自遊日記

定年後の備忘録

孫娘のママゴト

2012-03-31 12:26:54 | 花・自然

ロンドン在住の娘家族が、目下帰省中です。

 

5歳の孫娘は、庭の草花を摘んでママゴト遊びにご執心です。

モチの木の赤い実が特にお気に入りのようです。

例年ヒヨドリに食べつくされて、今頃は実が無くなっているのですが

今年はヒヨドリの飛来がなく、まだ沢山実をつけています。

ヒヨドリに食べられるのも、孫に採られるのも同じ事なので

赤い実は、いくら採ってもよい事にしています。

 

 

 

ムスカリが顔を出し始めました。

これも孫のターゲットになりました。

「ブラックベリーのようだ」と言って摘んできました。

これは若い花芽なので、みだりに採らないよう行政指導しました。

 

 

 

 

クリスマスローズやすずらん水仙も咲きはじめましたが

これらはまだ被害にあっていません。

・・・が、いずれターゲットになるでしょう。

天真爛漫、天衣無縫の孫娘に翻弄される今日このごろです。

 

 


「ロシアの歴史」読了

2012-03-27 16:29:24 | 読書

 このほど、栗生沢猛夫著「ロシアの歴史」を読了しました。

 

ロシアと言うと、ソビェト連邦とか共産主義国家を連想しがちですが、

ロシアの長い歴史の中では、このような体制であった時期はそれほど長くなく

その前に、長い長い王朝の歴史があった事を再認識しました。

ロシアの西欧化に尽力し、サンクト・ペテルブルグを建設した

ピヨートル1世の物語や

ロマノフ朝滅亡のプロセスなど、興味深く読めました。

 


20年前の「スコットランド」

2012-03-24 16:52:55 | スペイン・蘭・独・仏の旅

20年ほど前、仕事でスコットランドのグラスゴーを訪れました。

写真はグラスゴー市役所です。 注目いただきたいのは国旗です。

ユニオンジャックでなく、

スコットランドの国旗(青地に白い斜め十字の聖アンデレ十字)が

翩翻とはためいていました。

同じ英国の中とはいえ、「イングランド」に対する対抗心が垣間見えました。

 

 

 

 

 グラスゴー大学のキャンパスです。 

 

 

 

 グラスゴーの東方にエジンバラがあります。

写真は、エジンバラのホリルードハウス宮殿です。

 

 

 

エリザベス女王が、スコットランドを訪問される際は、

ここが、公式の宮殿として使用されるようです。

 

 

 

 

 グラスゴーのホテル前のタクシー。

何度か乗りましたが、室内が広く乗り心地満点でした。

 

 

 

グラスゴーで4泊しました。

 ホテルの部屋には、常に紅茶とクッキーが準備されていました。

甘さ押さえめで、ちょっと固めのクッキーが絶品でした。

 

スコットランドでは、イギリス全土で流通しているポンド紙幣とは違う

独自の紙幣も発行していました。

現地を訪れてみて、はじめて知ることが沢山ありました。

質実剛健で、ちょっと粗けずりな感じのスコットランドのファンになりました。

 

 


会津藩ゆかりの「金戒光明寺」

2012-03-22 19:09:05 | 京都 街歩き

お彼岸ということで、

両親の眠る南禅寺へお墓参りにでかけました。

お墓参りを済ませ、近隣を散策。

南禅寺界隈には、風雅な別荘や邸宅が多くあります。

 

 

 

南禅寺から少し北へ行ったところには、浄土宗大本山「金戒光明寺」があります。

法然上人が、はじめて草庵を営まれた所だそうで、

境内には、立派な黒松がありました。

 

この松は、熊谷直実が出家する前に、鎧を架けた松だそうです。

 

 

 

御影堂から眺めた、鎧掛けの松。

 

 

 

 

鎧架けの松越しに、紅梅が見えます。

  

 

 

 極楽橋付近には、白梅もありました。

 

 

 

 

ここ「金戒光明寺」は、寺域が広くしかも高台にあります。

天然の要塞で、尚且つ御所や二条城へもすぐ駆けつけることが出来ます。

幕末には、京都守護職 会津藩1000名の 駐屯地になりました。

 

 会津藩殉難者墓地への参道沿いにも、見事な白梅が咲いていました。

筋を通した 会津藩の気迫、いさぎよさが漂っているように感じました。


「つるべ心中の怪」読了

2012-03-20 12:25:01 | 読書

このほど、中津文彦著「つるべ心中の怪」を読了しました。

「群書類従」を編纂した、盲目の大学者、塙保己一が

江戸市井の難事件を解決していく物語です。

 

事件解決のプロセスも面白いのですが

「群書類従」編纂の苦労話もたっぷり語ってくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


20年前の「新凱旋門」

2012-03-16 17:46:51 | スペイン・蘭・独・仏の旅

パリの西部に新都心ラ・デファンスがあります。

ラ・デファンスのシンボルがこのグラン・アルシュ(新凱旋門)です。

それほど大きく見えませんが、一辺が105mもある巨大なアーチです。 

 

 

 

 

アーチの 両サイドはオフィスになっています。

1989年、ここで第15回先進国首脳会議(サミット)が開催されました。

 

因みに・・・

このアルシュ・サミットでは環境問題が主要テーマになり、

日本は巨額の資金提供を申し出ています。

当時は日本も絶好調でしたね。

 

 

 

 

 

近づくと巨大さがよくわかります。

40階建ての巨大なビルです。

 

 

 

 

中央には観光客様のシースルーのエレベーターがありました。

しかし、このあたりはあくまでもビジネス街なので

観光客はそれほど見かけませんでした。

 

 

 

 この新凱旋門から東の方を眺めると、エトワール凱旋門が見えます。

(写真の中央部ですが、ちょっとぼやけています)

 

エトワール凱旋門を、更に東に行くとルーブル美術舘があります。

つまり、新旧の凱旋門とルーブル美術舘は同一の軸線上に設計されています。

さすがフランス・・・やる事がオシャレですね。

 

 

 

 お馴染みのエトワール凱旋門です。

 

 

 

 

旧市街と新市街・・・

いろんな顔を持つパリでした。 

 

 

 

 

 

 


20年前の「モンマルトルの丘」

2012-03-15 18:28:48 | スペイン・蘭・独・仏の旅

モンマルトルの丘には「サクレ・クール寺院」が聳えたっています。

パリで一番小高い丘です。

 

 

 

       モンマルトルの丘は、似顔絵描きや自分の作品を売る画家たちでいっぱい。

           ピカソやモディリアーニも、ここに住んでいたことがあるそうです。

 

 

 

 

                  瀟洒ななレストランがありました。

                     フランスを感じます。

 

 

 

                ユトリロの絵に出てきそうな光景ですね。

               ユトリロは、ここモンマルトルの生まれで、

            教会や小路などの 身近な風景を好んで題材にしています。

             因みに、ユトリロ母親は、ルノワールやロートレックの

           モデルになるほどの美人だったそうで、画家でもあったようです。

 

 

 

 

           モンマルトルの丘で買ったお土産です。 20年ほど前のことです。

           ちょっと肌寒い日にサクレ・クール寺院の前の階段を登ったのを、

                まるで昨日のことのように思いだします。