自遊日記

定年後の備忘録

ガスパチョ

2005-09-24 18:27:28 | オヤジの料理
昨夜のオヤジの手料理はガスパチョ(Gazpacho)
スペインの定番スープ。
焼肉の前菜に作ってみた。

トマト、タマネギ、キューリ、ピーマンなどをミキサーにかけ
レモンの絞り汁、オリーブオイル、食塩で調味するだけ。
火を使わないので、ビタミン、ミネラル類がそのまま生きている。
料理という程の代物でないが、美味。

写真はガラスボールたっぷりのガスパチョ。
氷水で薄めてガブガブ飲んだ。
夏の疲れがふっ飛びそう。


「真田太平記」読了

2005-09-23 15:19:19 | 読書
池波正太郎 作 「真田太平記」12巻をやっと読了。
寝る前に睡眠薬替わりに読んでいた本。
読了までに時間がかかったが、十分楽しめた。

関ヶ原の合戦では真田昌幸と次男の幸村が西軍につき、
長男の信之が東軍についたが、その間の経緯は特に興味深く読めた。
どちらが勝っても真田家は残るスゴイ戦略。

関ヶ原の戦いで、数で優る西軍が、石田三成の優柔不断さや
味方の裏切りにより負けた様子も、詳しく理解出来た。
裏切った諸将が、その後家康に冷遇され
ほとんど没落していく様子も、当然とは言へ、哀れ。

真田家では、華やかに散った幸村ばかりが目立つが、
東軍につき真田家をよく守りぬいた、信之の功績も大きい。
徳川家のイジメ、謀略にもよく耐え、藩をよく守り、
93才の天寿を全っとうした。

信州は何回も訪れているので、小説に出てくる地名も
馴染みのものが多い。
又信州に行きたくなった。

京の町屋

2005-09-22 15:40:57 | 京都 街歩き
お彼岸に入った。
昨日は、菩提寺の南禅寺へ家内とお墓参りに。
帰路、目下公開中の「京の町屋」(新町通り六角下がった所の吉田家)
に立ち寄った。



写真は坪庭から表の店舗棟をのぞむ。
坪庭は、光をうまく採り入れる先人の知恵。
よしず張りのよし戸が見える。まだ夏の装い。
画面奥には、紅柄格子も見える。
風がよく通り、涼しい。
ここは、元反物問屋だった由。
元商家だけあって、坪庭中央の手水鉢は小判型をしている。




坪庭を挟んで表側に店舗棟、奥側に住居棟が配置されている。
まさに職住近接。
写真は、住居棟2階から座敷庭をのぞむ。
座敷庭の奥には、蔵がある。
商品の反物を保管したり、季節の建具を保管したりしていた由。
住居棟1階は2部屋、主人の部屋と奥さんの部屋があった。
2階は4部屋あり(主人の部屋、長男の部屋、長男以外の子供部屋
お手伝いさんの部屋)
長男は1部屋与えられたが、その他の子供は雑居していた由。




紅柄格子(内側から見たところ)
格子越しに、外の様子はよくわかる。
逆に外からは、中の様子がわかりにくい。
プライバシーが、よく保たれている。
格子だから、風もよく通る。先人の知恵。


紅柄格子(外から見たところ)
ここの格子は太い桟(親桟)1本と細い桟(子桟)2本で構成されている。
昔は商売によって子桟の数が決まっていた由。
反物屋は2本、糸屋は3本、織り屋は4本だったそう。

お墓参りを済ませ、のんびり日本家屋の原風景を見て、
心やすらぐ1日だった。



セカンドライフ

2005-09-19 10:38:58 | 外出
昨日「SKYフェスティバル」というイベントを家内とのぞいてきた。
敬老の日に因んだイベントで、シルバー世代で賑わっていた。
SKYは(すこやか、かいてき、ゆたか)の略だそう。
最初に「懐かしのコーナー」を訪れた。
我々シルバー世代には、懐かしい光景。

(写真は、昭和の香り漂うお茶の間風景)


次いでシルバー美術展を見学。
絵画、書道、写真、俳句、彫刻、手芸など・・・いろんな分野の作品が
所狭ましと展示されていた。
セカンドライフを生き生きと楽しんでいる姿が、作品にも滲み出ていた。
玄人はだしの作品も多く、改めてシルバーパワーの凄さを感じた。

(写真は精巧な船の模型)


次いで体力測定コーナーへ。
年齢を申告し、身長、体重を測定してもらった後
握力(筋力)、垂直飛び(瞬発力)、起立時間(敏捷性)バランス(平衡機能)
のテストを受けた。
バランスは「標準値」で、残り3つは「優れている」との結果が出た。
体力年齢は51才との判定。実年齢より10才以上若い体力に安心。
まだまだテニスを楽しめそう。
家内も測定したが、実年齢と体力年齢がドンピシャリ同じ。
「まるで日本の標準木みたい」  と2人で大笑い。

体力測定の後、フリーマーケットをぶらぶらして帰路についた。
昨日は、シルバー世代の力強さを再認識した1日だった。
セカンドライフの夢が、一層膨らんできた。


テンション アップ

2005-09-18 22:38:30 | テニス&ゴルフ&ラグビー
先日、テニスショップでガットを張り替えた。
テンションは、48から54へアップしてもらった。

昨年少し肘を傷めた。
テニスのやり過ぎが原因と思われる。
そこで肘への負担を和らげるため、ラケットを三層構造のものに替え、
テンションも思いっきりゆるく張ってもらった。
しかしその後ボールはよく飛ぶが、ボールコントロールが難しくなった。
ボールコントロールが悪いのは、99%自分の腕のせいだが
1%はラケットのせいかも・・・
との思いで、この度テンションをアップした。

昨日、テニス同好会Bで、この新しいラケットを使ってみた。
期待通り、感触良し。   いと嬉し。
ボールの飛びが押さえられ、コントロールし易くなった。
肘への負担がひどくならない限り、当分このテンションで行くつもり。

昨日は、女性4名と私の計5名でプレーした。
黒1点、ハーレムの様なテニスだった。
テンション、上がりっ放なしの、楽しいテニスだった。

映画「華氏911」

2005-09-17 22:37:03 | その他
スカパーで「華氏911」を見た。

監督はマイケル・ムーアで、自ら出演もしている。
カンヌ映画祭でグランプリを受賞し昨年全米でヒットした作品。

ブッシュを茶化したり、マンガチックに批判したりしているのでは?
と想像していたが、意外と真面目な作品だった。
ブッシュ政権を批判的に描いてはいるが、ドキュメンタリータッチ
なので、結構説得力があった。

尚、映画の中ではツインタワー崩壊のシーンは出てこなかった。
音声だけで表現していた。

20数年前、ツインタワーを訪れ、107階の展望台から
ニューヨークの街並みを眺めて、大いに感動した事を思い出す。
そんな思い出の詰まったツインタワーが、あっけなく崩壊するシーンを
見るのはつらい。
崩壊シーンの映像が無かったのは、私には有り難かった。

しかし、娯楽映画のつもりで見たのに、シリアスな問題を
いっぱい提起され、ちょっと疲れた。

味覚の秋

2005-09-15 18:25:10 | オヤジの料理

秋の味覚と言えば、何といっても松茸。
もう少し秋が深まっててから、日本産の松茸を優雅にいただきたい
ところであるが・・・
暇はあるが金がない我が家では、ちょっと無理。
中国産の安い松茸で、秋を味わってみた。



昨夜のオヤジの手料理は、松茸ごはん、土瓶蒸し、サンマ。
料理の師匠(家内)の指導のもと、土瓶蒸しも作ってみた。
松茸の香りは少し弱かったが、結構旨かった。
昨夜は少し暑かったが、食卓だけは、すっかり秋の風情だった。

スポーツの秋

2005-09-10 13:29:56 | テニス&ゴルフ&ラグビー
スポーツに絶好の季節になった。

先週は月曜日テニススクールへ、水曜日は旧友とゴルフ、
木曜日は同好会Aでテニス、土曜日は同好会Bでテニス。
たっぷりいい汗をかいた。
動くボールを打ったり、止まっているボールを打ったり
忙しい1週間だった。

今週は台風のため前半のテニスは中止。
8日(木曜日)は同好会でテニス。
夏の間は何回も頭から水をかぶりつつテニスをやったが、
さすがに9月に入ると、その必要もなくなった。
季節は確実に動いている。

9日(金曜日)はスクールでテニスを楽しんだ。
夏休み中休んでいた女性軍も、9月になって復帰してきた。
女性軍の厚みがグンと増し、スクールも賑やかになった。
昨日は中級グループに編入され、ボレー中心にしごかれた。
しかし、黒一点のハーレムのようなテニスだった。

スポーツの秋、実りの秋・・・
美味しいものをたっぷり食べて、
スポーツを楽しむ体力を、しっかり維持していきたいものである。

幻の「ツインタワー」

2005-09-09 14:42:01 | 外出
9.11が近づいてきた。
4年前の9月11日、同時多発テロで
ワールドトレードセンター(WTC)が壊滅した。
前代未聞の、世界を震撼させた事件だった。




20数年前、出張で米国を訪れた。
生まれて始めての海外だった。
ニューヨーク、ワシントン、シカゴ、ロスを巡ったが、
見るもの、聞くもの全てが珍しく、緊張もしたが思い出深い
出張だった。
ニューヨークではツインタワーも訪れた。
(写真は米国の繁栄のシンボル(だった)ワールドトレードセンター)




(写真は下から見上げた、 ありし日のワールドトレードセンター)
 正面からは、大きすぎてカメラに入りきらなかった。




(写真は107階・展望デッキへの 入場券)





(写真は107階からイーストリバー側を撮ったもの)
 手前の橋はブルックリン橋。
 この107階も今や幻と消えた。


20数年前、始めて米国を訪れ、アメリカの大きさ、強さ、
偉大さを痛感した。
ツインタワーはそのシンボルでもあった。
そのツインタワーがあっけなく地上から消えた。
しかし私の思い出からは、消えていないし、誰にも消せない。
私の思い出の中では、今でも2本のビルが、隆々と聳え立っている。

改めて、犠牲になられた沢山の方々のご冥福を、心からお祈りします。





蓼(タデ)食う虫

2005-09-03 12:19:30 | 花・自然
知人に貰った鉢植えの蓼が花をつけた。

子供の頃、見たことがあるような、無いような
何だか懐かしい花。
葉っぱのところどころは、虫に食われている。

「蓼食う虫も好きずき」という言葉があるくらいだから
蓼は余程まずい植物なのだろう。
そんなまずい蓼を食べる虫って一体どんな虫なのか?
1度顔を見てみたい。
苦虫を噛みつぶしたような顔をしているのかも。
残念ながら、まだ発見出来ていない。

蓼を食べる虫は、かなり変人(変虫)だが
そんな蓼を育てて観察している私も少し変人かも。

写真は蓼の花。別名、赤まんま(赤飯)
バックは萩。もうすぐ開花。こちらも楽しみ。