ドーバーから、バスは一路ロンドンを目指す。
途中、田舎のパブで、アフタヌーンティーをいただく予定だ。
田舎の細い道をバスは走る。
道の両側には、なだらかな牧草地帯が広がっている。
やがて、田舎のパブが見えてきた。
JACKDAW (小型のカラス)という看板が出ている。
因みにイギリスには、小型のカラスが多いようだ。
このパブでアフタヌーンティをいただく。
スコーン、ティーサンドイッチ、ジャム類、クロテッド・クリームと
たっぷりの紅茶。 おやつにしては、ボリュームたっぷりだった。
アフタヌーンティは、イギリスのベッドフォード公爵夫人がビクトリア時代に
発案したと言われている。
伝統的な「アフタヌーンティ」は食器、食材、作法等にも
いろいろ凝り、加えて品のいい会話を楽しむ・・・ものだそうだ。
日本の「茶道」にも相通じるものがあるようだ。
我々がこの田舎のパブでいただいた、「アフタヌーンティ」は
超・カジュアル、超・簡略版のようだ。
しかし、「アフタヌーンティ」の雰囲気だけは、充分味わえた。
許可を得てカウンター部分を撮らせてもらった。
昼下がりのパブは暇そうだった。
午後の紅茶をいただいた後、パブの周りを散歩。
パブの向かいには、農家らしき建物があった。
こんな田舎で、パブをやっていけるのが不思議。
パブのすぐ横は放牧地。
木陰では、羊がのんびりお昼寝中・・・。
のどかな片田舎の昼下がり。