自遊日記

定年後の備忘録

ロンドン・わがまま歩き(31) リーズ城(ワイン貯蔵庫)

2007-06-18 18:02:36 | 英国の旅
お濠の周りから城を眺めた後、城内を見学。




お城への道に架かる、小さな石橋。
ヒューマンサイズが心地良い。





お城の入り口近くの砦跡。
昔は、要塞兼水車小屋だったところだそうだ。






お城の正面。
大きくもなく、小さくもなし。 親しみを感じるお城だ。

リーズ城の名前は、857年にこのあたりの土地を所有していた
リーズ家が、木造の城を築いたことに由来しているようだ。

その後、要塞化のため石造りの城となり、イングランドの女王のうち
6人もが、このお城を住居とされたようだ。
「女王のお城」の異名があるのもうなずける。

16世紀には、ヘンリー8世の宮殿としても使われたようだ。






いきなり酒蔵に連れていかれた。
お城の見学は、正面から入るのでなく、お城の側面の酒蔵から
もぐり込むという感じである。





酒蔵から振り返って入り口を見る。
昔ここは、地下貯蔵庫兼脱出経路、として機能していたようだ。

この入り口のすぐ外側に、お濠がある。
敵に急襲された場合には、確かに格好の逃げ道になりそうだ。

しかし観光客を、昔の脱出経路から入場させる、という発想は
よく理解できない???





酒蔵から階段を上っていくと、槍が飾ってあった。
こんな雰囲気大好き。
この城がいっぺんに好きになった。





通路は、防衛上からか狭くて曲がりくねっている。
壁には、少し短か目の槍や刀が飾ってあった。






階段の踊り場には、いかめしい甲冑が飾ってあった。
17世紀初頭に、重騎兵が使用したクライス型の鎧だそうだ。





お城の窓から、お濠を見る。

歴代の女王様も、こんな景色を眺められたのだろうか・・・