自遊日記

定年後の備忘録

宇治川・先陣争い跡

2007-11-14 22:21:01 | 京都 街歩き

平等院の北側に、宇治川が流れている。

この宇治川をはさんで、1184年(寿永3年)に木曾義仲と、
義仲追討の命を受けた源義経とが激しく戦った。
義経軍の梶原影季と佐々木高綱が宇治川に馬を乗り入れ、
激しい先陣争いを繰り広げた場所だ。






先陣の碑の後方の、渡河地点を望む。
川の中央部の小さな岩に、鳥が1羽とまっている。
サギだろうか?









渡河地点の中央部に陣どって、周りを睥睨している。
獲物を探しているのだろうか?
それとも
はるか昔の、先陣争いの様子を偲んでいるのだろうか?






宇治川の上流を望む。 まだ紅葉には早そうだ。




国宝・平等院

2007-11-13 19:03:01 | 京都 街歩き
先日、宇治の平等院を訪れた。
平成16年から行われていた大修理が終了し、先月から
鳳凰堂の見学も再会された。






宇治橋を経て、平等院へ向かう。
源氏物語の作者、紫式部の像が宇治橋の南詰めにあった。

紫式部と宇治の関係は・・・と説明を読むと
「源氏物語」全五十四帖のうち最後の十帖は、宇治を舞台
として展開するようだ。
(「宇治十帖」と呼ばれるようだ)
古文で習ったような、習わなかったような・・・。







平等院入り口。
国宝で世界遺産にも指定されている、お馴染みの寺院だ。








阿字池越しに、鳳凰堂を望む。
池の東岸から西岸を望んでいる勘定だ。
私の立っている東岸は現世、池の向こうの西岸は
来世(西方・極楽浄土)を表象しているそうだ。

元は阿弥陀堂と呼ばれていたが、江戸時代あたりから
鳳凰堂と呼ばれるようになったそうだ。
名前の由来は、鳳凰が羽を広げた姿に似ている・・・
という事らしい。

10円玉には、両翼まできっちり入っているのに
私のカメラでは、両翼まで収めきれない。トホホ・・・。








中堂をアップで望む。
対岸からも、阿弥陀如来像を拝む事が出来るように
レイアウトされている。






中堂の屋根には、鳳凰の姿が見える。







この鳳凰という鳥は、想像上の鳥だそうだが、
1万円札の裏面にもデザインされているので、
見慣れた鳥の感じがする。







翼廊から中堂を望む。

中堂も見学したが、中堂内部は撮影禁止。
大修理を施したと言われる、阿弥陀如来座像、天蓋とも
古色蒼然としており、全く修理の痕跡を感じさせない。
修復技術の凄さに驚く。






帰り際にもう一度、鳳凰堂を眺めてみた。
池に映る鳳凰堂に、平安貴族は極楽浄土を見たのだろうか・・・

一夜漬け

2007-11-11 22:15:31 | その他
イギリス行きが近ずいてきた。
11月下旬から12月上旬にかけて2~3週間ロンドン滞在を予定。
ロンドン在住の娘宅に泊まるので、宿泊費はタダ。
この点は安心なのだが、心配なのは「英語」である。

海外へ出かける度に英会話の本を引っ張り出し、勉強の真似事を
やってきたが、今まで効果があった試しが無い。
今回も、効果は期待できないが、一応気休めに「英語」と格闘中。






BGMの強弱と英語のリズムが同期しており、気分よく聞ける。
まだやっと500語クリアしただけだが・・・。





おなじみの、トラベル英会話手帳。





娘が使っていた「NOVA」のテキスト。
残念乍ら、当分使い道なし。









ディズニーのCD。
いろんな物語の中で「ノートルダムの鐘」はお気に入り。
ヒアリングの訓練には、子供向けのこんなレベルが丁度よい。







古いオーディオセットに、とっかえひっかえCDをかけ
狭い書斎を英語で埋め尽くしているのだが・・・。
やはり一夜漬けでは、効果を期待するのは無理かも・・・。

近場で「フレンチ」

2007-11-03 14:21:57 | 外出
先日、近所のフレンチ・レストランで、美味しいランチにありつけた。
家内の誕生日プレゼントに、娘がくれたランチ券を利用。
タダ、と思うと旨さもひとしお。








前菜には鶏、ハム、ベーコンのテリーヌ状のものが出た。






次いで紫イモ、ジャガイモ、オリーブのスープ。
スープというより、オカズの感じ。






真鯛とホタテのポワレ。
サフランのソースが美味。
シェフに敬意を表して、ソースもすっかり平らげた。






締めは、エスプレッソ。

食欲の秋。こんなプレゼント大歓迎。
他にランチ券くれる人いないかな~~。