自遊日記

定年後の備忘録

豆台風の移動

2008-12-28 18:50:56 | その他

ロンドンから一時帰国していた娘と2人の孫が、先日(23日)
娘婿の実家のある川崎へ移動しました。

我が家での滞在は2週間あまりでしたが、この間はテンヤワンヤの
大騒ぎでした。

娘は絶好のチャンスとばかり、友人との会食をしたり、カットに行ったり
、写真スタジオで写真を撮ったりと大忙し。

パソコン、デジカメを物色したり、ロンドンの友人宛のお土産を
調達したり・・・と買い物行脚にも大忙し。

ロンドンにはファミレスが無いので、ファミレスに行きたい、ラーメン
が食べたい、回転寿司にも行きたい、カニちりも食べたい・・・
と食べ物のリクエストも結構多く出ましたが何とかクリアしました。

他に2人の孫は、インフルエンザの予防接種をしたり、歯科検診に
行ったり病院通いもこなしました。

そんなこんなで連日、私は車での送迎に忙殺され、家内は孫の子守に
忙殺されましたが、近くに住む長女の孫も連日遊びに来てくれて、
お相手をしてくれ助かりました。

アッという間の2週間でしたが、豆台風が関東へ移動し、ホッとした
気持ちと、淋しい気持ちが交錯する今日この頃です。

TVでは朝からディズニー・チャンネルが流れ、メグ(愛犬)が
むだ吼えすると、まだ2歳ちょっとの孫娘が「Be Quiet!」と
生意気に叱責していた、ついこの間の事が懐かしく思い出されます。

娘家族は30日に成田から又ロンドンに戻る予定です。

    (写真は見送りに行った京都駅のツリー)

ドイツ・クリスマスマーケット大阪

2008-12-24 16:44:32 | 外出
先日、昔の仲間とミナミで忘年会をやりました。

少し早い目に家を出て、キタで開催されているクリスマス・マーケットを
覗いてから忘年会に参加しました。







梅田の少し北にあるウエスティン・ホテル横の広場で開催していました。
覗いたのは、4時ごろという中途半端な時間だったので、客もまばら、
閑散としていました。






年代物のメリーゴーランドがありました。
100年以上の歴史を持つ、世界に4台しかない、木製のメリーゴーランド
だそうです。








      サンタクロースの姿もありました。








昨年の12月の初旬は、ロンドンでクリスマス・マーケットをハシゴ
していました。
昨年の事などを懐かしく思い出しつつ、マーケットをひと周りして、
忘年会の会場へ行きました。

久し振りの大阪をキタとミナミで楽しみました。

「MEDIEVAL ENGLAND」読了

2008-12-21 15:37:33 | 読書

このほど「MEDIEVAL ENGLAND」を読み終えました。
昨年訪英時に買った、わずか30ページほどの小冊子ですが、
英語力が無いので、読了までには長編小説並みの時間がかかりました。










王様や騎士のお城での生活、狩猟の様子、農民の耕作の様子、
聖職者の生活等・・・中世における英国各層の生活が、詳しく
画かれていました。興味深い記事が満載です。

気が向いた時に、辞書を片手に少しずつ読みすすめました。
英語は苦手ですが、強制されてやる英文和訳と違って、好きなテーマを、
のんびり読み解いていく作業は、結構楽しいものでした。

辞書のページをめくり乍ら、中世のイギリスにのめり込んでいく・・・。
異界への旅、異空間への旅・・・。読書の醍醐味でした。

写真は、王族の祝宴風景。
中世では皿を使わず、質の悪いパンをプレート替わりに使用していた
時期があったようです。



日本画の名品展

2008-12-20 14:32:25 | その他

先般、松花堂美術舘で「日本画・珠玉の名品展」を鑑賞しました。
日頃は京都美術舘や京セラ美術舘に展示されている作品のようでした。

小規模な作品展ですが、竹内栖鳳、堂本印象、徳岡神泉等、京都画壇の
大家の作品が目白押し、見応えがありました。

併せて、美術評論家・太田垣 實氏の「日本画鑑賞の醍醐味」と題する
講演も聞きました。

日本画の近代化は、横山大観を中心とする東京画壇と、竹内栖鳳を中心とする
京都画壇によって推しすすめられた由。
日本画にうとい私にとっては、新鮮な内容でした。

ところで、美術評論家って日頃どれぐらいの数の絵を見ているのでしょうか?

太田垣氏の場合は、年に800~1000ヶ所の展覧会を見るそうです。
ジャンルも日本画、洋画、現代美術から伝統工芸・・・といろいろ。
新人の作品展も見逃せないとの事、仕事とは言え、大変なようです。

これだけ沢山の作品に接していると、頭が混乱してくる事があるそうです。
そんな時、太田垣氏は古い作品、本物を見て心を落ち着けるそうです。
美術論より、余談が印象に残った講演でした。

写真は、菊池契月が昭和9年に画いた「散策」(パンフレットより)

クリスマス・イルミネーション

2008-12-18 17:40:13 | 外出
城陽総合運動公園のイルミネーションが綺麗、という情報を得、
先日、孫を連れて出かけました。

5時に点灯、という家内の情報を信じ、5時過ぎに公園に着き
ましたが、公園は真っ暗。
沢山屋台も出ているのに、肝心の公園が真っ暗です。

「一体会場はどこですか」と、スタッフの人に尋ねたところ、
「今あなたの立っている、ここが会場で、点灯は5時30分ですよ」との答え。
「もうすぐ点灯の瞬間が見られますよ」とつけ加えてくれました。

家内の早トチリで、早く着いたお陰で点灯の瞬間を見る事が出来ました。
広大な運動公園が一挙に光の海に包まれる、瞬間は圧巻でした。












     写真ではうまく撮れませんでしたが、子供向けの
     ポニョやモスラのイルミネーションもありました。
          孫たちは大喜びです。







   運動公園内の池の周りにも、イルミネーションがありました。
       池に映る姿もオツなものでした。

   光のページェントを楽しんだ後は、屋台でポテトチップスや
   ソーセージを食べました。
   孫たちはこちらの方が気に入ったようです。

ロンドンから・孫達が帰国

2008-12-15 19:00:34 | その他
先週の日曜日に、ロンドン在住の娘家族が帰国しました。
孫2人を連れての一時帰国です。

我が家は豆台風の襲来で、目下大忙しの毎日です。






7日の日曜日、家内と関空まで迎えに行きました。
昨年の丁度今頃、娘家族と一緒にロンドンから帰国した事が思い出されます。
12時間の長いフライトに、家内も私もヘトヘトになりました。

さてさて、疲れきって出てくるのでは?と心配しながら待っていたところ
娘も孫も意外と元気な様子で到着ゲートから出てきました。






昼食は日航ホテルで。

今年の正月は、この日航ホテルに泊まり、ロンドンへ向かう
娘家族を見送りました。

写真は2階ロビーのクリスマス・ツリー








よく見るとツリーの上部には飛行機が・・・
さすがJALのツリーです。

飛行機と言えば、来年春からはJALの関空⇔ロンドン直行便が無くなるようです。
昨年は関空からの直行便で2度渡英しましたが、これが無くなると大迷惑です。
JALさん、何とかなりませんかね。
成田まで飛んで、それから12時間のフライト・・・。ちょっと無理ですね。









ホテルと関空を結ぶ通路にはJUNPUP KANKUの垂れ幕が。
減便で元気を失いつつある関空を象徴しています。
JALと関空のJUNPUPを心から祈っています。

それはさておき、豆台風は20日過ぎには娘婿の実家に移動しますが
今しばらく、楽しくハードな日々が続きそうです。


「我が家」の紅葉

2008-12-06 13:32:41 | 花・自然
   我が家の狭い庭も、晩秋から初冬へと様子を変えつつあります。







    数年前、信州を旅行した時に購めた白樺が育ってきました。
      先輩のハナミズキより、背が高くなりました。


  




  夏の間、きれいな緑の葉っぱだった、アオイタヤも紅葉してきました。







          柚子もかなり色づいてきました。
         柚子ジャムや鍋料理に目下大活躍です。

        右のモジャモジャはアスパラガスの葉です。
          地下茎に栄養を補給中です。





       モチの木にも、赤い実が目立ってきました。


「奈良公園」の紅葉(その②)

2008-12-04 16:00:09 | 外出

            黄葉の奥に鷺池が見えて来ました。








         鷺池には、浮御堂がせり出しています。
     浮御堂から眺める、黄葉や紅葉もなかなかのものです。







              黄葉と紅葉の競演。







         こちらは、梅林に囲まれて建つ丸窓亭。
        春日大社の経庫を改造した建物だそうです。







          春日大社の参道にあるイチョウ。







            春日大社本殿周りの紅葉。








              回廊の屋根にもモミジが。





         小さな祠の周りも、イチョウの葉がいっぱい。







                本殿横の紅葉。







         飛火野では、スケッチをしている人がいました。






            飛火野から見た、若草山。
              山焼きももうすぐ。







         鹿を見ながら、奈良公園を後にしました。

奥山に もみじ踏み分け鳴く鹿の 声きく時ぞ 秋はかなしき (古今集)

「奈良公園」の紅葉(その①)

2008-12-02 22:06:56 | 外出
先日、奈良公園を歩きました。

奈良公園には、何度も訪れていますが、晩秋の奈良公園は
又格別の風情でした。









近鉄奈良駅から東へ少し歩くと興福寺の五重の塔(国宝)が見えてきました。
高さ(50.8m)は、京都・東寺の塔よりは低いが日本で2番目だそうです。

興福寺は藤原鎌足とその子息・藤原不比等ゆかりの寺院で
世界遺産にも登録されている寺院です。

藤原氏の関連からか、境内のあちこちで「フジ」を見かけました。




 


五重の塔の西に、興福寺の南円堂があります。
写真左手には「橘」が、右手には「フジ」が植えられています。

「橘」と「桜」の組み合わせはよく見かけすが、ここでは
「橘」と「フジ」という異色の組み合わせになっています。






 

「橘」には、キンカンほどの実がなっていました。








          こちらはカリンでしょうか。
まるでテニスボールが飛び交っているようですが、ボールではありません。








奈良公園を少し東に行ったところに、可愛い料亭が何軒か並んでいます。








              紅葉に包まれる小さな庵。









              黄葉と小さなお座敷。








      土塀越しに見るカエデも、古都・奈良ならではの風情です。









奈良公園と言えば、やはり鹿をはずせませんね。

穏やかな秋の陽射しの中、鹿クンものんびりくつろいでいました。