この程、新潮文庫の「ハプスブルク一千年」、講談社発行の
「ハプスブルク家」の2冊を読了。
ハプスブルク家は、13世紀から20世紀にかけて、ヨーロッパの政局にも
文化の発展にも深くかかわり続けてきている。
その影響範囲は、オーストリアだけでなく、ヨーロッパ全域に及んでいる。
女帝マリア・テレジアの生涯の部分は、特に印象に残った。
役立たずの老臣をやめさせ、家柄や身分にこだわらず、能力のある若者を
積極的に登用し、オーストリアを近代国家に仕上げていった経緯は
読んでいてスカッとする。
医療制度や教育制度の改革も、大胆に断行している。
彼女は16人の子供を生んでいる。
たくさんの子供の中で最も気に駆けていたのは、末娘のマリー・アントワネット。
偉大な女帝が、フランス王妃となった娘を、母親として何かと案じている部分は
胸を打つ。
洋の東西を問わず、又地位や立場に関係なく、親が子を思う気持ちは
同じという事か・・・
因みに
マリー・アントワネットが非業の死を遂げた時、女帝は既にこの世の人では
なかった。
娘の不幸な死を知らずに他界しているのは、せめてもの救い。
それは兎も角、マリア・テレジアの様な、実行力ある豪腕政治家が
日本に現れて、税金のムダ遣いなんかを一掃してくれたら
スカッとするんだけど・・・
はるか昔、まだ現役時代に、こんな話を聞いた事がある。
① 5-5=0
② 5÷5=1
③ 5+5=10
④ 5×5=25
最初の5は、周りの人。
後ろの5は、自分自身を表わしている。
① 周りの人に対して、マイナスの心で接していると成果はゼロ。
② 周りの人に対して、割り切った気持ちでいると成果は1。
③ 周りの人に対して、プラスの気持ちで手を差しのべると10の成果。
④ 周りの人に対して、愛を持って接すると25の成果が得られる。
当時急成長していた会社の経営者の談話である。
なかなか含蓄のある話で、今だに印象に残っている。
定年後、テニス仲間やボランティア仲間が出来た。
私としては、自分の殻に閉じこもらず、出来るだけ胸襟を開いて
この方々と接しているつもりだ。
しかし、新しく増えた仲間は、どちらかと言えば女性が多い。
あまり愛を注ぎすぎては、マズイかも。
④のパターンで行くべきか、③のパターンで行くべきか?
ちょっと悩ましいところ・・・
① 5-5=0
② 5÷5=1
③ 5+5=10
④ 5×5=25
最初の5は、周りの人。
後ろの5は、自分自身を表わしている。
① 周りの人に対して、マイナスの心で接していると成果はゼロ。
② 周りの人に対して、割り切った気持ちでいると成果は1。
③ 周りの人に対して、プラスの気持ちで手を差しのべると10の成果。
④ 周りの人に対して、愛を持って接すると25の成果が得られる。
当時急成長していた会社の経営者の談話である。
なかなか含蓄のある話で、今だに印象に残っている。
定年後、テニス仲間やボランティア仲間が出来た。
私としては、自分の殻に閉じこもらず、出来るだけ胸襟を開いて
この方々と接しているつもりだ。
しかし、新しく増えた仲間は、どちらかと言えば女性が多い。
あまり愛を注ぎすぎては、マズイかも。
④のパターンで行くべきか、③のパターンで行くべきか?
ちょっと悩ましいところ・・・
快晴。お彼岸も明け急に暖かくなった。
今日は絶好のテニス日和り。
朝からスクールへ出掛けた。
先週は、同好会のテニスが雨で中止となった。
なので、今日は1週間振りのテニス。
この間、あまり身体を動かしていなかったので、動き鈍し。
1対2でやる、ラリーでは、息があがった。
雨で、ジョギングもサボっていたのがまずかったようだ。
レッスン後スクール生の一人と雑談。
この方、来週からオーストリアへ旅行される由。
今まで知らなかったが、この方実はトロンボーン奏者。
ウイーンフィルにも知人がいる由。
ウイーンだけを1週間あまりかけて、楽聖の住居跡や墓地を巡るそうだ。
手造りのリッチな旅行・・・羨ましい。
音楽には、素養も関心も無い私であるが、目下ハプスブルク家に関する本
を読んでおり、オーストリアについては、多いに関心あり。
土産話が楽しみ。
スクールへ来ると、テニス以外でもいろいろ教わる事が多い。
今日も2時間走りまわって、身も心もほぐれた。
今日は絶好のテニス日和り。
朝からスクールへ出掛けた。
先週は、同好会のテニスが雨で中止となった。
なので、今日は1週間振りのテニス。
この間、あまり身体を動かしていなかったので、動き鈍し。
1対2でやる、ラリーでは、息があがった。
雨で、ジョギングもサボっていたのがまずかったようだ。
レッスン後スクール生の一人と雑談。
この方、来週からオーストリアへ旅行される由。
今まで知らなかったが、この方実はトロンボーン奏者。
ウイーンフィルにも知人がいる由。
ウイーンだけを1週間あまりかけて、楽聖の住居跡や墓地を巡るそうだ。
手造りのリッチな旅行・・・羨ましい。
音楽には、素養も関心も無い私であるが、目下ハプスブルク家に関する本
を読んでおり、オーストリアについては、多いに関心あり。
土産話が楽しみ。
スクールへ来ると、テニス以外でもいろいろ教わる事が多い。
今日も2時間走りまわって、身も心もほぐれた。
好天に誘われ、近くの椿園に出掛けた。
お茶室の待合いの近くに、水琴窟がしつらえてある。
つくばいから流れる水滴が、地中に埋め込まれた甕に落ちる。
この水滴音を楽しむ仕掛けが、水琴窟。
最近は、あちこちで見かけるようになった。
竹筒に耳をあてると、何とも言えない癒しの音色が聞こえてくる。
まわりが静かな時は、竹筒から耳を離しても充分音色を楽しめる。
定年後、テニスに料理に旅行・・・と好きな事ばかりしており
既に充分癒されているかも・・・と思いつつ
更に癒されるため、竹筒に耳をあてた。
厳密に言うと、一滴一滴音色が異なるそうであるが、
私にはそこまで聞き分けられなかった。
まだまだ修行が足らないようだ。
10年前、あこがれのウフィツィ美術館を見学した。
外観は平凡な感じの建物。
コジモ一世の指示で、ヴァザーリが設計施工した建物。
もともと行政・司法などを司る役所として使われていたもので、
地味な感じであるのも、うなずける。
しかし、内部に展示してある美術品は超怒級のものばかり。
世界屈指の美術館。
超人気スポットなので、朝8時から行列して入館。
(写真、手前ウフィツィ美術館。奥はヴェッキオ宮殿)
事前に美術書などを読み、それなりに下調べして臨んだつもりだが、
本物を前にすると、ただただ圧倒されたのを思い出す。
ルネッサンス期を中心に、お馴染みの作品が目白押し。
一番感動したのは、ボッティチェリの「ビーナスの誕生」と「春」
図像解釈学のいろんな解釈を思い出した。
ひと通り見た後、あまりの素晴らしさにもう一度スタート地点に戻った。
そしてじっくり2度目の鑑賞を楽しんだ。
(写真は、貝殻で装飾された特別室の天井)
今日はお彼岸の中日。
南禅寺へお墓参りに。家内は風邪気味で、今日は私ひとりでお墓参り。
お参りを済ませた後、一人身の気楽さで三条までぶらぶら歩いた。
写真は南禅寺門前にある、瓢亭。朝粥(5500円)で有名。
昼食は2万円を軽く超える。
敷居が高く、いつも玄関から眺めるのみ。
瓢亭の隣の無隣庵を見学。
明治の元老・山県有朋が京都に造営した別荘。
東山を借景にした、池泉回遊式の庭園は心やすらぐ。
庭の隅に、雰囲気のある洋館がある。
明治36年4月21日総理大臣・桂太郎、外務大臣・小村寿太郎、
政友会総裁・伊藤博文、元老・山県有朋の4名がこの洋館で
日露開戦前の外交方針を話あった由。
鴨川添いの柳の芽も膨らんできた。
後方の建物は、先斗町歌舞練場。
鴨川をどりも、もうすぐ。
お彼岸過ぎれば、春も本番。
好天に恵まれ、朝からスクールへ。
気温は少し低い目だったが、テニスには格好の日和りだった。
春は引越しの季節。卒業や別れの季節でもある。
冒頭、コーチから「Yさんが来月引越しされる、今日はYさんにとっては
最後のレッスンとなります」
との紹介があった。
Yさんは、30代後半ぐらい、元気いっぱいのムードメーカー。
初級者クラスで、一緒にレッスンに励んできた仲間である。
レッスンを終え、いつもの通り生徒同志でゲームをやる時間となった。
Yさんのペアは、不肖私が勤めることになった。
彼女にとっては、ここのスクールでの最後のゲーム。
出来る事なら勝利でフィニッシュを飾って欲しい。
気合を入れてゲームに臨んだ。
ゲームがはじまった。
今日の彼女は、珍しくファインプレーを連発した。
相手チームから「すごい!引越しパワー!」の声が飛ぶ。
私の方は、ただがむしゃらに走り回っただけだが、何とか勝てた。
ほっとした。
彼女は笑顔でコートを去っていった。
「会者定離」の世の中とは言え、来月からちょっと淋しくなる・・・
気温は少し低い目だったが、テニスには格好の日和りだった。
春は引越しの季節。卒業や別れの季節でもある。
冒頭、コーチから「Yさんが来月引越しされる、今日はYさんにとっては
最後のレッスンとなります」
との紹介があった。
Yさんは、30代後半ぐらい、元気いっぱいのムードメーカー。
初級者クラスで、一緒にレッスンに励んできた仲間である。
レッスンを終え、いつもの通り生徒同志でゲームをやる時間となった。
Yさんのペアは、不肖私が勤めることになった。
彼女にとっては、ここのスクールでの最後のゲーム。
出来る事なら勝利でフィニッシュを飾って欲しい。
気合を入れてゲームに臨んだ。
ゲームがはじまった。
今日の彼女は、珍しくファインプレーを連発した。
相手チームから「すごい!引越しパワー!」の声が飛ぶ。
私の方は、ただがむしゃらに走り回っただけだが、何とか勝てた。
ほっとした。
彼女は笑顔でコートを去っていった。
「会者定離」の世の中とは言え、来月からちょっと淋しくなる・・・