イギリスの古くて素敵な村です。
「貴婦人の城」の異名を持つ「リーズ城」を訪れたのは10年前です。
ロンドンから車で1時間あまりの、ケント州にある優雅なお城です。
私の₁イチオシのお城です。
先日読んだ、世界の絶景「お城&宮殿」にも大きく取り上げられていたので
嬉しくなり、再掲します。
門衛詰所のある入口あたりには、中世のいかめしい雰囲気が残っていました。
城内にも、中世の雰囲気が残っている場所が多くありました。
かってはノルマンの要塞だったが、中世には6人の女王がこの城に住んだ由。
いかめしさと優雅さが同居するお城です。
写真は女王の日中用のベッドだそうです。
もちろん就寝時につかうベッドは、天蓋付きの立派なものが別にありました。
女王の浴室。
ワイン貯蔵庫
お城の外には広大なブドウ園や農場がありました。
絵本に出てきそうなラブリーなお城でした。
10年ほど前、ロンドンの南東にあるグリニッジを訪れました。
駅のすぐ近くに、威風堂々たる「旧英国海軍大学」の建物がありました。
海軍大学の脇を少し南下すると広々としたグリニッジ・パークに出ます。
丘の上に見えるのは、「グリニッジ天文台」です。
こちらはグリニッジ 天文台にある、グリニッジ子午線です。
このラインが世界の中心、経度ゼロ地点です。
大航海時代を経てイギリスが世界の中心にのしあがっていった時代を感じます。
建物の中には、ちゃんと基準子午線を示す、
PRIME MERIDIAN OF THE WORLD の文字がありました。
かっては世界の半分近くを統治し、世界の中心にいた大英帝国。
しかし時代は移り、英国の立位置も激変しました。
先般の国民投票では、国民はEUからの離脱を選びました。
これからどんな道を歩むのでしょうか?
しばらく目を離せない英国です。
先日、テレビで「ハリーポッターと賢者の石」を観ました。
何度も観ている映画ですが、何度観ても飽きない映画です。
キングス・クロス駅から魔法学校に向け旅立つシーンを久し振りに観ました。
9番線と10番線の間にある、特別のフォームからホグワーツ特急は出ます・・・
これは、あくまでも小説の中の世界ですが
キングス・クロス駅には、ちゃんと9と3/4プラットフォームがあります。
さすがイギリスです。ユーモアがありますね。
映画ではこの壁を突き抜けて、魔法学校へ旅立って行きます。
ために、キャリアーが壁にめり込んだ雰囲気に作られています。
6年前の11月末、私と家内はキングス・クロス発のこの列車に乗り
魔法学校ならぬハットフィールド宮殿に向かいました。
残念乍ら、(冬季ということで)宮殿は閉鎖されていました。
仕方なく、観光客も誰もいない、広くてもの寂しい感じの庭園を
家内とさまよった事を思い出します。
魔法使いや妖精が出てきても、すこしも不思議でない世界でした。
昨夜、BSプレミアムでロンドンの街角が紹介されていました。
「地球街歩き」という番組で、私のお気に入り番組です。
昨夜のコースは、ウエストミンスター寺院界隈からグリニッジ天文台
にかけての街歩きでした。
懐かしさいっぱいで、最後まで見入ってしまいました。
私も古い写真を並べて、同じコースを歩いてみることにしました。
ウエストミンスター寺院からテームズ川に沿う散策路。
気持ちの良い散策路です。
川沿いのスフインクスは、番組でも紹介されていました。
こちらは、グリニッジ天文台へ向かう道。
番組でもこの道から天文台へ向かっていました。
旧英国海軍大学の建物が威容を誇っています。
正面奥の方の丘に、小さく天文台の姿が見えています。
この丘の上に天文台があります。
小さなお城のような建物です。
王立天文台入り口。
昨夜の番組では、写真の赤い玉が上下すると紹介していました。
定時になると、上がったり降りたりするようですが、何の為かは
よくわかりません。
右のラインは基準子午線です。
ここを起点に、東経何度西経何度とカウントされる訳です。
英国が世界の中心だった時代を彷彿とさせます。
天文台の建物にはPRIME MERIDIAN (基準子午線)の文字が。
グリニッジを訪れたのは5年前の晩秋です。
TV番組のお陰で、しばし5年前の思い出に浸れました。
BSに感謝です。
「チューブ」の愛称で親しまれているロンドンの地下鉄。
1863年の1月10日に開通。
今年は、開通して150年目の年とTVで報じていました。
数年前ロンドンを訪れた際は、このノーザンラインにたっぷりお世話になりました。
ロンドンの地下鉄、今でこそ超便利で快適な乗り物ですが、
開通当初は蒸気機関車が牽引していたそうで
トンネル内は煙で大変だったようです。
ベーカー・ストリート駅のホームには、シャーロック・ホームズのシルエットが
描かれています。
ベーカー街を拠点に活躍した名探偵ホームズを彷彿とさせます。
因みに、ホームズが活躍した時代というと、随分大昔で、
交通手段は、馬車しか無かったのでは、と思いがちですが
小説の中に地下鉄も登場します。
ロンドンの地下鉄が、如何に古いかという事でしょうか。
翻って日本の150年前と言うと・・・
日本では、尊王攘夷だ倒幕だと大騒ぎしていた時代ですね。
そんな時代に、ロンドンでは既に地下鉄が走っていたとは・・・
イギリス恐るべし。
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<ケンジントン宮殿 | |||||
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<湖に浮かぶ、リーズ城 | |||||
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<半地下のワイン倉庫 | |||||
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<静かな佇まいのブロードウエイ村 | |||||
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<コッツウオルズ Bibury村のニジマスの養殖池 | |||||
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