感じを味わいました。

勝手な思いつきに乗っていただきました皆様ありがとうございました。
また、いつもお膳立てしてくれる丸@にわか教授にもスペシャルサンクス。

これからの時期は益々、「なら!」本番になってきますので(謎)
またこういう機会あったら、集いましょう。
どぞ、よろしゅうに。

コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奈良大生の特権

2007年09月13日 | 奈良大学お勉強日記
奈良大学は奈良国立博物館のキャンパスメンバーズに入っている
→YES

 私は奈良大学の学生である
 →Yes

  よって私は、奈良博の常設展が無料で見られる
  →YES 

ピンポーン♪
しかも、無料で、何度でも、だ。
ひゃ~そりゃ、奈良公園行ったら立ち寄るわな。

ここまでは認識としてあったんだけど、
ここ見たら、
特別展も学生証の提示で400円で見られるんだって!
(すみません、ウソ書いてました
>前の日記で前売り券の方が安いとか)

ひゃ~。
ますます、卒業する気がなくなってゆく特典(笑)

法政を卒業してからの正倉院展は、「高っ!」と思ったことしばしば。
そして、再び大学生に戻ってからは、博物館の敷居が低くなったんだけど。
それにはこういう理由もあったのかと…。

そういえば、今やっている「院政期の絵画」についても、
前期入場した人には、後期入場券を
500円で販売してくれるってことだったけど。
もしかして、学生証で入る方が、安いわけ?
(もしかしなくてもそうなのだが)

今年卒業できなくてヨカッタ!(強がり強がり)


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あの手この手

2007年09月11日 | 奈良大学お勉強日記
写経つながり(?)で思い出したけど、
高野山金剛峯寺が東京・青山で高野山カフェなるものをやっているのだとか。

瞑想できたり、写経をご指導いただいたり、精進料理が味わえたりするらしいけど。
イタリアン風にアレンジされた精進料理なんてヤデス。
誰かに見られながら写経するのもイヤです。
カフェで瞑想なんてのも嫌です。

どうして好き好んで、青山くんだりで
瞑想しなくちゃいけないんだ。
そんなんなら、生駒山中に籠ってだな、
ひっそり瞑想するほうが舞台装置としては最高だと思うけど。

そういえば、瞑想つながりでいえば、
十輪院さんも「仏教相談センター」なるものを持っていたっけ。
(十輪院さんも真言系のお寺さんだというから
真言宗のお寺さんはこういうのすきなのか?)

ここは、東向き商店街と三条通が交差する辺りの、
南都銀行本店前の二階に位置していたと思う。
(場所はココの二階
十輪院さんは駅からなかなり遠いので、ここら辺に
アンテナショップ(?)があるのはいいことなのかもしれないけど。

ここでも、瞑想したり、写経&写仏したり、
坊さんにお話を聞いてもらったりできるらしい。

自主見学のついでにいかがでしょうか?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光陰矢のごとし

2007年09月09日 | 奈良大学お勉強日記
月刊『カーサ ブルータス』の特別号ってのを買ってしまいました。
日本建築、デザインの基礎知識ってことで、
これからやろうと思っている建築史にいいかな~って思って。

しかし、これ『2』ですの『2』
ということは、必然的に『1』もあるわけで。

その1もうちの本棚には並んでいたりする。
でも、並んでいるだけ。
読んでません(すみませ~ん)

1が出たのは去年の9月。
それから一年経過したってのに、読んでないとはいい度胸だ。
この一年間お前は何をしてきたのだと小一時間…(以下略)

一年ってあっという間ですね(トホホ)

しかし、気を取り直して(?)
今発売中の『ブルータス』も面白そうだ。
タイトルもずばり!国宝!!ですから。
今週末のネタともぴったしだし。

ま、買うのはいいけど、ちゃんと読んでくれたまえよ。
なんか、本って買うと手元にあるからって安心して
どんどん積読で終わっちゃうんだよなあ…。
図書館から借りてきた本は返さないといけないからってんで
せっせと読むんだけど。

いかんのぉ(反省)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつもどこかで

2007年09月08日 | 奈良大学お勉強日記
何かあるのが、奈良(に限ったことじゃないけど)
ついこないだ、目の前にあったと思っていた唐招提寺の鴟尾が
あるべき場所を収まったんだとか。

http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/41779.html

「屋根の上にあがったら、もう触れないので
いまのうちに触っといてくださいね~」
といわれて素直に触った気がするあの鴟尾が、
もう手の届かないところに行ってしまったのね。

来年の夏には仏さんにも帰ってきていただいて、
再来年にはお色直し終了ってことで。
唐招提寺がまた静かなたたずまいに戻るのも近い。
※永遠に工事中な場所もありますが(笑)

今年の唐招提寺のお月見は、御影堂で行われるとのこと。
修理が終わればまた金堂でやるわけだから、
御影堂での観月会ってのも体験しておくべきなのかも。

ああ、秋の奈良は誘惑が多くて困ります(嬉しい悲鳴)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

九月はいそがし

2007年09月07日 | 奈良大学お勉強日記
少しは勉強に精が出てきた頃なんだけど、
あちこちから誘惑の魔の手が伸びてきた今日この頃。

今日は薬師寺さんから
「回廊が出来たから見においで」って葉書が届きました。
そういえば、大晦日の除夜の鐘撞きに行った時、
どんがんどんがんやっていたような気が…。
そうですかできましたか。

復元工事でもないし、ガンガン作れる環境にあったから、
こんなに早く出来上がったんでしょうが。
ああ、ワタシの写経で納めたお金があの柱の一本一本に
なったのね~を見に行くのもいいかもしれない。

諸兄がたの中には「えー薬師寺なんて…(以下略)」
って方もいらっしゃると思うけど、
確実に興福寺よりもワタシは縁があったようでして。
(興福寺友の会?には入らなかったが、お写経友の会??
にはなんかいつの間にか取り込まれていたし)
もともと薬師寺さんは、さららちゃん系のお寺だからさ(だから何?)
いんだ、いんだ。
また写経して、108巻納めて、輪袈裟もらっちゃるねん!(決意)

あ、明日は藤原京で現説だ(起きられないだろうな)
秋の声を聞いた途端に、あちこち行きたくなっております。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国宝をツマミに飯を食う会

2007年09月06日 | 奈良大学お勉強日記
国宝をダシにみんなで遊ぼう会ともいいますが、
参加者募りたいと思います。

9月14日(金)
☆奈良博で国宝を見ようかい?
☆奈良で昼飯なんて食べようかい?
☆奈良で一杯ひっかけないかい?

参加者募集中です。
どれに、どんな風に参加したいか、希望書いてくださいまし。
ダレも参加してくれなくても、
私は『国宝を見よう会』にだけは出かけるつもりです。

では、来週お会いしましょう♪

コメント (28)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そうだ・月も見よう

2007年09月05日 | 奈良大学お勉強日記
先日の月食は見逃したので、
こうなったらまんまるお月さまを見ちゃる!ってことで。
今年の仲秋の名月を調べたら9月25日(火)ってことでした。
火曜日か~平日なのね。

猿沢の池と、唐招提寺はワタシにとって定番なので、
珍しいところはないかなって思ったが。
珍しいところは、自分にとって交通が不便な所なのでもあった。
ちゃんちゃん★

一日早い、24日(月・祝)に飛鳥で実施されるお月見会もいいけど。
あんなところ(失礼!)から帰ってくるのだるいしなあ~。

さ、月はどこで観よう。

月見情報は↓こちらから
http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/topics/chusyu/index.html
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国宝を見に行こう

2007年09月04日 | 奈良大学お勉強日記
奈良大生もみむといふ国宝を、ワタシもみむとして計画するなり。
ちゅうことで、現在開催中の
『美麗 院政期の絵画』に行ってみようかなと計画中。

国宝・重文がざっくざく、こんなすごいもんは、
この先10年は集められないぞという脅し文句つき。
こりゃ、見ないと損ですかねそうですね。

前期展示(9月17日まで)と後期展示(19日から月末まで)とでは
入れ替え展示の部分もあるからってことで、普段ならば
どっちの期間に行こうかな~って思うのだけど。
何せ、国宝ですよ国宝。
この先十年は拝めない品揃え。
しかも、前半にしか出ないものや、後半にしか出ないものもある。
他の物ならば「ま、(前期も後期も来させようなんて)商売上手!」
って思うのですが、相手が国宝・重文クラスのブツですから、
一ヶ月も出しとけるかゴルア!なのでしょうがないですね>入れ替え展示。

しかし、今年の奈良博はちょっと違う。
前半に入館したヒトにはなんと、
後半に500円で入れる特別券を発売してくれるんだとか!
おお、なんということでしょう(揉み手)
頑張っています>博物館。
素晴らしい★

だったら、結構ハードル低いかも、前半&後半ともに見るってのも。
なお、22日(土)は夫婦で行けば半額ですってよオクサマ★
ますます素晴らしい>奈良博。
知恵搾り出してます。

んじゃ、いつにしましょうか(←ダレに向かっての言葉?)
これから『館内行事』がある日は、
9月15日(土)と29日(土)。
いずれも午後一時半~三時まで聴講無料の行事あり。
16日の日曜日は二時~三時半まで聴講無料の行事あり。

しかし、土日(しかも三連休にどんぴしゃかかっている)って混むよねえ。
せっかくだから聴講行事がある時にでもって思ったけど、
イモ洗いの中を見学するのもちょっと躊躇だ。

そのほか特別講座として「香文化について」っていう
お香の催しもある模様(こっちは要費用)
24日(月だけど休日よ)午後一時から二時半と、午後三時半~五時(!)の二回。
こちらは事前に書面にて申し込みが必要だから、迷っているヒマはないのかな。
(締め切りは9月10日(月)だから割と近い)

前半の最終日にかかる連休って、
ここら辺ってまだスクーリングあるんでしたっけ?
だとしたら、スク生の乱入もある?(何の乱入だ)

後半のほうは、30日(日)の学芸員の学内実習と重なる?
としたら土曜日に前のりしてたら土曜参加はOKですよね。

予定が合えば、まるさまが、某姫教授直伝の「直前見所レクチャー」も
口伝して下さるようなので楽しみ楽しみ♪

ちゅうことで、自主スクのつもりだったけど、
どなたかご一緒しませんか?
まる教授は平日の方がいいですか~?

丸さまとはランチミーティングの予定だったから、
午前は博物館、昼は有名どころで食事ってのもいいかなあ。

なんだか、国宝を見に行こうっていうよりも、
いいもん見て、いいもん食おうって感じにシフトしてるんだが
>ワタシの頭の中。

いやいや、博物館ってのは人々の楽しみを供するトコじゃないといかんのだからして、
こういう使い方もアリなんではないかと。

相乗り&アイディア募集中デス。




コメント (17)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする