大極殿を出て東院庭園をめざしました。
写真は、第2次大極殿が建っていた場所から眺めた、第1次大極殿です。
因みに、710年の遷都の際に建てられたのが、第1次大極殿で
745年に都が再び平城京に戻された時に建てられたのが、
第2大極殿だそうです。
広い平城京跡を南下します。
途中ススキ越しに見た大極殿です。
平城京跡の東寄りにある、東院庭園にやってきました。
昔、儀式や宴が催された場所だそうです。
日本庭園のルーツとされる回遊式庭園が復元されています。
東院を東南から眺めた図です。
こんな場所で優雅に月見の宴などが開かれていたのでしょうか。
東院の内側から、鳳凰のある建物を望む。
今にも飛びたたんばかりの、鳳凰。
東院の前では、「天平茶」がふるまわれていました。
遣唐使が唐から持ち帰ったお茶を再現しているようです。
平城京歴史舘では、遣唐使船が展示されていました。
当時の帆は竹製(網代帆)だったようです。
4隻の船で600人を運んだという記録があるそうで、
1隻あたり約150人が乗り組んでいたようです。
遣唐使船の後部の様子です。
碇の巻き上げ機でしょうか、クレーンっぽいものがありました。
主舵は右に外して置いてありました。
はるか古(いにしえ)に思いを馳せながらの平城京跡散策でした。